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「デジタルマーケティング事業」を中心としながら、支援の枠にとらわれない「DX支援事業」も手掛ける「SINTECH」。
『マーケティングと新たな力で、「ヒト・企業」を感動で満たす』ことをパーパスとして掲げ、この世の埋もれてしまっている良質なサービスに対して、デジタル領域での支援を続けてきました。創業者である幸田代表と高野取締役は、各々が株式会社サイバーエージェントで複数の事業責任者を経験したのち、株式会社Avicの創業メンバーとして参画。わずか4年で東証グロース市場の上場を達成するなど、業界内でも指折りの実績と経験値を持った方々です。
今回はお二人に加え、新卒採用1期生の方々にも登場いただき、事業内容や新卒に期待されていることを伺いました。
〈プロフィール〉
トップレベルの経験を還元できる場所として。
--------まずは現在展開されている事業領域について教えていただけますか。
高野:現状でいうとインターネット広告を中心とした「デジタルマーケティング事業」が売上の多くを占める事業になります。これに関しては私と幸田が15年間その領域において高い水準で経験を積んできましたので。創業すぐに業界内でもトップクラスのクオリティでサービスを提供できる状態でした。
一方でその範囲にとどまらない、広告やマーケティングという枠組みを超えた範囲も含めて事業課題を解決できるようなサービスを展開していくためにも「DX支援事業」を新たな企業の付加価値として推進していこうという状況です。
世の中に何が求められて、どのような解決策を提供していくことが高い価値を持つのかは市場をしっかりと観察しながら、私たちなりに検証と挑戦を繰り返している最中というのが大きく事業構造かと思います。
--------ありがとうございます。業界内でもかなり高水準なレベルで経験を積まれてきたお二人ですが、どのようにSINTECHは創業されたのでしょうか。
幸田:私たちが身を置いているデジタルマーケティングやDXコンサルティングは非常に変化が速い領域でもあります。その中でもとにかくお客さまに向き合うことにこだわって、最高水準のサービスを提供する企業を作りたいと思ったのがきっかけになります。
もともと私が自営業の家系で生まれたこともあり、父がさまざまなサービスを提供している中で、日本には良いサービスがあり、社会課題に向き合っている経営者がたくさんいると感じていました。一方でそれらがまだまだ日の目を浴びていないこともあり、その理由としてはマーケティングやDXの領域で追いつけていないと。
現実を見ても「DXコンサルティング」という言葉だけが先行して、それを本当の意味で実現できる人材が今の日本にどれだけいるのか。人材不足という面でも世界的に遅れを取っている現状があります。それをとにかく高いレベルで解決できるプロフェッショナルな集団であり、かつ優秀な人材を育てる企業を作りたいというのが創業の経緯ですね。
高野:サイバーエージェント時代にはさまざまな事業の立ち上げや責任者としてのマネジメントに従事してきました。Avicでは創業からIPOまでを4年で達成するなど、私も幸田もかなり高い水準で成功・成長経験を積んできたと思います。それらの高いクオリティのサービスや知見を全員に還元し「関わる人全てに成長を叶える存在」を目指すべくSINTECHはあります。
--------パーパスとして定められている『マーケティングと新たな力で、「ヒト・企業」を感動で満たす』という言葉にもそういった思いが込められているわけですね。
幸田:デジタルマーケティングやDX支援といったサービスは、ビジネスの特徴として先行投資が大きく必要なものではありません。敷居が低いからこそしっかりとサービスを提供できていない企業も、正直目にしてきました。その中で突出した存在になるためには、お客さまの期待値を超え続けなければいけません。そしてそれを実現するためにはSINTECHの社員一人ひとりも自分自身ですら思い描いていない成長を遂げる必要もあります。振り返ってみた時にSINTECHと関わってよかったと企業にも人にも感じてもらえる会社を目指すという想いを込めています。
業界最高水準のサービスを提供できる人材へ。
