就活/準備 2018.07.11
NTT東日本の内定者ES(エントリーシート)と面接のポイントについて

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    NTT東日本のエントリーシート項目

    ・Q:大学時代「これだけは誰にも負けない」と自負できる取り組み ※100文字以内
    ・Q:上記取り組みにおける、自身の主体的な行動や工夫・苦労 ※300文字以内
    ・Q:「NTT東日本」というフィールドで実現したいこと ※200文字以内

     

    NTT東日本のエントリーシート【実際のセンパイのES例】

    就職活動時、早稲田大学を2018年に卒業した先輩がNTT東日本を受けたときに使用したエントリーシートです。

    Q: 大学時代「これだけは誰にも負けない」と自負できる取り組み ※100文字以内

    私は大学二年生の秋から三年生の秋までの約1年間、校内で最も規模の大きなテニスサークルの副幹事長として、他の幹部やメンバーと共に「全員が楽しめるサークル」を作ることに尽力しました。

    Q: 上記取り組みにおける、自身の主体的な行動や工夫・苦労 ※300文字以内

    私の所属していたサークルは、メンバーが150人を超える大所帯であったため、メンバーの半数以上が試合に出ることが出来ず、サークルのメンバーからは不満が出ていました。実際に、私は試合に出ていた側の人間であったため、この点には特に敏感になっていました。当時これが理由でサークルを退会していくメンバーが続出していました。そこで、他のメンバーと協力し、同じような状況下にあった校内の他5サークルに声をかけ、新しく下部リーグを創設し、運営してきました。結果、サークルのメンバーがほとんど辞めない、「全員が楽しめるサークル」を実現することができました。

    Q: 「NTT東日本」というフィールドで実現したいこと ※200文字以内

    光コラボを通じて、これまでなかった「当たり前」の仕組みを作りたいと考えています。貴社は強い使命感を持って、以前の当たり前を守りつつ、新たな可能性を常に模索しています。私はその強い使命感を持つ貴社の一員として、貴社の「広範囲の通信インフラ・ビックデータ」の強みと自身の「周囲を巻き込む」という強みを生かし、様々な機関・企業と連携することで、地方創生につながる新たな当たり前を創っていきたいと考えます。

    NTT東日本の面接について

    NTT東日本の選考フロー

    選考フローは以下の通りとなっていますので、参考にしてみてください。(年度によって内容が変更する場合があります)

    なお、職種別採用ではなく一括採用後の各職種への配属となるスタイルです。

    ①プレエントリー(マイページへの情報登録)
    ②(リクルーター面談)
    ③エントリーシート
    ④WEBテスト
    ⑤一次面接
    ⑥二次面接
    ⑦最終面接

     

    リクルーター面談から早期ルートへと進める場合も

    NTT東日本ではプレエントリー後にリクルーターから声をかけられる場合があり、ESの添削をしてもらえる面談へと案内されます。
    リクルーター面談で高評価されると、最短で最終面接へと案内される早期ルートに進めたり、一部の選考ステップをスキップできることがあります。
    できるだけ早い時期から準備をして公式HPや業界動向を調べたり、新卒採用向けのイベントに参加して企業研究をしっかりしておくことがカギになるでしょう。

    中でも早期ルートに案内された場合は「模擬面談」に進みますが、実質的には模擬ではなく優先ルートの面談ですので、事前準備をしっかりとし、万全を尽くしましょう。
    早期ルートに選ばれなかったとしても引け目を感じず、企業研究と志望動機をよりブラッシュアップするよう心がけて本選考に臨みましょう。

    エントリーシート

    NTT東日本は認知度が高い人気の企業です。
    固定電話やインターネットをはじめ私たちの生活にもなじみが深く、個人のみならず企業への提案やサービスも充実した大手通信企業なので、安定性を重視する志望者も集まります。

    人気の高さから狭き門となっており、ESの通過は非常に難関であるといわれています。
    NTT東日本全体の事業を幅広く研究し、NTT東日本だから志望する理由を明確に示しましょう。

