シンアド就活事務局の松尾です。内定者インタビュー第10弾の今回は、楽天内定者の浮田 佳樹さん（早稲田大学）にインタビュー。

学生時代はテニスサークルの広報、アルバイトではバイトリーダーとして活動していた浮田さん。それらの経験が就職活動にどのように活きたのかを伺いました。

 

 

200名規模テニスサークルの広報と飲食店のバイトリーダー

 

松尾　学生時代はどんなことをやっていたのか教えてください。

浮田さん　200名規模のテニスサークルで、情報宣伝部として広報を担当していました。大学からテニスを始めたこともあり試合にあまり出られない分、サークルの知名度を上げて規模を大きくして、楽しいだけじゃなく、本当にテニスが強いサークルにしていきたいと思ったからです。サークル活動の写真を撮ってホームページやSNSで公開したり、新入生勧誘のビラを作成したりしました。その結果、最終的には130名の新入生に入会してもらえました。

 

松尾　努力の成果ですね。サークル以外には何かしていましたか？

浮田さん　飲食店でアルバイトをしていました。バイトリーダーとして他のアルバイトをまとめて、売り上げに貢献しました。エリアでの売上1位を達成して、最終的には1億円規模の店舗改修にも貢献しました。

 

松尾　何か大変だったことはありますか？

浮田さん　大学生の中では自分が一番年上だったのですが、立場や年齢の異なるパートの方や高校生などもいたので、皆をまとめることには苦労しました。一人ひとりと向き合い、それぞれの不満や愚痴をぶつけてもらい、1つずつ改善していきました。

 

松尾　その結果、エリア内での売上1位を達成できたのですね。

浮田さん　店舗も新しくなり、アルバイト・パートの時給も上がりました。全員一丸となって、今もさらなる品質向上を目指しています。

 

年齢も立場も異なる人たちと一緒に取り組めることが強み

 

 

松尾　就職活動について詳しく教えてください。何から始めましたか。

浮田さん　夏から1dayのインターンや合同説明会には参加して、本格的に始めたのは3年の2月です。ガクチカや業界研究をして、すぐ説明会や選考が始まりました。ESやテストセンター、面接漬けの毎日を送っていました。

 

松尾　サマーインターンは参加しなかったのですか。

浮田さん　選考のない1dayインターンのみです。むやみやたらにエントリーして軸がブレるのが嫌だったからです。

 

松尾　どういった方向性で進めましたか。

浮田さん　元々、金融業界に興味を抱いていたのですが、たまたま12月に参加した合同説明会にて、スケールの大きな仕事がしたいと思うようになり、IT業界とインフラに強い興味を持ち始めました。

 

松尾　金融業界でもスケールの大きな仕事は出来る可能性はあると思うのですが、他にも何か理由はありますか。

浮田さん　金融業界に進んだ自分を想像したときに、本当にその仕事をしたいという風に思えなくなってしまいました。それに対してITやインフラには事業が数多くあるため、他の事業に携わりたくなった時に、会社ごと変えるのではなく事業を変えれば良いという点で、やりたい仕事が出来ると思いました。

 

松尾　最終的な入社の決め手は何ですか。

浮田さん　一番の決め手は、年齢や立場、国籍でさえも異なる人が多い会社で働きたかったからです。実は、別の大学を中退し今の大学に入学したためサークルでは同期と年齢が3歳ほど離れていました。アルバイトでの経験も含めて、年齢も立場も異なる人たちと一緒に目標に向かって取り組めることが強みだと気づいたため、その強みを活かせると思いました。

あとは、会社自体が世界に進出していこうという動向があるので、将来的にはインフラ同様、海外での仕事にありつけるかなという思いからです。

 

松尾　浮田さんの「夢」を聞かせてください。

浮田さん　自分が中心となって新しいサービスを企画し、より多くの人々に使ってもらえるようなサービスに携わりたいと思っています。自身の強みを活かして、年齢や立場の異なる方々を巻き込んで、自分が引っ張っていくくらいのやる気で成し遂げたいと思っています。

 

松尾　最後に、19卒の先輩として、20卒の就活生がやっておいたほうがいいことを教えてください。

浮田さん　自己分析は必ずやっておいたほうがいいと思います。自分はこの自己分析が苦手で、なかなか手を付けられていなかったのですが、ここをしっかりとやっておけば、業界や働き方の部分で、さらに選択肢が広がったのかなと思います。

あとは自分が面接中どのように見えているかは自分には分からないので、カメラで自分を撮ってみて、目線や仕草、話し方を修正していました。これはかなりおススメです。

 

浮田さん、お忙しい中ありがとうございました！

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