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いざ就活本番が近づいてくると、「就活用の髪型ってどんな髪型なの?」 「何か決まりがあるの?」「ゴムやピンはどのように使うべき?」などといった、不安や疑問を抱いてしまう人も多いですよね。
そこでこの記事では、「第一印象で好印象をつかむポイント」や「おすすめの就活ヘアスタイル」を解説していきます。ぜひ参考にしていただき、就活に活かしていきましょう!
髪型で好印象をつかむポイントを紹介
女性が第一印象で好印象をつかむポイントはこちらです。
・ヘアピンやゴムをできるだけ見せないようにする
・髪色は黒髪・暗髪が好ましい
・お辞儀をした時に崩れないようにする
・髪のツヤを保つ
・業界、企業に応じて前髪を使い分ける
・顔周りの触角を止める
上記の6つのポイントをそれぞれ詳しく解説していきます。
ヘアピンやゴムをできるだけ見えなくする
ヘアピンやゴムが露骨に見えてしまうと、違和感を与えてしまいます。それは、 隠すか、もしくは髪色に近いものを利用することがマナーになっているからです。
また、ヘアピンやゴムを利用して髪型を整えると、「清楚な人」「髪型に気を使っている人」という印象を持ってもらうことが可能になります。ただ、派手なデザインはもちろんNGです。 なるべく髪に隠して良い印象を持ってもらいましょう。
髪色は黒髪もしくは暗髪にする
就活の髪型は黒色や暗めの色が望ましいです。業界や企業によっては、採用担当者に「黒色以外の髪色の社員はいない」「このような明るい色で来るということは準備不足?」と捉えられてしまうことがあります。 なので、不安な方は確実に自由な髪形・髪色OKにしている企業以外の採用試験は、どのような採用担当者にも対応できるように、髪色は黒にしておくのが良いと思います。
ですが、パンテーンが「#令和の就活ヘアをもっと自由に」プロジェクトを2018年から実施し、2019年のプロジェクトでは139社が賛同するなど話題になりました。広告業界やエンタメ業界、出版業界などでは、髪型・髪色が自由な企業も散見され、そのような業界・企業では無理に黒染めをする必要はないかと思います。髪型・髪色に関する企業の考え方も自分が働く場所として合っているのか考える上での指針となると思うので、ぜひ自分にあった企業選びをこの観点からも考えてみてください。
また、今ではオンライン上での面接が増えているので一定以上暗い色であれば、黒染めされているか、そうでないかの判断は付けづらいのが現状です。そのため、黒染めを無理にしなくても暗めなグレージュなどの髪色で十分対応ができます。
お辞儀をしたときに崩れないようにする
お辞儀をしたときに髪型が崩れてしまうと悪印象につながります。 ボサボサな髪になるので、「髪型に気を配れていない(隅々にまで気を配れない人という)」印象を与えるからです。
特にロングヘアーの女性は気をつけて、ピンやヘアゴムなどでしっかり固定しましょう。
髪のツヤを保つ
女性の髪ツヤは第一印象で好印象を得るために重要です。 実際の調査で、「髪の綺麗な女性は3割増しに綺麗に感じる」という結果が出ているからです。
見た目の印象が良いというのは、特に接客や営業など人に接する仕事であればなおさら、「顧客に良い印象を持ってもらえそうだな」と面接官に思ってもらえそうですよね。
そのため、普段から髪にツヤを出すようなケアを意識することが重要といえます。
(参考:株式会社ビューティーエクスペリエンス 全国の20~40代の男女600人を対象に「新生活の髪と第一印象に関する調査」)
受ける業界・企業に応じて前髪を使い分ける
就活ではオールバックやセンター分けなどをして前髪を無くさなければいけないと思っていませんか。実は業界や企業によっては前髪があろうが、無かろうが気にしないという所もあったりします。実際に広告業界を中心に受けていた筆者は前髪を出したまま選考を受けていましたが、それで落ちることはありませんでした。大手通信インフラ系企業でもそれが選考に影響することはなかったです。
「清潔感」や「明るく前向きな雰囲気」を面接官に与えることは重要ですが、 必ずしも「前髪は無くさなければいけない」だけが正解であるわけではありません。
もちろん業界によっては、「前髪は絶対になし」という業界もあると思うので、状況に応じて前髪のあり・なしを決めた方が良いです。
就活でも前髪が欲しいという方は、眉毛の一部が見えるように分ける、前髪の量を薄くして顔全体の表情を見えるようにする、前髪を眉毛が見える位置で切り揃えるなどして明るい印象を与える工夫をすると良いと思います。
前髪が合った方がむしろいつもの自分で面接に臨めて印象が良かったということもあると思います。面接前に自分に合う就活の髪型を研究してみると良いでしょう。
顔周りの触角を止めておく
前髪の有無以上に顔周りの触角や後毛は就活においては、清潔感や明るい印象といった面で、良い評価を得ることが難しいです。
そのため、面接時にはピンやスプレーなどで止めておくことが望ましいでしょう。
就活におすすめの髪型
就活の髪型は皆さんが抱く悩みですよね。「じゃあ実際どんな髪型おすすめ?」「私はどんな髪型が似合うの?」などの疑問を持っている人や、お友達に相談された経験を持っている人も多いはず。 そこで代表的なおすすめヘアスタイルを、採用担当が気にするポイントとあわせてご紹介します!
