INTERVIEW 2018.03.07
<PRの仕事>電通グループならではの大規模案件で世の中を動かし、国内外のアワードを多数受賞! 株式会社電通パブリックリレーションズ インタビュー

こんにちは。シンアド就活代表の飯田です。今回は電通グループのPR会社、株式会社電通パブリックリレーションズ(以下電通PR)さんにお邪魔しました。誰もが知っている大手企業のPRを手掛け、世の中にインパクトを与え続ける同社は、毎年多くの就活生がエントリーする人気企業。でもその人気の秘密は、事業内容だけではないようです。その実態をさぐってみました!

 

<お話を聞いた人>
人事総務部
高須 満理子(たかす・まりこ)さん

 

嬉しいのは世の中がザワつく瞬間。
PRの仕事はやりがいだらけ

飯田 高須さんの自己紹介をお願いします。

 

高須さん 2008年に弊社に新卒で入社しました。最初の配属は現在のプランニング&コンサルティング局(以下PC局)でした。PRプランナーとして、クライアントの窓口となり、企画から実行まで全体を指揮する部署です。大手外食チェーンや、化粧品メーカーなど、誰もが知っているようなブランドの製品やサービスのPRに携わることができ、もちろん大変でしたが、とてもいい経験になりました。2014年頃、人事総務部に異動し現在に至るのですが、現在は主に、新卒採用周りを中心に業務を行っています。

 

飯田 現場に約6年いらっしゃったのですね。その頃はどんなところにやりがいを感じていましたか?

 

高須さん 世の中をザワつかせる仕事に携われていると実感できるところです。当時、誰もが知っているような外食チェーンの、広告を含めた全体のプロモーションを任せてもらったことがあって。家族や友人など、自分の周りの人たちがそのプロモーションを知っていたのは嬉しかったですね。もっと多くの人にいろんな情報を届けたくなりましたし、仕事へのモチベーションにもつながりました。

 

それから、PRは様々な業界・業種の方々と出会えます。新しい出会いや、仕事をしているからこそ知り得た知識が多く、こうしたことがやりがいにつながりました。仕事の経験を通して得た知識が今でも身になっていますし、出会った方々とリレーションを築けたことは私の財産です。元々、仕事を通じてこうした経験ができるのは得だと思ってPR業界に足を踏み入れたこともあったので。

 

飯田 それはPR業界ならではのやりがいですね。では逆に辛かったことはなんですか。

 

高須さん クライアントの企業の規模が大きければ大きいほど、求められるハードルも高くなったことですね。プロジェクトのコストや関わる人数に比例して仕事も難しくなると感じました。例えば一つのことを確認するにしても、プロジェクトに関わる人数が多いと大変でしたね。

 

飯田 動くお金も大きいのでその分責任もありますし、大変そうですね。そんなPC局時代を経て、今は人事総務部にいらっしゃいます。採用も自社を就活生に知ってもらうという点でPRは重要ですよね。

 

高須さん そうですね。PC局で働いていた頃は気付かなかったのですが、自分たちのやっているPRという仕事を、誰にでもわかるように噛み砕いて説明することは結構難しいなと感じています。また情報を伝えるためのツールが年々多様化しているので、学生の皆さんがよく利用するソーシャルメディアや行動などに合わせてわれわれの広報・PR活動も変化させる必要があると思っています。PC局で行っていた、クライアントの製品・サービスのよさや特徴を世の中の人にわかりやすく伝え購買や行動につなげる仕事も、現在の仕事も「PRの仕事」と言えますね。

 

飯田  クライアントワークの経験が今に繋がっているのですね。もう少し前のお話をお聞かせください。高須さんの就活について教えていただけますでしょうか。

 

高須さん 正直に言うと、かなりスロースターターでした(笑)。大学3年生の頃はゼミが忙しく、冬ごろまで就活は特に何もしておりませんでした。PR業界を知ったきっかけは、PR会社に内定した大学の先輩に話を聞いてみたことです。私はもともとテレビっ子だったので、なんとなく広告業界が面白そうと思っていましたが、PRという業界を知り「第三者のお墨付きの下で情報が発信される仕組み」に非常に感銘を受けました。

 

また、自分自身の性格が、アパレルでいう「デザイナー」より「スタイリスト」に近いと思っていたんです。ゼロから全く新しいものを生み出すよりも、相手や状況に応じ、ツールや、アイデアを組み合わせるほうが向いていると。だからPRは私にぴったりだと思いました。そして、PR会社を何社か受けて、最初に内定をもらったのが当社でした。

 

飯田 スロースターターではあれども、PR業界を目指す意思はしっかり持っていらっしゃったのですね。

 

新卒社員の離職率0%。
理由はやりがいとコミュニケーションが盛んな社風

飯田 では、御社の事業内容について教えてください。

 

高須さん クライアントである企業・団体などのコミュニケーション上の課題をPRの視点で解決します。主に2つの領域に分かれておりまして、ひとつが新商品を世の中に知らせたい、定番商品をもう一度盛り上げたいといった「マーケティングPR」の領域、もうひとつが企業そのもののイメージを上げたい、知ってもらいたい、悪くなった評判を元に戻したい、といった「コーポレートPR」の領域です。

 

飯田 多くのPR会社がある中で、御社の強みはどのようなところにありますか?