--------「業界でも高水準のサービスを提供する」ということで高い能力や経験を有する中途社員をメンバーとして加えつつ26卒から新卒採用も始められました。このタイミングで新卒採用を始められた経緯を教えてください。
幸田:兎にも角にも私たちのビジネス領域は人が重要な経営資源のひとつになります。前職の際にも経験しましたが、企業は新卒が作っていくものだと考えています。優秀な学生を採用することでお客さまへのサービス提供に厚みも生まれますし、会社の雰囲気や文化を醸成する役割もあります。SINTECHはまだまだ規模の小さい会社ですが、だからこそ今から一緒に会社自体やサービス作りの一端を担ってもらうことが将来的に大きな価値になるだろうと。
高野:一般的には新卒が一人前の仕事ができるまでの時間はコストになります。ただ私たちにはこれまでの経験から育成のノウハウや体系化された集合知があります。なので半年から1年もあれば自立して業務を遂行できる人材に成長させられる自負があります。そういった面でも早い段階から新卒採用に着手していますね。
幸田:お客さまへ最高のサービスを提供するというスタンスはどの事業部においても貫きたいスタンスです。だからこそ将来のキャリアや自身のビジョンを持つ人を迎え入れることで、全員が成長意欲が備わった集団であるというカルチャーを目指していきたいですね。
--------新卒で採用した方についてはどのようなキャリアプランを想定されていますか。
幸田:まずは前提として高野がデジタルマーケティング事業、私がDX支援事業をそれぞれ統括しています。どちらもすでに既存のお客さまがいるなかで私たちが日々サービス提供している業務をまずはOJTで任せていきます。
高野:最初の1年ほどは私たちの持っている高度な専門性を実務をこなしながら、インストールしてもらう期間ですね。まずはお客さまのフロントに立つことよりも少し後ろで広告やマーケティングの専門知識を身につけ、2年目にはフロントサイドもすべて一人で担えるようなコンサルタントを目指してもらいます。営業とコンサルで役務を分担する企業もありますが、意思決定の遅れにも繋がりますし、結果として全てをこなせることでお客さまの満足度も上がりますから。
少しだけそれぞれの事業フェーズで異なるのが、デジタルマーケティング事業についてはすでに最高水準のサービスレベルの定義が社内に備わっているので、しっかりとそれを身につけてもらうことが最優先です。一方DX支援事業についてはまだまだ発展途上の領域でもあり、サービスそのものの内容や質の向上について当事者として関わっていく必要があります。どちらも大きな成長環境ではあると思いますが、少しだけ機会の質は異なるかもしれませんね。
幸田:DX支援事業についてはさまざまなサービスを拡張していきたいと考えている中で、早ければ3年ほどで一事業の責任者として部全体を推進していくようなキャリアを叶えていってほしいですね。
高野:自分が携わっている領域の最高峰の専門性を取得し、マネジメントの経験を積むことは20代のうちに経験してもらいます。それ以降は事業責任者や今のSINTECHにはない事業を立ち上げることにチャレンジできる機会のあるキャリアを叶えてあげたいと考えています。
なぜSINTECHを選んだのか。
--------では26卒としてSINTECHに採用され、現在は内定者インターンをされている関谷さん、竹谷さんのお二人にお話を伺います。まずはお二人の就活軸を教えてください。
関谷:大きな軸としては自分自身が成長できる環境ということがありました。幸田代表と同じく私も親が自営業をしていて、私自身もいつかは起業したいという想いがありました。就職活動自体はベンチャーと大手のどちらも受けていましたね。
竹谷:私も両親がどちらも自営業をしており、前提として起業や事業責任者といった形で主体的に仕事をしたいと考えていました。そのためにも「成長産業であるか」「どんな上司のもとで働けるか」「専門性が身につくか」の3つを軸に据えていました。業界自体は絞らずに広く見ていましたね。
--------いくつか内定が出た企業がある中で最終的にSINTECHを選んだきっかけは何だったのでしょうか。
関谷:就活をする中で迷いもあって…成長したいという想いの一方で自信が足りない部分もあり、成長できるベンチャーと安定した大手の両方を見ていたんです。ただ大手企業の面接を受けている時は、自分を取り繕って本心を語れないことが多かったという印象がありました。ただSINTECHを受けた時には、本当に自分の本心からやりたいことや目標を包み隠さず伝えることができた上で、それらを受け入れて評価してもらえたことが一つ大きな理由になります。