    ESの項目は、「志望動機」「学生時代の経験」「NTT東日本だからこそ志望したい理由」「つなげる・うみだす※という視点に立ったアピール」の4つの視点が選考で重要となってきます。
    (※通信を活用して様々なものや人をつなげ、新しいしくみや価値を生み出すこと。詳細は公式HPの採用メッセージ参照)

    ポイント

    ■通信業界の中でNTT東日本だから志望したい理由を明確に

    ■なじみ深い電話・インターネット分野にとどまらずNTT東日本全体の事業領域を研究して書く

    ■NTT東日本でやりたいことは企業研究と照らし合わせて実現できそうなことを書く

    ■学生時代の経験等を書く場合は人と人をつなげて生み出してきた成果やリーダーシップについて意識して書くと良い

     

    WEBテスト

    NTT東日本では、自宅受験のWEBテストを実施しています。
    形式は玉手箱で、言語・非言語・英語・性格についてテストします。
    玉手箱への形式慣れをしておくことがおすすめです。

    なお、難易度は高めで、かつ通過率は低いと言われています。一般的な適性検査への準備に加えて玉手箱への対策は必須で、十分に練習を重ねて臨むと良いでしょう。

    ポイント

    ■玉手箱のWEBテストを実施

    ■玉手箱の形式慣れをしておくことがおすすめ

    ■難関と言われているので事前に対策をしっかりしておく

     

    面接

    NTT東日本の面接はリクルーター面談を行ったかどうかでタイミングが変わったり、人によって回数が異なります。
    また、面接に加えて早期の段階にグループディスカッションが行われるケースもあります。

    ここでは、標準的な面接のフローについて記載します。

     

    【一次面接】

    志望動機や学生時代の経験等、一般的な内容を中心に問われます。
    NTT東日本では、面接の前にリラックスできる時間を設けて社員とフランクに会話してから本番に臨む方法がとられており、学生に好評です。
    一人一人を大切に考える社風なので、肩肘張らず自分の考えを表現するスタンスが良いでしょう。

    【二次面接】

    基本的には一次面接と話題の分野は大きく変わりませんが、より深めた内容になっていきます。
    ESと自己分析内容を再確認し、十分に準備して臨みましょう。

    通信を活用し、人と人・ものとものをつなげて便利な仕組みや新しいものを生み出す業務であることを意識して、自分の経験や思いを話すときにも「つなげる」「うみだす」視点を重視することがおすすめです。
    もちろん、NTT東日本でやりたいことも、実際の事業で「つなげている」「うみだしている」ことと照らし合わせて、実際にNTT東日本で実現できそうな内容を話しましょう。
    夢や希望がありながらも、地に足のついた内容であることが理想だと言えます。

    【最終面接】

    最終面接は意思確認的なものではなく、半数程度しか通過できないとも言われている難関の選考になっています。
    気を抜くことなく、それまでの面接経験やフィードバックを活かして臨みましょう。

    NTT東日本は、顧客との対話の中で最適な提案をし、顧客や社員と協力してサービスを導入・提供する企業です。
    その上で、相手の視点に立つ力・対話する力・人を動かす力は欠かせないものであり、面接においても注目されています。

    良い点をアピールすることは難しくないかもしれませんが、最終面接では「苦手なタイプの人」「うまくいかなかったこと」「この人には敵わないと思う人」等、短所・失敗・苦手に関する質問も聞かれることが多いようです。
    このような質問への受け答えで人間の真価が問われるといっても過言ではないでしょう。
    マイナス表現に終始したり悪口になったりしないように注意し、解決法等プラスに捉えられる力を表現しましょう。

    全ての面接を通して共通でポイントとなる点を紹介します。

    ポイント

    ■NTT東日本の事業だからこそ働きたい・実現したいことを具体性を持って伝えることが求められる

    ■学生時代の経験は「つなげる」「うみだす」視点に注目して話す

    ■人の視点に立つ力・ニーズを読み取る力・人と協力する力・人を動かす力をアピールする

    ■NTT東日本の事業領域をしっかり理解し、その中でやってみたいことや自分に出来ることを話す

     

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