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フルオーダーメイドのオリジナル販売用グッズ、ノベルティの企画生産事業を行なっている「アイグッズ」。
多種多様な業界・企業に合わせた企画・デザイン、製造から納品までを一貫して担うことで、コストや納期を最適化しながら、ブランド価値を高めるオリジナル商品を生み出しています。
また、創業当初から「1000年成長し続ける会社をつくる」というビジョンを掲げ、組織の文化醸成や人材育成にも注力してきました。
今回は新卒採用を担当される大城さんに、事業内容や大切にされている考え方や社風、社員の方々がどのような働き方をしているかなど、幅広くお伺いしました。
Profile
2019年、新卒でアイグッズ株式会社に入社。1年目から新卒採用の責任者を務め、入社3年目で採用責任者のマネージャーに就任。アイグッズから対外的に世の中へ発信される広報物や、組織の人に関わることにはすべて自身のチェックが入るなど、採用・広報の両面でアイグッズの魅力を伝えている。
ワンストップで行うグッズ制作。そのすべてはお客さまのために何ができるか。
―――まずは貴社の事業内容を教えていただけますか。
大城:アイグッズのメイン事業としては、企業や法人、ブランドのオリジナルグッズ・ノベルティグッズを、企画の発想から商品を手元へ届ける発送のところまで一気通貫で作っています。取り扱うグッズは、アーティストのライブグッズやキャラクターショップなどで売っているような販売品、スポーツ観戦やイベントの来場者特典など、業界も商品も多種多様です。私たちの商品をみなさんも一度は手にされたことがあると思います。フルオーダーメイドなので、キャンペーンの趣旨に合わせてブランドらしさを表現するアイテムを1から生地や形、すべて選んで制作しています。
―――企画から発送まですべてを担うんですね。
すべてを一気通貫で管理しているからこそ、スピード感のある意思決定ができるのは強みだと思います。商社や卸といった中間会社を挟んでしまうと、一つの確認を取るにも伝言ゲームになってしまい納期の遅れにつながります。
また、企画を立てた会社と生産現場が全く別の会社だと、生産してみて初めてトラブルが起きるケースもあります。そういったリスクが比較的起きづらく、コストを抑えられる点もお客さまに選んでいただける理由かと思います。
私は個人的にその強みがアイグッズの社員が持つ「人間力」に繋がると考えています。お客さまに「この価格で提案したら驚かれるんじゃないか」「このスピードで仕上げたら目に留まるんじゃないか」といったサプライズ感で、「ここまでやってくれるんだ。他とは違うな」と魅了していくような対応ができていると思います。
―――「企業へのサンプル出しは基本何度でも無料」という方針を取られているのも、普通では考えられないですよね。その辺りもお客さまの驚きにつながっていると。
そうですね。創業当初からずっと続くスタンスなので私たちにとっては当たり前なんです。テレアポの段階で先にサンプルを準備しておくこともあります。「もう御社向けにグッズを集めておきました!」と。とりあえず話を聞いてもらって、持ち帰ってもらうにも現物があった方がお客さまの部署内でも話しやすいと思います。
なにより「お客さまにとってより良いお仕事をするには」という目線は大事にしていると思いますね。
人としての成長にもつながる。「調整役」が務めること。
―――今回採用される職種は企画営業職になるんですね。
はい。企画営業職をアイグッズではグッズディレクターと呼んでいます。お客さまのフロントに立ちながら、海外の生産工場や、社内のデザイナー、貿易部門やプロモーションを中心とする部門と連携しつつ、情報を取りまとめてプロジェクトを動かしていく存在です。
―――グッズディレクターの具体的な1日の働き方はどのようなものですか。
一人立ちしたグッズディレクターであれば、だいたい1日に2、3件はお客さまとの商談に伺います。その隙間に、商談で決まった対応事項を処理していくのが基本でしょうか。
