INTERVIEW 2019.08.11
【インタビュー】#05 大手エンターテイメント企業内定者・Oさん「"本当の自分"を見てくれたことを決め手に、エンタメ業界へ!」

 

 

こちらの記事は2017年に作成されたものを再編集しております。

こんにちは! シンアド就活事務局の吉田です。内定者インタビュー第5弾の今回は、大手エンターテインメント企業内定のOくんにインタビューしました。様々な業界の選考を経験した、Oくんだからこそ知っている情報が盛り沢山です!

 

エントリー数60社! 幅広い業界を対象に就職活動をスタート

 

Q就活は、どのような業界を受けられましたか?

テレビ業界や制作会社など、エンタメ業界を中心に受けていて、最終的にエントリーしたのは全部で60社くらいですね。大学のランクや自分のスキルに自信が無かったということもあり、様々な企業に沢山エントリーしました。もちろん途中で選考を辞退してしまった企業もあるので、60社すべての選考を受けたわけではありませんが、他の人に比べるとたくさん受けていたと思います。「いつか転職をするかもしれない」と考えて、みんなが知っているような大手の企業であれば、志望業界と異なる企業も受けていました。

 

Q受ける企業はどのように決めていましたか?

シンアド就活などの就活支援のサイトを利用して企業を調べ、売り上げランキングの上から順番に受けていきました。後は「広告就職講座2018」という本が役に立ちました。その本を通して、企業の事や役職について研究していました。エンタメや広告などの、自分の志望している業界以外は、友達が受けている業界など、情報を集めやすい業界のトップの方だけ受けました。

 

Q様々な業界を受けられたとのことですが、選考内容は異なりましたか?

結構違いましたね。某制作会社では「マンホールを広告する曲を作る」という課題が出ましたし、1枚の白紙の中で「自由に表現してください」なんて課題もありました(笑)。

あとは、グループ選考の内容が企業によって様々でしたね。横一列に並んで行われる、一般的な集団面接もあれば、互いに意見を出し合って討論していくグループディスカッションもありました。ゲーム形式で進めていくグループワークもあり、一瞬選考されていることを忘れるほど問題に夢中になった時もありますね(笑)。今思い返してみると、様々なワークを通して「どんな人間か」を見られていたのかな、と思います。

 


Q就職活動を開始したタイミングはいつですか?

テレビ業界を受けていたので、去年の12月にはもう本選考に参加していました。テレビ朝日の選考が1番始まるのが早くて、丁度クリスマスに筆記試験がありました。ただ、寝坊してしまって落ちちゃったんですけど(笑)。民法のキー局は全て受けました!

 

Qテレビ業界の選考はどのようなフローでしたか?

基本的には、ES→動画審査→一次面接→筆記...という流れが多かったです。ちなみに動画審査に関しては、僕の代はサンシャイン池崎の動画が多かったらしいです(笑)。「空前絶後の~」というネタを真似した動画が多かったと、選考で知り合った学生に聞きました。僕は普通にスーツを着た状態で自己紹介動画を撮って送ったのですが、それでも動画審査は合格したので、面白さはマストではないと思いますが(笑)。ただ、ウケを狙ったような動画を送る方も多いみたいです。

動画審査のあとの一次面接は、10分程度の流れ作業のような面接が多かったです。僕の勝手な想像ですが、コミュニケーション能力の有無を判断されていたのかな? と思います。筆記試験に関しては、幅広いジャンルの設問が出ましたね...。SPIのような問題もあれば、時事問題、変わったものだとドラマの登場人物が「ドラマ内でどの部署に所属しているか」という設問もありました。

 

Q勉強のしようがないような設問のようにも思われますが、どのように対策していましたか?

特別なことはしませんでしたね。ただ、元々テレビドラマが好きで、ワンクールのうちに10本以上のドラマを見ていたので、ドラマに関する内容は答えられました。あとは、スマホのアプリでネットニュースを閲覧したり、Twitterを頻繁に見たり、日常的にしていることが僕の場合は選考に役立ちました! エンタメ系の筆記試験は何が出るか予想できないですが、その業界が本当に好きなら答えられるような内容になっているように思います。

 

新聞配達で培ったコミュニケーション能力を活かし、自分をアピール!

 


Q自己PRではどのようなことを話していましたか?

キャッチコピーとして、「人を限定しない幅広い対人力があります」と言っていました。具体的なエピソードとしては、新聞配達のアルバイトをしていたので、お年寄りともコミュニケーションを取ることが上手いということや、バスケットボールやヒッチハイクを通して幅広い年齢層の人々と関わり、仲良くしてきたということを話していました。

 

Q「学生時代に力を入れたこと」を聞かれたときは何と答えていましたか?

新聞配達のアルバイトのことを話していましたね。簿記やパソコンに関する資格も取っていましたし、何より契約数がナンバー1だったので、それをアピールしていました。また、それと並行して学校の成績も上位をキープしていたことや、遊びも頑張っていたことを伝えていました。広告業界や、映像事業のある企業を受ける時は、講座を通して1000本以上の企画を考えた経験がある、というエピソードも話していました!

 

Q面接で答えづらい質問をされたことはありますか?

大手のデジタル企業で、質問攻めをされた時は困りましたね。自分が頑張ったことで新聞配達の話をしたら、「なぜ頑張れたのか」と聞かれたので、「1位になりたかったからです」と答えたところ、「なぜ1番を目指したのか」と聞かれ...という感じで、何度も「なぜ」と聞かれてしまい...。最終的に答えに詰まってしまい、落とされてしまいました(笑)。

 

Qインターンシップには参加されましたか?

