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シンアド就活事務局の松尾です。内定者インタビュー第7弾の今回は、メトロアドエージェンシー内定者の小田切 杏華さん(法政大学)にインタビュー。
マーケティングのゼミでの活動とアルバイト経験が就職活動の軸になったと語る小田切さん。それぞれ就活にどのように活きたのかを伺いました。
広告ゼミとアパレルショップのアルバイト
松尾 学生時代はどんなことをやっていたか教えてください。
小田切さん 広告のゼミに所属して、イベントの企画やCMを作成してビジコンに参加したり、アパレルショップで販売員のアルバイトをしたりしていました。
松尾 広告のゼミに入ろうと思ったきっかけは何かありますか。
小田切さん 大人数で何か作り上げたいという思いからです。中学・高校でバレー部に所属していてチームで目標を成し遂げることが好きなので、文献購読よりもチームで実務的な活動が出来るゼミを選んだところ、それがたまたま広告でした。
松尾 具体的にどのような活動をされていたのですか。
小田切さん イベントとしては、来年のゼミの集客施策や、オープンキャンパスでは大学側とは違う独自の集客方法の施策を考えました。他には30秒のCMを作成して、他大学のゼミや広告系のサークルが参加するビジコンに参加したりもしました。
松尾 ゼミでの活動で、なにか得たことはありますか。
小田切さん 広告の仕事は辛い時と楽しい時があるなと思いました。長い企画を練ったりする期間は辛く感じましたが、その企画が成功して、ターゲットにアプローチできたときの瞬間的な楽しさは誰にでも感じられるものではないと思うので、この楽しさを目標に社会人になっても活躍していきたいという風に思えるようになりました。
松尾 広告業界に興味を持ち始めるきっかけとなったのは良かったですね。アルバイトはどうしてアパレルショップに選んだのですか。
小田切さん 以前はカフェでアルバイトをしていたのですが、お客様に波があり、暇な時間が多かったのです。やることがない時間が性格的に合わなかったため、忙しくてかつ大人数で何かを成し遂げることができるのはアパレルショップだと思い、選びました。お客様と接点をたくさん持てたことも楽しかったです。
松尾 アパレルショップでのアルバイト経験から何か学べましたか。
小田切さん ゼミでは、お客様に触れる前の、架空のターゲットを考えるのに対し、自分自身が考えた施策ではないですが、実際に接客してお客様の反応を見れるという点で、一連の流れを知れたのは有意義な経験だったと思っています。
電鉄系なら媒体管理と広告の両方できる
松尾 就職活動について詳しく教えてください。何から始めましたか。
小田切さん 就職活動を本格的に始めたのは8月からです。まずはビジネススクールに参加し、数社の1dayインターンに参加しました。本格的にインターンに参加したのは冬で、全部で20社ほど参加しました。7~8割は広告業界だったのですが、自分が本当に広告業界に行きたいのかを確かめるために、他業界のインターンにも数社参加していました。
松尾 その後の流れはいかがですか。
小田切さん 業界研究をしっかりやって、3月からは本格的に選考が始まりました。最終的には数社から内定をいただけました。電鉄系の広告会社が良いと思い始めたのは、電鉄系なら媒体管理と広告の両方できることと、人と人を繋げる仕事をしたいという思いからです。
そもそも電車が好きで、図面を見て意外な繋がりを見つけるのが楽しいので、好きな事を仕事にできると思ったというのもあります。あとは、原点回帰したことが一番大きいのかなと思っています。
一度、マーケティングリサーチの会社と悩んだ時期があったのですが、自分が一番最初に決めた目標が何かを振り返ったときに、広告業界に行きたくて就職活動をスタートしたということ、そして様々な場所で出会った人に広告業界の方達が多かったこともあり、再度自己分析をして考え直した結果、広告業界に戻ってきました。
松尾 好きなことができるかは重要ですよね。最終的な入社の決め手は何ですか。
小田切さん 鉄道の中でもまだ発展途上な地下鉄という場の開発に携われる点に魅力を感じたという点と、地上より情報の少ない地下だからこそ広告がより活きると思いました。また、東京五輪を機に東京メトロの利用も増えてより活性化する環境を創り上げたかったからです。
松尾 最後に、19卒の先輩として、20卒の就活生にアドバイスをお願いします。
小田切さん OB訪問をたくさんすればよかったと後悔しています。OB以外の方々にお話を伺っていたので、自分で会社に足を運んで先輩や会社の方に会う方が刺激を受けることが大きいと思います。また、就職活動はESや選考などに追われて気分が沈むことがあるので、自分の足で行って、人に会うのは気分転換にもなるのでおススメします。
小田切さん、お忙しい中ありがとうございました!
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