COLUMN 2019.12.09
就活失敗!フリーターになっても大丈夫?

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    なぜ就活に失敗してしまうのか?

    平成31年4月1日時点の大学卒業者の就職率は97.6%です。

    厚生労働省と文部科学省が行った平成31年3月大学等卒業者の就職状況の共同調査ではこのような数字がでました。前年に比べて0.4ポイント低下しましたが、引き続き高い水準を維持しています。つまり、就職市場は依然として売り手市場を維持した状態が続いているわけです。

    当然、これには景気回復の兆しとそれに合わせた人手の不足が影響しています。しかし、就職活動に失敗してしまう学生が少なからず存在しているのも事実です。これにはさまざまな原因があります。そのうちの1つが「大手志向」です。

    この大手志向は就活生の間で根強く存在しています。人生の岐路である就職で「少しでも待遇のいいところに就職したい」といった風に考えてしまうのは致し方ないことかもしれません。ともあれ、就活生全体の5割以上が従業員が4ケタを超えてくるような大手企業の内定が取れることを期待しています。競合相手が多いこともあり大手企業への就職は依然として難易度が高いと言わざるをえません。

    人手不足による売り手市場到来で、就職の成功率は数年前に比べて格段に上がっています。だからといって、高難度の大手企業にこだわるのは得策とは言い難いでしょう。就職希望者が殺到し、選考に時間がかかりがちな大手企業ばかりにこだわっていては、大切な就活時間を大幅にロスしかねないからです。

    待遇や雇用の面が不安定、零細企業といった先入観から中小企業を避けようとする就活生がいますが、それはあまりいい判断だとは言えません。中小企業にも当然、優良な企業が多数存在しているからです。大学のキャリアセンターにはこれらの求人も多数用意されているので、自分の希望する職種が求人に出ていないかどうかを確認してみることをおすすめします。

    就活に失敗した場合の次の一手は?

    あまり考えたくはないことですが、就活に失敗してしまう可能性は誰にでもあります。もしもの場合に備えて、就活に失敗してしまった時のことも考えておきましょう。

    就職に失敗した場合に考えられる最初の一手は、来年まで就職留年をして次年度にまた新卒として就活を開始することです。就職留年とは、次年度に新卒として就活を再チャレンジすることを念頭に、あえて単位を落として留年することを指します。

    しかし、これを達成するには金銭的な負担が大きく、さらに企業側にもあまりいい印象を持たれない可能性が否定できないのが問題です。また、就職留年をしたからといって思ったとおりに事が運ぶとは言い切れません。希望する企業から内定をもらえなかったとしても、年度内での就職が見込めるのであれば、就活を続けることをおすすめします。

    次に考えられる一手は、 就職浪人をはじめることです。日本では新卒一括採用制度のスタイルが主流です。

    求人における既卒枠は新卒枠に比べると枠の数が大きく減少しています。既卒でも正社員として登用されることは可能ですが、新卒に比べると難易度は跳ね上がるのが現実です。ただし、公務員であれば新卒と既卒の間に隔たりはありません。公務員を目指して就職浪人としての生活を選ぶ人は多いと聞きます。

    最後に紹介する一手は、フリーターです。就活に失敗してフリーターとしての選択肢を選ぶ人はそれなりにいます。しかし、フリーターは正社員に比べるとリスキーな面が多々あると言わざるをえないでしょう。

    まず、フリーターは雇用が安定しません。くわえて、社会保険に入れない可能性も否定できず病気などになってしまった際には、非常に困難な岐路に立たされる傾向が強いです。また、生涯賃金はを正社員と比較すると、正社員が2~3億円、フリーターは5~8千万円くらいだと言われています。正社員になれる可能性があるのであれば、正社員となる選択肢を選ぶことがベターでしょう。

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    少しでも早く正社員になるのがベター

    さまざまな理由から、なれるのであれば正社員には極力早くなった方がいいでしょう。ここではその理由を紹介していきます。

    まず最初の理由は、大多数の企業は若い人材を求めているからです。企業が若い人材を求めるのには理由があります。30代、40代といった人材よりも20代の人は考え方が柔軟な傾向が強く、職場に馴染みやすくスキルの吸収率も高いと多数の企業はみているからです。体力面でも若い人材はアドバンテージがあります。

    2つ目の理由は、ポテンシャル重視の採用は若い間じゃないと厳しいという点です。ポテンシャル、つまり、伸びしろを期待した採用ですが、これは若い間じゃないと企業としては二の足を踏んでしまいます。30代、40代での転職は、即戦力重視で主にキャリアを活かした活躍を期待しての採用です。伸びしろはあまり期待されていません。

    つまり、年齢が高くなるにつれて企業が重視するのはキャリアです。即戦力を求めているので求人からは未経験者の枠が激減し、選べる選択肢も僅かになります。

    3つ目の理由は、20代と30代では企業の抱くイメージが大きく変わってしまう点です。20代のフリーターであればまだ好意的に見てもらえる傾向がありますが、30代ともなるとあまりいい印象を持たれない傾向が強くなります。これは採用担当者の性質にもよりますが、まだまだ根強い考え方です。

    30代でフリーターを続けているというのは、自分のキャリアを無為にしてきたと見られる可能性が強くおすすめできません。30代フリーターの正社員へのキャリアアップは不可能ではありませんが、20代に比べると格段に難しくなります。正社員には少しでも早くなるように心がけましょう。

    フリーターから正社員にキャリアアップする方法

    フリーターは続ければ続けるだけ、正社員への道を困難にしていきます。正社員になれる可能性があるのであれば、就活はなるべく早く始めた方が今後の展開は有利です。

    既卒は新卒に比べて不利だと前述しましたが、既卒者の募集に力を入れている企業も最近は増加傾向にあります。理由があって就活に専念できないという場合は、これから紹介する方法を参考にしてみてください。

    最初に紹介する方法は、契約社員としての採用から正社員雇用を目指す方法です。求人の中には正社員への登用制度というものがあります。これは、まず契約社員として企業に雇われ定められた期間の勤務を果たした後に昇格試験をパスすれば、晴れて正社員として登用されるというものです。

    契約社員として雇われている間にその企業における実務のノウハウも得られるので一石二鳥の方法とも言えます。しかし、注意点が1つあります。この登用制度には、募集をかけてはいるが採用実績は存在しないといったケースが少なからず見受けられる点です。この方法を選択する場合は、採用実績の有無などを確認しておくことをおすすめします。

    次は、紹介予定派遣を経ての正社員雇用の方法となります。紹介予定派遣は前提条件として直接雇用を念頭に置いたうえで派遣契約を結ぶ雇用の形です。長くて6ヶ月の契約で、契約中の仕事の処理能力をもとに企業側が採用の不可否を判断します。仮に不採用だったとしても、企業側の同意を得られれば派遣社員として新しく雇用契約を結び直せます。

    最後の方法は、既卒フリーターをしながら就活に励むという手です。夜中や休日はフリーターとして働き日中は就活に専念すれば、フリーターをしながら就職にたどり着くのも不可能ではありません。

    この方法を選ぶ場合は、決して無理なスケジュールは組まずにバランスを考えて実践しましょう。無理がたたり、体調を崩してしまうと本命である就活に支障をきたしかねません。就活には万全に取り組めるように注意を払いましょう。

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