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シンアド就活事務局の松尾です。内定者インタビュー第12弾の今回は、大手広告代理店内定者の高橋香輝さん(千葉大学大学院)にインタビュー。
大学ではデザイン学科に通い、モノづくりに励んでいたという高橋さん。その経験が就職活動にどう活きたかを伺いました。
手を動かしてモノを作る
松尾 学生時代はどんなことをやっていたか教えてください。
髙橋さん 手を動かしてモノを作ることが多かったです。2年生の時には、掃除機を1人1台作るという授業があったり、企業から案件を頂いて商品にできそうなものを制作したりしていました。例えばその企業がオリンピックで何をするべきかというテーマで新しいサービスを提案したり、果物を海外に輸送する為に傷まず・高く売れるパッケージを開発したりと内容は様々でした。期限も2週間~半年など様々で、忙しい時は3つの案件を同時進行したりもしていました。1年間で3~6つの案件をクリアするというイメージです。
松尾 それは中々できない経験ですね。そもそもどうしてデザインコースに入ろうと思ったのですか。
髙橋さん 家具を作る人の本を読んだことがきっかけで建築関係に興味をもっていて、建築関係の大学を見に行ったのですが、驚くほど自分には合っていませんでした。その時たまたま隣でロボットを制作していた人がいて、面白そうだなと思いました。その人たちがデザインコースだったんです。
自分の選択で仕事をしていきたい
松尾 就職活動について、詳しく教えていただきたいのですが、何から始めましたか。
髙橋さん 6月にサマーインターンに申込んだのが始まりでした。まだ業界はあまり定めてはいませんでしたが、なんとなく広告業界に興味がありました。とはいえ、サマーインターンは幅広く興味をもって30社ほどエントリーして、その内8社のインターンに参加しました。最初の方はESで落ちた企業がたくさんあって、危機感を覚えました。でもそこからインターンの楽しさに気付いて、秋からは学校よりも優先で参加していました。
松尾 長期のインターンにも参加していたのですか。
髙橋さん 広告代理店の1か月のインターンに参加して、フルタイムで働いていました。この頃はまだ、気持ちの中で広告業界に惹かれていただけで、ESを書くとなると言葉が見つからない、ただの憧れという状態でした。
松尾 広告業界の選考も最終的には受けたんですよね?
髙橋さん 総合広告代理店2社とIT系1社、あとは人材系の会社の全部で4社を受けました。長期のインターンの経験から広告代理店に強い魅力を感じていたからです。残りの2社に関してはインターンに参加して、事業会社も面白いなと思い、選考の案内が来たので受けました。
松尾 本格的に広告業界を志望し始めたきかっけなどは何かありましたか?
髙橋さん 大学では、物を作るプロダクトデザインがメインで、お題に対して物で提案しなければなりませんでした。でも大学院に進むとお題が対企業になって、徐々に「物でなくてもいいのでは?なんで必ず物なのか」と違和感を感じはじめ、1から10まで物づくりがあったとしたら、10ぐらいのことをしたかったという点と、さらにハイレベルなことを学びたいと思い始め、広告業界にたどり着きました。
松尾 最終的な入社の決め手は何ですか。
髙橋さん 選考フローが社員の方と1対1でたくさん話し合うというスタイルで、密に話していく中で「デザイン×ビジネスの仕事をしたらいいのでは」と提案してくれました。実際まさにその様な仕事がしたかったので、非常に嬉しかったというのが決め手です。
松尾 社員の方に理解してもらえると嬉しいですよね。髙橋さんの「夢」は何かありますか?
髙橋さん 仕事の面でいえば、大きい会社なので、人脈を広げたいと考えています。自分に協力してくれる人を増やして仕事がしたいですし、物づくりができると思うので。そして、自分にしかできない仕事を見つけていきたいと思います。あとは、幼少期に自由な選択肢を与えてもらえなかったので、大人になった今こそ、自分の選択で仕事をしていきたいです。
松尾 最後に、19卒の先輩として、20卒の就活生にアドバイスをお願いします。
髙橋さん OB訪問で何を聞いたらいいのか分からない学生が多いと思います。そんな時、自分の話は一切せずに、OBのプライベートの話だけを聞くことをおすすめします。自然と会話のキャッチボールができて楽しい時間になりますし、そこから更に会話の幅が広がります。得られる情報も格段に増えますよ!
髙橋さん、お忙しい中ありがとうございました!
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