ポニーテール
このスタイルは、前髪を横に流して耳にかけておくことがポイントです。第一印象で好印象を掴むポイントで説明しましたが、 耳とおでこが出ていると好印象につながります。
このようになっていると採用担当に悪印象を与えてしまいます。ポニーテールの位置は、耳くらいの高さで後頭部の真ん中あたりで結ぶようにしましょう。
アップ
髪の量が多い人や、ロングヘアーの人などはこの髪型がおすすめです。ポイントは、「ピンやゴムで髪が崩れないようにする」ことです。
ショートヘア
ショートヘアーは採用担当に 「爽やかな髪型」との印象を持たれることが多くなります。「「髪色は黒色もしくは暗めの色」「耳は出す」「前髪は流すか量を薄くする」という3点のポイントを意識しましょう。
ミディアムショート
女性らしさを感じてもらいやすいヘアスタイルです。髪をピンなどでまとめておくことによって、 しっかりとした印象と可愛らしさも出すことができます。後ろ髪を過度にカールさせるなど、おしゃれを意識しすぎないように注意しましょう。
ハーフアップ
ハーフアップは後ろの髪の上半分だけをアップヘアにすることを指します。こちらもミディアムショートと同様、女性らしさや落ち着いた印象を感じてもらいやすいヘアスタイルです。耳周りの髪がお辞儀などで出てきてしまわないようピンで止めたり、固めておくことで 清潔感もしっかりとアピールできますよ。
職種に合わせた髪型を意識することがポイント
女性の髪型は、「髪を染めることができる」「ロングヘアーにできる」「様々な就活のヘアスタイルがある」ので、ある程度は自由があると思われるかもしれません。
しかし、 就活生の髪型の良し悪しを判断するのは企業側です。 一般的な就活ルールとしてはOKな考えが、採用担当者のルールではNGということもあります。
このどちらを取るかは、意見として分かれるポイントですよね。
「個性は重要だ」と考える人の意見も、就活生らしい髪型・髪色が間違いないと考える意見もどちらもあると思います。
現状の就活では「個性」は悪印象に取られることもまだあります。様々な業界の採用試験を受ける方は、「どんな採用担当にも対応できる髪型」を選んでおくといいかもしれません。
ですが、企業によっては就活だからといって、黒髪・オールバックと決めつけて臨むのではなく、企業の風土をリサーチし、その上で、清潔感や明るい印象などの就活生らしさを自分が似合う形で取り入れていくことで、思った以上の好印象を貰えることもあります。
企業研究の一環として髪型・髪色に関しても調べ、自分らしく就活ヘアを取り入れていきましょう。
就活の髪型に関するQ&A
では、よくある就活ヘアスタイルのQ&Aにお答えいたします。
Q.服装自由での指定だけど髪型はどのようにしていけばいい?
A.私服での面接を言い渡された場合に、髪型をどうするのか悩むところですよね。 結論としては、 服装に髪型を合わせていくことをおすすめします。服装自由の着眼点は、あくまで服装です。 髪型で個性を見ているわけではないので、服装自由の場合でも髪型は落ち着いたものしていきましょう。
Q.地毛が黒以外の場合は黒に染めるべき?
A. 極端に明るい色の場合には染めておいた方が無難でしょう。女性は地毛の色と髪の長さで、意図せずとも存在が目立ってしまうことがあります。それを好まない採用担当者がいることも事実なので、企業に合わせた髪色を見つけましょう。
Q.パーマはどのくらいかけても良い?
A.ミディアムヘアーやロングヘアーでパーマをかける人も多いですよね。 どのような採用担当者にも対応できる、清潔感のある緩やかなパーマに留めておきましょう。
もしくは面接時は、お団子ヘアなどでまとめておくことで私生活は自分の好きな髪型で、就活では清潔感のある明るい印象を持たせることができますよ。
Q.髪に整髪料をつけても良い?
A.もちろんOKです。 ただし、 極端に目立つぐらいの整髪料のつけすぎなどは注意が必要です。心配な人は、なるべくピンやゴムを利用するようにしましょう。
女性は髪型が重要!好印象を引き出して就活を成功させよう!
就活で成功を掴むためには、受けるの業界・企業に合った髪型にしておくことが成功率アップの近道です。採用担当からの好印象を引き出して、就活が成功できる可能性を上げていきましょう。