商談ひとつ取っても、生地のサンプルを持って行って是非をひとつずつ判断してもらう細かいことを決める商談もあります。案件によってもさまざまなフェーズがあるので、デザインを依頼し始めることもあれば、サンプルの修正を依頼したり、海外工場から来た商品の検品をしたりと、指示出しの内容も多岐にわたります。
―――グッズ生産に関わるすべての人たちの調整をする訳ですね。
そうですね。当然調整の過程でもさまざまなことが起きます。
ある後輩の話ですが、納得のいくサンプルが仕上がらないまま商談を迎えてしまい、お客さまから「私たちも、御社も、同じチームの一員だと思っていたのに」とお叱りをいただいたそうです。お客さまや生産工場、社内チームから出る多方面の要望を取り入れようとしたものの、気づけばすべてに配慮した味気のない折衷案になってしまったと。最適解を突き詰めることができかなかった妥協がすべて伝わって、お客さまをがっかりさせてしまったんです。サンプルを作る工場にもっと調整の依頼はできなかったのか、自分ができることは他になかったかと痛感したそうです。
「調整役」がそれぞれの意見を横流ししているだけではプロジェクトはうまく進みません。文化や価値観が異なる海外工場で働く現地の方々に物申す必要があったり、社内デザイナーともお客さまの要望や希望、目的をきちんとすり合わせるために、言い合う場面もあります。
「できていればいい」ではなく、グッズディレクターが介在する意味や価値について本人たちもしっかりと考えて働いていますね。
―――グッズディレクターとして大切な思想がそのままやりがいにつながりそうですね。
そうですね。やはり誰にでも解ける問題よりも自分にしか解けない問題だったと思える方が達成感があると思います。人を幸せにできたとか、自分が思い描いたよりもさらに良い成果を出せた。そういった自分を誇らしく思えることが生きがいになっていくのではないでしょうか。
フルオーダーメイドのグッズだからこそ、毎回新しい課題や思いも寄らない状況が発生するんです。一つひとつに対応していく積み重ねによって徐々に判断が速くなり、想定外が想定内に変化していく訳です。
グッズディレクターとして成長できる人はプライベートな人間関係や生き方もスムーズになっていると思うんです。気持ちよくコミュニケーションが取れること、ここぞという時にしっかり踏み込んで交渉ができること、素直にあやまれること…。仕事のやりがいが、人間的な成長にも繋がっていると実感できる環境は、そう多くはないと思っていますね。
1000 年先。社会からも、お客さまからも、社員からも、愛される企業に
―――みなさんがやりがいを持って働ける雰囲気や、会社自体を好きと思える文化には、ビジョンも大きく関わっているかと感じました。「1000年成長し続ける会社をつくる」というビジョンにはどのような想いが込められているのでしょうか。
「企業が理想とする社会の姿を定義して伝える」ものが世間一般におけるビジョンだと思います。ただ私たちはその考え方に昔から違和感がありました。
「社会がこうあるべき」という考えはどんな姿形であれ、変わっていくものだと思います。社会全体の流れが変わったとしても、アイグッズが求め続けられて、ニーズに応え続けることができれば、それこそが本当に社会の役に立てていることになるだろうと。1000年先もお客さまから愛されるように、私たちの姿形が変わろうとも貢献し続けていこうという思いが込められています。
―――1000年続くためにも、みなさんが長く働ける環境が必要でもあるんですね。
新卒採用でも「チーム思考ができるか」「全体最適で物事を捉えられるか」といった面は重視しています。1000年成長し続ける会社を実現する上で「後世につなぐ意識があるかどうか」はとても重要な要素になります。
私たちはまだ創業10年目の若い企業ではありますが、成長することや組織規模を拡大させていくことだけを目的にしているわけではありません。
人が誰も残らずに会社という箱だけ大きくなっても、それは本当の成長ではありません。自分が育ててきた組織をしっかり前進させたいという愛着心がある人。組織全体の成長=自分自身の成長と感じられる人。そういった方々が心から楽しんで仕事ができて、やっと会社全体が本当の意味で伸びていくものではないでしょうか。
