COLUMN 2019.12.24
就職浪人のためには休学をするべき?

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    就職浪人とは?

    就職浪人とは、就職せずに次の年も継続して就職活動をおこなうことを指します。ここで重要なのは、就職活動を行った上で就職できなかった場合や、内定を得たとしてもその企業に納得ができず、あえて就職をしなかった場合でも同様に就職浪人と呼ばれます。

    就職浪人は就職が決まっていない状態で大学を卒業し、そのまま次の年まで就職活動を続けて行きます。就職浪人をした場合には大学院に進むか、アルバイトなどをしながら次の就職活動シーズンに備えるのが一般的です。

    就職浪人の割合は、就職活動を行った全体の人数からいくと約5%程度になります。文部科学省の調査データでは2017年の大学生の就職率は97.7%でした。就職浪人の割合は低いですが、例年5%前後は就職浪人として次の年も就職活動を継続しています。

    就職浪人の中にも様々なタイプがあり、そもそも就職活動を行わなかった人や積極的ではなかった人、真剣に取り組んだけれど内定を取れなかった人、内定は取れたが希望とは違ったので就職を先送りにした人などです。その他にも就職留年といって、次の年に確実に内定を得るために休学して1年間就職活動を休み、留学などでスキルアップを図る方法もあります。

    就職浪人という言葉からは就職活動を失敗してしまったというマイナスなイメージを感じることがほとんどですが、実際には前向きな理由で就職浪人を選択している人もいます。

    就職浪人と就職留年の違い

    就職浪人と同じように使用される就職留年という言葉があります。この二つの言葉は似ているため、しばしば混同されてしまいますが、全く違う言葉なので注意してください。就職浪人と就職留年の大きな違いは、大学を卒業しているかという点の違いです。

    大学を卒業した状態で就職が決定していない人が来年も就職活動をおこなうことを就職浪人と呼びます。これに対して、就職留年は大学を卒業せずに留年をして、大学に在籍したまま来年も就職活動を行うことを指します。

    就職留年は大学に籍を置いているので、次の年の就職活動を学生という立場で行うことが可能になります。新卒として就職活動を行うことができるということが就職留年の大きな特徴です。そのため就職留年をした人は、意図的に休学して留年するケースが多いです。1年間遠回りをする形になるので同級生からは遅れてしまい多少ハードルは上がりますが、就職浪人にはないメリットもあります。

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    就職浪人のメリット

    就職浪人のメリットは、大学から卒業しているので時間を効率的に使用できるという点です。大学の授業に出たり、卒論などに時間を取られたりすることがないので自分の好きなようにできる時間が増えます。内定を得るための準備に多くの時間を使うことができるので有利です。

    就職活動自体も2回目のため、就職活動自体の流れやポイントなどがわかっているという利点があります。1年目の就活生よりも無駄のない迅速な対応が期待できます。

    また大学に学費を払う必要がないので、費用の負担も軽くすることができます。就職留年を選択した場合には学費を払う必要がありますが、就職浪人であれば学費がかからないので、その分のお金をスキルアップのためにあてることも可能です。就職浪人のその他のメリットは、自由に就職活動ができるという点です。

    新卒の就活の場合には、大学の就職課の指導のもと決まったスケジュールで就職活動をすることが一般的ですが、就職浪人をした場合には自分で好きなように動くことができます。

    就職浪人のデメリット

    就職浪人のデメリットは、既卒枠での就職活動になるということです。大学を卒業しているので新卒扱いにはなりません。企業によっては採用の条件を大学卒業から何年以内と設定していることもあるので、就職浪人であることで採用条件が限定される可能性があります。

    就職を希望する企業の採用条件は早めに確認をしましょう。就職浪人をして同じ企業に再度挑戦したいというケースもありますが、一度不採用になった場合には採用試験が受けられない企業もあるので注意が必要です。

    また1度目の不採用の理由が企業側が必要とする適用条件を満たしていない場合には、たとえ2回目の採用試験を受けることができたとしても内定を得ることが難しいという傾向にあります。適性というものは、その人の性格や本質であったりするため1年後に大きく変化することはあまりありません。

    そのため適性が低いため不採用になった会社とは、マッチング率が低いと言えます。もし、再度挑戦して就職ができたとしても、その後に自分と企業のミスマッチを感じたり、仕事にやりがいを感じられないといった状況になるケースもあります。

    どうしても入りたい企業があって就職浪人を選択する場合には、まず2回目でも試験を受けることが可能か、1回目に適性が理由で不採用になったのか、既卒での採用は過去にあったのかというところまでチェックするのがおすすめです。

    その他にも通常の就職活動であれば同時期に同年代の学生が就職活動を行っていますので、友人や知人と企業の情報などを交換することも可能ですが、就職浪人は基本的に大学生に混じって単独で就職活動を行います。メンタル的に強くないと会社説明会や採用試験の会場で場の雰囲気に飲まれてしまうこともあります。

    就職活動仲間がいないので、きちんとスケジュール管理を行わないと、つい気が緩みがちになってしまうのもデメリットの一つです。大学側からの様々なサポートを受けられないことが不利に働くこともあります。

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    就職留年のメリット

    就職留年のメリットは、学生という身分で就職活動をおこなうことができるという点です。また就職活動を始めたものの、就職する意義を感じられない場合には休学して自分を見つめ直すことができるという利点もあります。

    本当に自分のやりたいことや、就きたい職業がはっきりしていないまま就職活動をしても、なかなか本気になれずに成果を上げられないというケースも多いです。しっかりと就職活動に打ち込むことができない場合には、一度休学してリセットしてしまうという選択肢もあります。休学後に復学して就職活動を行うため、新卒として就職活動ができるのもメリットです。

    ただし目的もなく休学してしまうのは企業にマイナスイメージになる場合があるので注意してください。留学やスキルアップのためといったポジティブな理由の場合には、休学が就職活動において企業へのアピール材料になることもあります。

    あくまでも自分のプラスになるような有意義な休学でなくては、面接で休学の理由を聞かれた時に効果的な返答をすることが難しくなります。自分を売り込む材料を増やすための休学でなければ逆効果ということもあり得ますので気をつけてください。

    就職留年のデメリット

    就職留年は休学をするため、大学へ学費を払うというデメリットがあります。支払う学費は大学によって様々なため、全額免除の大学や10万円〜30万円程度の学費の支払いが必要な大学があります。休学許可が得られるかどうかも大学によって異なります。

    休学の審査が厳しい大学もありますので、休学を申請したからといって全てが認められるわけではありませんので注意してください。また就職留年の場合には、なぜ休学したのかということを面接で聞かれることがほとんどです。

    休学した理由、休学中に何をしていたのか、休学によって何を得ることができたのかという3つのポイントを明確に答える必要があります。きちんと答えることができれば好印象につなげることができますが、曖昧な答えしかできない場合には印象が悪くなってしまいます。

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