COLUMN 2019.01.16
【インターンと本選考の合格基準】違いを理解して臨機応変に臨もう

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    近年ルールの厳格化に伴って、企業側の採用プロセスが分かりにくくなってきています。特に、本選考に入る前にインターンを行う会社が増えており、学生からするとインターンはすんなり通ったのに、採用では落とされるという事態が頻発しています
    そこで、以下ではよりスムーズに就職活動を行うことができることを目指して、両者の合格基準の違いについて説明することとします。

     

    インターンと本選考の違いとは

    まず何と言っても、インターンと本選考の合格基準の違いを認識するためには、両者の違いを理解しておくことが重要です。この点、インターンとは、インターンシップの略語で、正式な採用プロセスとは別のものとして行われることが一般的です
    その目的は、学生側に企業のことをより深く知ってもらうという点にあり、通常は一定期間実際の社員と同じように会社に来てもらって、OJTのような形で仕事に参加したり、別途会社側で用意している課題に取り組んでもらったりするといったことが行われています。また、もう一つの目的としては、企業として優秀な学生に目を付けておくという点もあります。
    従って、インターンで優秀な成果を上げた学生については、実際の選考においても有利なポジションに立つことができる可能性があります

    次に、本選考とは、採用活動における正式な選考プロセスのことを言います。良く行われてる形態は、書類選考、筆記試験を経て複数回の面接を行うということですが、ここでは企業の目的はもっぱらいかにして自社のカルチャーにマッチした優秀な学生を確保するかという点にあります。
    従って、インターンのように自社のことを良く知ってもらいたいという点については、優先度が一段落ちるということを理解しておくとよいでしょう

     

    インターンの合格基準とは

    前述のとおり、インターンが行われる目的は、会社のことをより知ってもらうとともに、前もって優秀な学生に当たりをつけておくということです。そのため、この目的のためには、なるべく多くのタイプの学生に門戸を開いて、幅広い学生を対象にしてスクリーニングをかけていくことが有効となります
    そのため、インターンの選考においては、「学生時代に何を頑張ったか?」や「自分が考えている強みと弱みとは?」といったようなオーソドックスな質問が行われることが多く、会社がどのようなビジネスを行っているかや業界についての深い知識について聞かれることはあまりありません。

    このような状況であるため、面接においては、特にその会社に対する熱意を伝えることなく、淡々と「複数社のことを知った上でどこに就職するかを考えたい」や「単に会社のことを知りたいから応募した」といった消極的な志望動機を語ったとしても、それだけで落とされることはそれほど多くはないでしょう。

    企業側からすると、とりあえず何となく優秀そうに見えるのであれば、とりあえず通しておこうと考える傾向があるため、しっかりとした志望動機ではなくても、これまでの研究や大学での活動などをうまく説明して企業の関心を引くことができるかどうか、すなわち最低限の基礎能力を備えていることを示せるかどうが合格基準であると言えるでしょう。

     

    本選考の合格基準とは

    インターンは基礎能力を備えていることを示すことが合格の基準であると述べましたが、本選考ではそれだけでは十分ではありません。
    例えば、本選考においては、会社のビジネスモデルや他者との比較、自分が考えているキャリアプランや将来やりたいことなどが企業側から事細かに問われる可能性があるのですが、その目的は企業の目指す方向と学生の将来がしっかりとマッチするかを確かめるという点にあります。

    そのため、これらの回答には自分と企業の向いている方向に矛盾がないということを前提に応えることが重要となります。
    また、ネガティブなイメージを与えたり、あらかじめ用意した回答を棒読みしているような印象を持たれてしまえば、それだけで落とされるおそれもありますので、なぜ自分が働く場がその企業でなければならないのかを、説得力と熱意をもって語ることが大切です

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    本選考においては闇雲な強みの強調は避けること

    本選考の合格基準は、企業と学生の方向性がマッチすることであるということですが、それを意識するあまりに自分の強みを前面に押し出すことはかえって落とされるリスクが増すことになるため注意が必要です

    例えば、何事についても一人で集中して取り組むことができることが自分の強みだと思っていたとしても、チームプレイを重視する企業の面接においてそのことをアピールしたとしても何ら評価を得ることはできないでしょう。

    しかしながら、一方で各社員に研究開発の裁量が幅広く与えられているような企業においては、そのようなアピールは好意的に受け止められる可能性があります。このため、自分の強みをむやみやたらと強調するのではなく、強みが企業の求めている人物像に合致すると考えられる場合に限ってそのことをアピールするというスタンスが求められることになります

    業界研究・企業研究の重要性

    インターンでは、業界や企業についての知識はそれほど深く問われませんが、本選考となると逆にそれらを知っていないと話になりません。即ち、本選考においては、「その会社で何をしたいのか」や「なぜその会社でなければならないのか」が厳しく問われることになるのです。
    これらの問いに対して曖昧な回答をすることは禁物であり、いかに自分が持っている会社や業界についての知識を具体的に示して、説得力のある形で志望動機を語ることができるかが必須となります。

    この点、最近ではインターネットの発達によって、それらの知識を容易に入手することが可能となっています。これは学生にとっては有利な状況ですが、見方を変えるとすべての学生が同様に情報にアクセスすることができるようになっていることから、他社との差別化を図ることが難しくなっているということもできるでしょう。
    そのため、企業についての通り一遍の情報をチェックしておくだけでは不十分であり、その企業で働いている従業員の生の声や業界における他社と比較したうえでの評価など、より詳細な情報を取得することが重要です
    そのためには、いざ就職活動を行うとなってから情報収集をはじめるのでは手遅れになる可能性があるため、学生において常日頃から希望する業界や企業についてはなるべくアンテナを高くして情報を得るように心がけておくべきといえるでしょう。

     

    面接官との相性も重要

    最後に、本選考においては面接官の相性も合否における重要な要素となります。面接官も人間ですので、応募者と合う合わないということがあるのは不可避です。
    人一般にいえることとして、質問したことに正しく答えてくれない相手を敬遠する傾向にありますが、これは面接においても同様であり、初対面ではそれほど悪い印象を持たれていなくても、ずれた受け答えをしているうちにネガティブな印象を持たれることは大いにあり得ることです。
    また、目を合せないや自信なさげに話しているというのも、面接官によっては嫌う人がいますので、自分の振る舞いにネガティブにみられるような癖があるということであれば、なるべく普段から意識して改善に努めることが合格に向けての近道となるはずです。

     

    インターンと本選考の合格基準の違いを知って就職活動を成功させよう

    以上で述べたように、インターンでは学生の基礎能力を示すことが合格基準であることに対し、本選考ではそれに加えて企業と学生の目指す方向性がマッチしていることを示すことも求められることになります。
    従って、単に能力があるだけでは就職にたどり着くことは容易ではないため、常日頃からいかに希望する企業と自分が合っているのかを自問自答しておくようにしましょう

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