―――企業としても従業員のことを大切に考え、従業員もまた仲間や会社のことを大切に思っている。この文化や価値観が創業10年で全体に根付いていることに驚いています。
創業期には価値観のすれ違いから大切な仲間を失ってしまったと聞いたこともあります。この経験を絶対に繰り返してはいけないと「人を大事にする」という足場を固め始めたそうです。とはいえ、そんな環境がすぐに整った訳ではなく、私が入社してからも平均3%ほどだった離職率が10%になった時期もありました。
「アイグッズで働く未来が見えない」と堂々と言われたこともあります。アイグッズは新卒の割合が9割を占める会社なので、当時は平均年齢もさらに若く…振り返れば、育成と成果のどちらも求めるなかで、バランスが傾きかけていた時期だと思います。
「目標を下げることで後から苦しむのは自分たち」という思いもある一方で、当時の幹部チーム内で「いまは社員が満足して人が辞めないように注力するべきだ」と、初めて目標を下方修正して、社員満足度を上げることに注力したんです。結果として、会社全体で一丸となることができ、結果として下方修正前の目標も達成していました。
目の前の社員の思いから逃げることなく受け止めてもらった会社の姿勢を、みんなも見てくれていたから今の社風や文化に繋がっていると思いますね。
―――アイグッズに関心を持っている学生さんにはどのようなスキルやマインドセットを求めていらっしゃいますか。
特別なスキルは必要ないと思っています。入社後にいくらでも費用をかけて勉強してもらえば身に付くものですし、そのための研修制度もしっかりと用意してあります。
大切にしてほしいのは、人生に本気で向き合っているかどうかでしょうか。一度きりの人生の中で「人の役に立ちたい」「充実した日々を送りたい」と。なぜ仕事をするのか・働く目的は何なのかということに真摯に向き合っている人たちです。現状アイグッズのことが好きじゃなくても、いろいろな選択肢がある中で「本気で生きるならアイグッズという選択がベスト」と最終的に思ってもらえたら私たちも嬉しく思います。
―――アイグッズのWEBサイトや社員の方々の雰囲気を見ていると和やかなイメージを持たれる印象もあるかと思います。
そうですね。一方でみんな本当にまっすぐで頑張り屋でもあるんです。人のために頑張ろうと思える人たちが集まっていると思います。
よく社内でも「努力をバカにされない環境がある」「人間性を大事にしてくれる」と言葉があがるのですが、大きな夢を語っても否定されることなく、むしろ全体もその夢に向かって引き上げてくれるような雰囲気はあると思います。実際に入社2年目の男性社員はサッカーが大好きで。「J1リーグ全チームのグッズをアイグッズで作りたい」と目標を立て、片っ端から電話したり出張に出たりして、実際にいくつかのチームのグッズ制作に携わることができました。
一方で自分で掲げた目標やポリシーが実際には全然うまくいかずに悔し涙を流している人もいます。アイグッズは完璧な人間だけでできている訳ではないので、落ち込む時も当然たくさんあります。そんな時に、苦しみを分かち合ったり、できなかった自分を認めて寄り添ってくれたりと、解決策を一緒に考えられる心強い仲間が周りに必ずいます。
パッと見ではわからない熱量や想いを持った人たちがアイグッズを支えているんだと思います。
―――最後に就活生の方々へメッセージをお願いできますでしょうか。
就職活動は見方によっては自分の肩書きを増やすための活動と思われるかもしれません。ただ、長く就職活動の世界を見てきた者として、企業選びは人生を選ぶことと同じだと思っています。
会社とは1日8時間過ごす環境です。まるで親子の関係のように、その環境の言葉遣いや指導の仕方が自分にも染み込んでいきます。だからどんな人のもとで働きたいか、どんな生き方をしたいかに応じて会社を選んでほしいと思います。「親を安心させたいから大手が良い」という人も、本当に他人の気持ちを優先して大丈夫でしょうか?
自分自身が本当にやりたいこと、まだ言語化できていないけど何か感じるものにもちゃんと向き合って、自分の進路を決めてほしいなと思います。
―――ありがとうございました。
ありがとうございました。