1つもしていません。電通や博報堂は応募しようかとも考えたのですが、考えたころには募集が終わってしまっていました(笑)。自分としては、インターンシップに参加しなくて困ったことはありませんでしたが、志望度の高さをアピールするために参加するのは良いと思います! 後は、インターンに行くと早期選考に参加できる、「選考」と銘打っていないイベントなのに実は選考されている、といったものもあるので、常に情報に対してアンテナを張り巡らせているべきだと思います。

「本選考の前に選考の練習をしましょう」というイベントがあって、僕は参加しなかったのですが、実はそこでも選考が行われていたということを後から知った...なんてこともありました。行きたい企業の情報は、しっかりと調べてほしいです!

 

Q面接の質問内容は、業界ごとに異なりましたか?

うーん...ほとんど変わらないですね。基本的にはどの業界も、自己PRと、学生時代に頑張ったことをしっかりと相手に伝えられることが大事だと思います。時々、企業によっては難しかったり、変わっていたりする質問が来ることはありますけどね! グループワークの題材は企業ごとに違って、面白かった印象があります。フェルミ推定を用いた、分析を求められるワークが面白かったです。予備知識と想像力が必要なので、たとえ知らないことに関する問いだったとしても慌てずに、必要な数字を導き出すことが大切だと学びました。皆さんも、フェルミ推定は知っておいて損がないと思います!

 

「素の自分」を見てくれた企業に惹かれ、就職活動を終了


Q広告ではなく、最終的に大手エンタメ企業に就職先を決めた理由は何ですか?

内定先の企業は、「本当の自分」を見てくれている、と感じたからです。多くの企業の選考を受けていく中で、「自分は今、"就活生として作られた自分"を演じている」と感じることが多くありました。ですが、内定先の選考は他社と異なり、一般的な選考形式ではなく、「素の自分」を出させるような選考内容でした。40年以上所属するかもしれない組織で、いつまでも「就活生として作られた自分」を演じ続けるのは無理だなと強く感じていたので、本当の自分を知っても尚選んでもらえた内定先に魅力を感じ、また、自分とマッチする企業だと確信し、決めました。

あとは、内定先が学歴不問だったということもポイントでした。学歴には一切自信がなかったのですが、人間力でなら勝負できるかもしれないと思い、それがモチベーションに繋がりました。

 

Q就活中、悩んだことはありましたか?

正直、どの企業も選考の途中は悩むというより焦燥感を感じることの方が多かったです。周りの友達が次々と内定を獲得していく中、自分は数社、数十社と落ちていたので…。でも、選考が終わり、内定が出た時は少し悩みましたね。就活中は自分がやりたいこと、興味がある企業の選考をひたすら受けていましたが、内定が出てからは自分のこれからの人生について考えるようになって(笑)。なので、内定が出た後、もう1度改めて色々な側面からその企業について見つめなおし、最終的に納得した上で就職活動を終えました。


Q企業研究はどのように行っていましたか?

他の人に比べると企業研究に関してはやっていなかった方だと思います。基本的にはHPを見ることが主でしたね。あとは、僕の場合は、先輩のES(エントリーシート)を見て勉強するようにしていました。他人のESは、その企業に関する知らないことが載っているケースも多いので、オススメです! 特に「志望理由」の欄は、企業が自分で推しているポイントではなく、就活生の目線から見たその企業の良いところが書かれているので、信頼度が高いと思います。

 

Q面接のコツは何ですか?

明るくハキハキ喋ることが1番大切だと思います。第一印象はとても大切なので、特に挨拶はしっかりと行うべきですね。基本的には、相手の目を見て話すこと、挨拶をしっかりすること、など、人と関わる上で大切なことが出来ていれば大丈夫です。あとは、グループ面接の場合は、他の人の話をしっかり聞いておくことが重要です! 「あの人の意見を聞いてどう思った?」と聞かれることもあるので、自分の順番が終わってしまったら上の空になってしまうのではなく、他人の話も集中して聞いておいた方が良いです。質問事項に関しては、文章を丸暗記して用意する必要はないですが、基本的に聞かれるであろう質問の返答は頭の中で考えていた方が良いと思います。

また、エンタメ・広告業界は特にアイディアを大切にした方が良いと思います。例えば、サークルやアルバイト、留学経験の話をする人はとても多いので、その中でも印象に残るような一工夫があると良いですよ! 僕の場合は、新聞配達のバイトで売り上げランキング1位になったという経験を話すために、「新聞配達の"まーくん"として地域の方々と交流を深め、井戸端会議の話題に上げられることを目標に頑張っていました。」と、話していました。ただアルバイトの売り上げが1位だったことを話すよりも、このように実際にあったエピソードを思い返し、自分なりの言葉に変換して加えるだけで、面接官の印象に残ることもあります。


Q最後に、就活生へメッセージをお願いします!

エンタメ業界は、人気企業でなくとも倍率100倍ということもザラにあるほど難関です。何千、何万人と受けるのにも関わらず、採用される人数は十数名が殆どです。なので、情報収集や選考対策、OB訪問など、自分が出来る全ての対策を行ってから、選考にのぞんだ方が良いと思います。

また、エンタメ業界を志望するのであれば、自分が本当にやりたいことは何なのかを理解しておくことも大切です。「エンタメ」と一括りにしていますが、映像、音楽、マネジメント、ライブ、イベントなど、エンタメ業界には各分野に特化した企業が多くあります。聞いたことがある大手だけではなく、よく調べ、色々な企業を探してみることをお勧めします。探していく中で、自分のやりたいことを見つけられることもありますしね。皆さん、自分のペースで頑張って下さい!

 

 

(インタビュー:吉田海音)

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