竹谷:先ほど上げた3つの軸にマッチしていたことは前提として、特に「どのような上司のもとで働けるか」という面では他のベンチャーにも無いものがあると思います。多くのベンチャー、スタートアップが経営層との近さをアピールしていますが、実際に経営陣の経験値を見てもSINTECHの二人は創業からIPOまでを経験されていますし、人数規模から見ても分かる通り、接する機会も多々あります。インターン中の今も1on1で日々時間を取っていただくなど、お二人の下で近い距離でさまざまなことを吸収できることが一番の決め手になりましたね。
また単純に「日々の仕事の中で成長できる環境」があるというだけではなく、例えば有償のコーチングを受けさせてもらったり、インプット費用として月2万円まで書籍代が出たりと、きちんと制度として整備されているんです。そのことからも個人の自己実現や成長のことに目を向けてくれていると実感しています。
ビジネスマンとして高く飛ぶために必要なこと。
--------SINTECHで働く上で大切なことは何でしょうか。
幸田:自分の将来像や人生の目標を抽象的でも良いから持っていることは大事だと思います。何かしらの苦難に直面した時に乗り越える原動力は、自分でどうなりたいかという芯にあたる部分が必ず必要になりますから。そういったものを持っているかどうかは必ず見ていますし、これは新卒・中途に関わらずSINTECH全員が持っているべきものだと感じています。
あとは稚拙な言葉にはなりますが、素直であること。最初はアウトプットとフィードバックの繰り返しですから。成長のためにフィードバックをしっかり受け入れる素直さが結局は大事になります。私たち経営陣ももっとフィードバックの精度を研鑽する必要もありますし、社員全員で同じスタンスで臨んでいくべきだと思っています。
高野:成長意欲と目標設計をどこまで自立してできるかにかかっていると思います。私自身も15年間同じ業界で仕事をしていますが、それぞれ時期によって掲げる大義が違います。サイバーエージェントでは大きな組織の中で業界ナンバーワンを取ること。Avicでは同僚と創業し上場企業を作ること。そしてSINTECHでは関わる全員が成長できる企業を作ること。同じ仕事を続ける中でも大切にするものは変わっていくものです。
幸いなことに非常に大きな成長マーケットの中で一定のポジションにいることを活かして、パーパスに掲げているような大きな目標に挑むことができているのは、自分自身でも良い目標設計ができていると実感しています。
この目標設計の有無がビジネスマンとしての大きな分岐になると考えています。学生時代は受験や部活動の大会など目標が目の前に用意されていますが、社会人になると売上目標など他人から課されたものはあっても、自己実現のための目標設計は自分で行う必要があります。ここの分岐がスキルといったものよりも、ビジネスマンとして大きく飛躍するための大きな要素だと自身を振り返っても感じているので。SINTECHに入ってくれた人たち全員にも、その要素が備わっているようなカルチャーを作り上げていきたいですね。
--------関谷さん、竹谷さん、さらに次にSINTECHを目指そうとする学生さんに向けてメッセージをお願いします。
高野:入社する時に叶えたいと思ったことの実現に向けて、ひたすらに邁進してほしいと思います。ビジネスマンとしてどこまで高いところにいけるかに真剣に取り組んでいる時こそ、部下やメンバー、会社も成長しているタイミングです。そういった意味でも私たち経営陣ももっともっと成長しなきゃいけない訳ですが、とにかく自己実現に全力を出してほしいですね。
幸田:企業としてこの時期に採用する新卒には将来の幹部候補になることを期待しています。まだまだわからないことばかりだと思いますが、その気概で入社してくれると私たちも信じています。早く会社経営を共に邁進していくためにも、足元で言えばまずは自立してお客さまにサービス提供ができるよういち早く成長してもらうことを期待していますね。
関谷・竹谷:ありがとうございます。
--------みなさん、本日はありがとうございました。
ありがとうございました。