 

高須さん 電通のグループ会社ということで、国内外問わずさまざまなクライアントを担当するチャンスがあると思います。1~2年目の若手社員でも、「誰もが知っている企業」のコミュニケーション全体に携わることは珍しくありません。さまざまな種類や規模のクライアントさんとお仕事をしているからこそ、多角的なソリューションが提供できるのだと思います。経験を通して得た知識やノウハウを別のクライアントの提案にも活かせるんです。

 

当社は2018年で56周年を迎えますが、さまざまな実績があることもクライアントから評価をいただいています。そして毎年国内外のPRのアワードで受賞しているという点は、質の面でも評価をいただいている証だと思います。

 

飯田 実質的な経験の積み重ねも御社の強みの一つなのですね。人材面の強みを教えていただけますか。

 

高須さん 近年の若手社員の離職率が圧倒的に低いことですね。2010年以降、新卒入社社員の離職率は0%。個人的な見解ですが、定着率が高い理由として、電通グループだからこその案件の大きさによるやりがい、そして約300名の社員数という「全員の顔と名前が一致する」ほどよいサイズ感が、活発なコミュニケーションを生み、若手社員が辞めない環境をつくっているのだと思います。

 

飯田 新卒入社社員の離職率0%とは、すばらしいですね! 新卒採用ではどのような人物を求めていらっしゃるのですか?

 

高須さん 当社の仕事は多種多様なので、強みやタイプが異なる人がいるのは良いことですが、共通して必要なことは「自分の頭で考え行動できる人」「さまざまな人と話すことが好き」「相手の立場に立って人を説得できる力」を持っているということです。

 

「自分の頭で考え行動できる人」というのは、現代はインターネットを使えば、ある程度それらしい答えが載っていることが多いです。でもそれではクライアントがお金を払ってまでわれわれにコンサルティングをお願いする必要はありません。自らクライアントの課題と向き合い、考えて、クリエイティブなアイデアを提案できることが、PRパーソンとして必要な素養だと思います。

 

次に、「さまざまな人と話すことが好き」という点ですが、業務では、毎日のように違う人と会い、話をする機会があります。そんな時に人と話すことが苦手な方だと、辛く感じるかもしれません。さまざまな人と出会うことが楽しいと思えるタイプの人が向いていますね。また、提案した企画をクライアントに納得してもらうことでお金が発生するので、企画提案や、メディアプロモートの場において、押しの強さだけでなく、説得力も求められます。

 

就活は「なんかイイな」を大切に。
等身大の自分で素直に挑んでほしい

飯田 自ら考える力、コミュニケーション力、相手を説得できるロジカルな思考、いずれもを備えた方が向いているのですね。新卒で入社した方々は、まずどんな部署に配属になるのですか。

 

高須さん 本人の希望を聞きつつ、2ヶ月の研修を通じて人事が適性と各部署のバランスを見て決定していきます。傾向としては、プランニングコンサルティング局かメディアプロモーターが所属する情報流通デザイン局への配属が多いですね。メディアプロモーターとは、メディアに取り上げてもらうために、さまざまなメディアと関係を構築する仕事のことです。しかし、その2つの仕事だけではなく、PRに必要な領域を全て経験してもらいたいと考えているので、コーポレートコミュニケーション戦略局含め、10年以内にすべての部署を経験できるように計画しています。

 

飯田 御社にいれば、PRに必要な領域の仕事がほぼすべて経験できるのですね。それはとても魅力的です。それでは最後に就活生へメッセージをお願いします!

 

高須さん 就活はこれまでの自分が培ってきた価値観や大切にしていることを見つめなおす良いチャンスです。難しく考えすぎず、高校・大学の進路選びでも趣味でもいいので、これまでの自分が選択をする際にどんな基準で選んでいたのかを辿ってみると、共通点や、大切にしていることが何か見えてくると思います。流行を追うことが好きな人もいれば、1つのことを追い求めることが好きな人もいます。どちらが良くて、悪いというわけではありません。自分がどういう人間で、就職する企業にどういう価値を提供できるのかをシンプルに伝えれば良いと思います。

 

全ての企業にマッチする必要はありません。1つだけでも自分に合う企業が見つかれば、良いのです。企業に自分を合わせる必要はないので、まずは自分が「なんかイイな」と思う直感を大事にしてください。その直感に合う企業は、きっとあなたにとって良い選択になると思います。電通PRがその「いいな」に当てはまる企業であれば、何よりです。

 

飯田 就活はつい自分を大きく見せたり飾ったりしがちですが、まずは素直に自分と向き合って、等身大の自分で挑む方が入社した後も楽しく頑張れそうですね。今日、高須さんからうかがったお話は、現場経験のある方ならではの貴重な内容でした。PR業界を目指す学生の皆さんに、ぜひ読んでもらいたいですね。高須さん、今日は本当にありがとうございました。

 

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