就活/準備 2019.03.05
【クオン】内定者インタビュー #27「自分が力を発揮できそうな場所を選んだ」

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    シンアド就活事務局の仲本です。内定者インタビュー第27弾の今回は、クオン内定者の本間 友子さん(東海大学)にインタビュー。

    就活ではいろんな企業に足を運び情報収集をしたと語る本間さん。そんな彼女の企業の選び方について伺いました。

     

    3日間の選考が楽しかった

     

     

    仲本 就活はいつから始めましたか?

    本間さん インターン説明会に行き出したのは大学3年生の5月頃です。

     

    仲本 早期から活動していますね。どういう業界を見ていましたか。

    本間さん 安定した職に就きたいと思いインターンで区役所に行くなどして公務員を見ていました。他は鉄道やインフラ業界をメインに見ていました。

     

    仲本 そこからなぜ広告業界へ?

    本間さん 働くならば終身雇用で安定しているところと考えていたのですが、小さい頃からチアダンスだったり吹奏楽とか音楽やっていたりアトリエに通っていたり、表現することが好きだということを自己分析して気付き、自然と広告業界に惹かれるようになりました。

     

    仲本 クオンさんへ内定承諾を決めた理由はなんですか?

    本間さん 事業を多角的に展開している大手の上場企業にも内定を頂き、会社見学もさせて頂いたりしたのですが、自分がそこで働いている姿が想像できなくて、本当にやりたい仕事なのかと疑問がありました。 それを踏まえてクオンの3Daysインターンシップの選考を受けていた時の自分を振り返るとすごく楽しんで参加していたと思いますし、知識がない私でも発言したことをすごく認めてもらえて、採用に繋がったので、自分の知識云々ではなくて自分のセンスなど本来持っている力を発揮できる場所はベンチャーだったり、クオンではないかと考えた結果、クオンへ入社したいと思い内定を承諾しました。 別の要素としては、これから伸びる市場で、自分自身も一緒に成長できそうと思ったことと、第二創業期で今回新卒を大きく募集するのは初めての試みだと伺っていて、会社の要となって頑張れそうだと感じたことがクオンへ入社の決め手です。

     

    仲本 普通の選考じゃなくてインターン選考ということも良かったですか?

    本間さん 普通の選考のように日を空けて1ヶ月や2カ月長期間面接を続ける選考よりも、3日間一緒に過ごして、色々話す方がその人の人柄も垣間見えると思うんですよ。その様な所を3日間で見て判断して内定を出す会社の方が、就活生の本質を見ているのかなと思い、内定を頂けたのならもしかしたら本当に自分に合っているのかもと思いました。 就活中の大学生に対して中間発表や最終発表の時に、社員の方々が同じ社員として見て、本当に真剣になって指摘などのフィードバックを言ってくれたことがすごく大きな印象で残っています。知識がない大学生に対して真剣に1つ1つアドバイス・指摘をしてくれて感銘を受けました。

     

    仲本 その他に選考を受けた企業はありますか?

    本間さん 様々な企業の説明会に参加し、いくつか大手広告会社のお話も聞きましたが、「何か違うな」と感じていました。そもそも広告業界を第一志望にしていなかった事もあったので。

     

    仲本 では他業界の企業だとどういった会社を受けていましたか?

    本間さん 第一志望が鉄道業界だったので鉄道会社を多く受けていました。

     

    仲本 鉄道会社と、クオンさんで通ずることって何がありますか?

    本間さん よく面接で「志望業界どこですか?」と聞かれて「鉄道と広告です」って答えると「全然違うね」と言われて、ほとんど落とされました。 でもクオンは私の中で、鉄道と全く違うとは思っていません。 クオンが取り組んでいる消費者コミュニティは、まだそれほど浸透はしていませんが、これから企業、地方自治体、国全体と拡げていき、最終的には「World Wide Community」を目指しているということもあり、いつかインフラになりうるって所では、鉄道業界と通ずるのではないかなと思っています。

    情報を取り扱う怖さをベルリンで学んだ

     

     

    仲本 内定者合宿はベルリン開催ですよね?どうでしたか?

    本間さん この7日間の合宿のおかげで、日本人の考え方しか知らない私たちが、外国の人が持つ他の視点を得ることができましたし、クオンがこれからどういうことをしたいのかをより明確に理解できました。

    仲本 7日間を通して国際的な考え方が自分の中で芽生えたってことを合わせて他に変わったことはありますか?

    本間さん 東ドイツの秘密警察についても少し勉強したのですが、シュタージ(秘密警察・諜報機関である国家保安省を通称シュタージと呼ぶ)は常に家の中にも隠しカメラや盗聴器を仕掛けてあったりしているが、国民はそのことを知らない。 自分たちの発言や行動が監視されている状況がドイツの中であったようです。これは昔のドイツだけではなく、現代も同じかもしれないと思いました。現代のネット社会で、例えば今どこにいるなど、アクセス、ページ閲覧の履歴、どのような発言をしたかなど、その人の思考や状況を管理できていて、そのデータを基に広告が現れます。一見便利なように見えますが、もしかしたら監視されていること同然かもと気付きました。管理監視されることは怖いことですよね。 これはドイツ人は怖いことと認知していますが、日本人は便利と認知しています。 おすすめのサイトや商品が表示されるので便利と感じていますが、情報が良い方向にも悪い方向にも進むという事を学びました。 過去のベルリンでのシュタージの例を踏まえた上で、こうはならないように、私たち内定者に学びの時間を与えて頂きました。 私たち日本人は当たり前の様に気付かずネットを使用していますが、自由なようで裏では監視されている。私たちが仕事でしようとしているコミュニティを作るってことは、運営するこちら側の意図でいい方向にも悪い方向にも進むと思うのでしっかり信念を持って仕事に励みたいと思いました。

     

    仲本 現在就活中の後輩たちに向けてアドバイスをお願いします。

    本間さん 私がこの会社に入ることは、偶然みたいな所があると思います。 業界・会社を絞って見ることも良いかと思いますが、少しでも気になったり軽い興味があれば行動に起こして挑戦していくのが良いです。 インターネットの情報だけでは分からないことがあるので、実際に伺ってみて会社の雰囲気を感じて、普段どのような仕事をしているかなどお話を聞けるなら率先して聞いてみるのも良いと思います。 どこで何が起こるのか分からないので、少しでも良いなと思ったら何かしら行動に移すことをお勧めします。

     

    仲本 どんな出会いがあるのかわからないので、実際に足を運んでいろんな業界・企業を見る、アクションをすることが大切なんですね。 本間さん、ありがとうございました!

     

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