就活/準備 2020.02.25
【第10回エンタメ・ビジネススクール】ポニーキャニオン:森ひとみ 氏インタビュー「自分自身の考えをしっかり持つことで、必ず自分に合う企業と出会える」

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    2019年の9月-11月まで開催されたエンタメ・ビジネススクール各回の登壇者とのスペシャルインタビューをお届けします。業界のことだけでなく就活アドバイスもいただきました。是非とも、まとめレポートと併せて読んでいただき、ご自身の就職活動に活かしてくださいね!

    今回は、ポニーキャニオンの総務部マネージャーである森ひとみさんと、宣伝部署でプロモーションを担当する佐藤啓斗さん(男性)、澤田那奈さん(女性)の3名にお話を伺いました。
     

    PROFILE

    森 ひとみ(もり ひとみ)氏

    株式会社ポニーキャニオン
    総務人事本部 総務部 マネージャー


    2004年大学卒業後、株式会社ポニーキャニオンに入社。大阪営業、音楽マーケティング部、音楽宣伝部、A&Rを経験し、2018年6月に総務部へ移動。主に、新卒・中途採用、社内研修制度を担当。

    ≫第10回エンタメ・ビジネススクールのレポートはこちらから≫
     

     

    エンタメ・ビジネススクールとは?

    開催期間:2019年8月~10月(3ヵ月)
    実施回数:全11回
    エンターテインメント業界全体から、将来性や動向まで学べる特別イベント。業界研究の一環として試しに参加してみた方から、就活早期でまずは業界の知識やノウハウを身につけたいという方まで幅広くご参加いただきました。


     

     

    音楽、映画、アニメのコンテンツビジネスを中心とした総合エンタメ企業

    シンアド就活:御社の行う業務ついて教えてください。

    森さん:ポニーキャニオンは、音楽、映画、アニメのコンテンツビジネスを中心とした総合エンタメ企業です。主には制作、宣伝、営業、法務や経理など管理系の業務があります。本日は、音楽の部署の中でも、宣伝の部署でプロモーションを行っている2人を連れてきています。

    この2名が実際に行っているプロモーションについて簡単にお話ししますね。制作やプランナーの方々がアーティストを売り込む宣伝のプランを立てた後に、そのプランに基づいて動いていくポジションを担当しています。出演していただく方への出演交渉であったり、インタビュー取材の交渉を行ったりして、それを制作サイドに提案をすることもできるような部署です。

    基本的にはクリエイティブの部署内に制作、宣伝のすべての機能があり、営業のみが本部にある形式になっています。

     

    自分自身の考えを深く掘り下げることが大切

    シンアド就活:エンタメ業界志望で御社を目指す学生たちは、今から何を準備しておけば良いのでしょうか。

    森さん:これだけがすべてではないのですが、なぜエンタメの企業に入りたいと思ったかをどんどん深堀りしてほしいですね。クリエイティブな仕事に携わるということは、人の感情を揺さぶる仕事だと思っているので、まずは自分の感情に向き合っていただきたいと思っています。

    つまり、エントリーシートに取り組む前に、自己分析を深く深く掘り下げていくことが重要です。自分の嫌な部分には目を背けたくなりますよね。でも、そこが実は一番大事なことかもしれませんよね。

    その欠点を強化しなくてはいけないかもしれないし、逆にそこから見えてくる自分の良さに気づくこともできると思います。

    佐藤さん:僕が就活をしていた時、まずは「社会人に会う」ということを大切にしてました。学生時代には考えられなかったような社会人ならではの考え方やビジョンは、実際に働いてる人に会ってみないとわからない部分が多くあると思います。

    まずどんな業界でもいいので、なるべく色々な業界の方に幅広くお話を聞いて、どのような仕事をしていて、どのような考えで今のビジネスをやってるのかを聞くことが大切です。

    そうすることで、自分の学生時代になかった考え方を身に着けられることができるのではないかと思います。


    澤田さん:私は、最初に入りたかった業界がテレビ業界でした。どのテレビ局にも受からず全滅してしまったときに、ようやく「自分がどうしてテレビ局に入りたかったのか」「そこで何がやりたかったのか」「何でそれをやりたかったのか」ということまで深く考えるようになったんです。

    自己分析をするときに、自分に対して「何で?」ということをひたすら問い続けることが大切です。そこが明確になってからは、志望動機を書くことがすごく簡単になったなと思いました。

    そして、どれだけ企業研究や業界研究をしても、実際に働いている人の知識にはどうしても適いません。そのため、表面的に「この会社のこの部署に入ってこういうことがしたい」とエントリーシートに書くだけでは、全く自分の良さが伝わらないと思いました。

    エントリーシートでは、自分が企業に対してアピールできる部分に重点を置いて書くように心がけ、仕事内容の理想は書かないようにしてましたね。

     

    自分に合う企業が必ずある

    シンアド就活:最後に就活生へのメッセージをお願い致します!

    澤田さん:就活は「ご縁」の連続だと思うので、落ちた社数に落ち込むよりも、自分に合うと思う企業を見つけて就活を進めることが大切だと思います。そして、面接の際には緊張しすぎたり、萎縮しすぎると自分らしさが出せなくなってしまいますよね。

    そういう時には、笑顔を保つために、入室前のノックする際に心の中で「コント、面接」と唱えてからノックすると緊張が少しほぐれると思いますよ(笑)

    佐藤さん:僕自身は就活を2回経験していてとても苦労しました。この経験から言えることは、就活をする上で「こういう風にするともっと社会が面白くなるんじゃないか」という自分の考えをもっておくことが大切だということです。

    その意志を強く持っていると、必ず自分にあった企業が見つかると思うので、自分の考えを曲げずに頑張っていただきたいですね。

    森さん:就活を続けていると、「就活が辛い」と卑屈になるときもあると思います。自分にもそういった苦い思い出がありました。しかし、就活はとても貴重な体験ができる機会です。企業の中に入って面接を受けることや、企業の社屋に入れること自体、今の学生のうちしかできないことなので、それを楽しんでいただきたいですね。

    そして就活は、企業から選ばれるための活動だと思い込みがちですが、実際は自分も企業を選んでいることを忘れないでください。必ず自分にあう会社に出会えると思うので、自分が何をしたいかを見つめて、自分に向き合いながら就活を楽しんでいただけたらなと思います。

    ​――森さん、佐藤さん、澤田さん、貴重なお話ありがとうございました!



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