就活/マナー 2023.05.24
【就活】スーツ選びと着こなしのポイント

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    就職難の現代において、内定を勝ち取るためには様々なポイントに気を付ける必要があります。そのうちの1つがスーツです。
    そこで今回は、面接で好印象を与えることができるスーツ選びのコツや、正しい着こなしについて解説します。これからスーツを用意しようと思っている方や、初めて袖を通すという方はぜひ参考にしてみてください。

     

    就活における服装の重要性

    就活で大切なのは、エントリーシートなどの書類だけではありません。採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるような人柄をアピールする必要があるのです。
    そこで注目したいのがスーツです。では、なぜ就活でスーツをチェックされるのか、その理由はいくつか挙げられます。

    まず、就活生の常識力を見るためです。スーツと一言に言ってもデザインは様々で、リクルート用のシンプルなものもあれば、柄が入ったファッション性に富んだデザインもあります。
    就活生の中には、せっかく着るのであれば、おしゃれなデザインにしたいと思う人もいるでしょう。しかし、就活はビジネスの場なので、好み云々より先にどんな企業にも対応できるような服装で挑む必要があります。
    つまり、採用担当者は就活生それぞれの常識力をスーツによって見極めているのです。

    次に、身だしなみに気を配ることができるのかチェックです。社会人になれば、社内だけでなく取引先やお客様の前に立たなければならないこともあるでしょう。
    その際は、社内の立場に関係なく、企業の顔として対応しなければなりません。だからこそ、採用担当者は目の前の就活生に企業の顔として外に出せるかどうかを見極める必要があります。

    面接時の話し方や表情なども重要ですが、服装は一目で印象を左右するほどの影響力があるため、重要性が高いと言えるのです。

     

     

    スーツ選びのポイント3つ

    まだスーツを着る機会がほとんどない学生にとっては、どう選べば良いのか分からず、なんとなくかっこいいという理由で選んでしまう人もいるでしょう。企業側も細かく指定をしないため、たくさんあるデザインの中から最適なものを選ぶのはそう簡単ではありません。
    では、どんなスーツを選ぶと好印象を与えることができるのでしょうか。正しいスーツ選びのポイントを3つ紹介します。

    まずは色ですが、無難なのは黒無難なのは黒です。企業の中には、「黒のスーツ」とあえて指定しているところもあるほどなので、1着持っておけば間違いないでしょう。また、実際に社会人になってスーツを着るとなると、多いのは黒と紺です。紺と言っても非常に濃い紺で、明るくない分悪目立ちしない色と言えます。
    そのため、黒のスーツより顔色が明るく見えやすい特徴があるので、就活中に指定がない限りは紺でも問題ないでしょう。なお、グレーやベージュなどは個性的になるので、就活には不向きです。採用担当者の印象には残りますが、良い印象としては残らない可能性が高いので避けましょう。

     

    次に柄ですが、スタンダードなのは無地です。けれども、柄が一切ない真っ黒なスーツは、重い印象を与えるため、うっすらとストライプが入っている程度のスーツでも大丈夫でしょう。
    ただし、あまりにはっきりとした線で柄が入っていたり、個性的なデザインが施されていたりするスーツはNGです。

     

    サイズ最後にサイズですが、必ず採寸をして自分の体に合ったものを選びましょう。サイズが不自然に合っていないスーツは、相手に違和感を与えます。
    例えば、大き過ぎるとパジャマのように見えてしまうこともあるでしょう。適したサイズのスーツはかっこよく着こなすためのポイントでもあるので、袖やパンツの丈だけではなく、肩幅なども見て最適なサイズ選びを行うことが大切です

     

    好印象を与えるスーツの着こなし術

    好印象を与えるためには、スーツを正しく着こなすことが大切です。では、具体的にどういった着こなしが正しいのか、そのポイントをいくつか紹介します。

    まず、気を付けたいのがポケットです。スーツは綺麗な形を保つことが大切なので、着る時だけでなく保管時も形に気を配る必要があります。
    しかし、私服時の癖でポケットに携帯電話やメモ帳などを入れてしまうと、型が崩れてカッコ悪い印象を与えます。第三者が見ても中に物が入っているのが分かるので、スーツのポケットには何も入れないようにしましょう。
    どんなに小さな小物であっても必ずカバンに入れ、ポケットの裏地が出ていないかも確認してください。

    次に、スーツの折り目をつけることです。スーツの形を綺麗に見せるポイントの1つでもあるのがパンツのセンターにある真っ直ぐなラインですが、何度かはいていると徐々に折り目が薄くなってしまいます。
    折り目のないパンツは、スーツをきちんと管理していないとみなされるため、身だしなみの点で減点される可能性があります。しかし、くっきりと折り目がついていると、きちんとアイロンをかけて手入れをしていると印象付けられるため、採用担当者に好印象を与えることができます。

    最後に、ベルトや靴下の色をスーツに合せるということです。一見分かりにくい部分ですが、こういった小物類もしっかりチェックされています。ベルトはきちんとビジネス用のものを着用しているか、靴下は派手な色や柄のものを履いていないかなど、見えづらいところまでチェックをすることで、細部まで気を配ることができる人間かを見極めます。
    せっかく素敵なスーツを用意したのであれば、そのスーツをアピールできるよう、色を合わせた小物で統一感を出しましょう。

     

    スーツに合わせるネクタイ選びも大切

    スーツを選んだ後、多くの就活生が悩むのがネクタイではないでしょうか。Yシャツは真っ白なものが多く販売されているのですぐに選ぶことができますが、ネクタイはカラフルで柄が入ったものが多いため、どれを選べば良いか分からないと悩む方も多いでしょう。
    では、ネクタイはどのようにしてスーツと合わせれば良いのでしょうか。スーツの着こなしをより好印象に導くためのネクタイ選びについても解説します。

    ネクタイ選びのポイントは、色と柄の2つです。

    まず色についてですが、極端に派手でなければ基本的にどんな色でも良いでしょう
    季節感を出すため、春や夏などの暖かい季節は爽やかな印象を与える色を選んだり、明るい人間性を表現するためにオレンジなどの明るい色を選んだりなど、色の選択は人によって様々です。
    また、スーツのように色味がない方が良いのではと考える方もいますが、逆に黒や白のネクタイは冠婚葬祭のカラーなので、就活の場ではあまり良しとされていません。

     

    次に柄ですが、無地がなければシンプルなストライプや水玉などでも良いでしょう
    例えば、キャラクターが描かれたものや、ブランド名が大きく書かれたものなどは、ビジネスの場に不適切なのでNGです。ただ、多少の柄がOKの企業であっても、水玉が大粒であったり、ストライプのラインが多すぎたりすると悪目立ちする可能性があるため、あくまでシンプルなデザインを選ぶことがポイントです。
    しかし、アパレル業界などのファッションセンスが問われる業界の場合は、ある程度個性を出した方が好印象を与える可能性があります。そのため、自分がエントリーする企業の特徴を、今一度確認してから適切なデザインを選ぶようにしましょう。

     

    スーツをかっこよく着こなして内定を勝ち取ろう

    正しいスーツ選びをすれば、面接の質疑応答とは別に身だしなみの点で好印象を与えることができます。
    身だしなみは周りのライバルに大きく差をつけるチャンスでもあるので、履歴書用の写真撮影直前、あるいは面接直前までしっかりチェックしましょう。どうしてもスーツが選べないと悩む方は、専門店のスタッフに聞くのも1つの手段です。

     

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    #04 就活のスーツ選びと着こなしのポイント

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