就活/準備2020.02.20
【第7回エンタメ・ビジネススクール】メリーサングローバルエンターテインメント:渡辺尊俊 氏インタビュー「大切なのはプロ意識とこだわりを持つこと」

2019年の9月-11月まで開催されたエンタメ・ビジネススクール各回の登壇者とのスペシャルインタビューをお届けします。業界のことだけでなく就活アドバイスもいただきました。是非とも、まとめレポートと併せて読んでいただき、ご自身の就職活動に活かしてくださいね!

今回は、メリーサン グローバル エンターテインメントの渡辺尊俊 代表にお話を伺いました。
 

PROFILE

渡辺 尊俊(わたなべ たかとし)氏

メリーサン グローバル エンターテインメント有限会社 
代表取締役社長


メリーサングローバルエンターテインメント代表。映画配給会社、宣伝会社では、『桐島、部活やめるってよ』『新宿スワン』など宣伝プロデュース作品多数。また台湾を拠点にしたアジアビジネスとして、台湾・中天テレビでバラエティ番組やホラー映画などを企画プロデュース。

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エンタメ・ビジネススクールとは?

開催期間:2019年8月~10月(3ヵ月)
実施回数:全11回
エンターテインメント業界全体から、将来性や動向まで学べる特別イベント。業界研究の一環として試しに参加してみた方から、就活早期でまずは業界の知識やノウハウを身につけたいという方まで幅広くご参加いただきました。

 

 

日本からアジアへ、アジアから世界へ

シンアド就活:日本と台湾それぞれのお仕事について教えてください。

渡辺さん:日本では、配給会社やプロデューサーから映画の宣伝プロデュースの依頼を受けます。大体は年に4、5本ですかね。来年のいついつに公開の作品なんだけど宣伝をお願いできないか、とご相談を頂くことが多いです。

また、現在は台湾を中心にグローバルに事業展開をしています。台湾やアジアなどでの仕事は、毎年年末にアート・ファッション・歌の融合したエンタメイベントを行っています。参加者は日本・台湾・韓国・香港・ベトナム・タイなどアジア各国から集まってきます。

他にも、アジアに進出したい企業にスポンサーに入ってもらい、その企業のPRをイベント時だけでなく年間を通して行ったり、アジアに進出したいアーティストに参加をしてもらい、それ以降のPRを展開したりと様々です。

 

日本で売れているものは台湾でも売れている?

シンアド就活:日本と台湾での「違い」を何か感じることはありますかでしょうか。

渡辺さん:大きな違いで言うと、台湾の方が圧倒的に海外の情報が入ってきます。日本にいると国内の情報がメインになってくると思います。映画はもちろん、音楽とテレビもそうですね。日本にいるときとは比較にならないほど海外の「映画」「音楽」「エンターテインメント」の情報が入ってきています。台湾の若い世代の方たちは、台湾のアーティストや映画・アプリだけでなく、海外の情報も敏感にキャッチしている印象を受けますね。

そもそも自国のアーティストの数が少ないというのもあるとは思います。最近台湾では、日本よりも韓国がメインになってしまっているんですよ。悔しいですけどね。しかも、日本の方は業界の人ですらその現状を知らないんです。日本で売れているものは台湾でも売れていると安易に捉えてしまっている方が非常に多いですね。これは台湾だけでなくアジア全体に言えることです。例えば、ベトナムで「木村拓哉を知らないの?」と驚くような状況ですね。

ちなみに、学生でいうと日本も台湾も一緒だと思います。同じように情報をキャッチしていますしね。一人一人でいうとそこまで違いは無いです。日本に興味がある(台湾の)学生とお話しをする機会などもありますが感覚は同じですね。

 

学生時代「好き」にこだわりや理由を持つ

シンアド就活:最後に就活生へのメッセージをお願い致します!

渡辺さん:学生と社会人の圧倒的な違いはプロ意識です。これは日本も台湾も関係ないですね。僕自身、プロ意識というのは非常にこだわりを持っていて、「自分はこれでお金をもらって飯を食っている!」と胸を張って言えるかどうかを大切にしています。

僕自身学生のころは何を持ってプロ意識なのか全く分からなかったので社会人になって気が付きました。自分の好きなものとか極めたいものは、皆さん色々あると思うんですけど、「なぜ好きなのか?」「なぜそれが良いのか?」という理由をしっかりと言えないと意味が無いですし価値も下がってしまいますよね。

だからこそ、「そういう理由で私もそれを好きなのか。わかる気がする」というような共感こそが仕事になっていくんです。社会に出ると、何事もそつなくこなしてしまっている人も多いです。学生時代の比較的時間があるときに、自分の「好き」にこだわりや理由を持つことが一番大切だと思いますね。


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