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シンアド就活事務局の髙橋です。内定者インタビュー第26弾は、アナグラム内定者の 富島 祐介さん(早稲田大学)にインタビュー。
内定は頂いていたものの自分のやりたいことと照らし合わせた時に違和感を覚え、2度目の就活を決意。自信を持って就活を楽しめたと笑顔で語ってくださいました。
中・高・大とテニスのキャプテン
髙橋 学生時代はどのようなことをされていましたか?
富島さん テニスサークルのキャプテンを4年間ずっと務めていたことが大学で一番やってきたことですね。
髙橋 テニスサークルのキャプテンを務めて、そこで身につけてきた力や学んだことが何処かで活かされたとか、今後どう活かしていきたいとかありますか?
富島さん キャプテンとしては人との距離感をかなり意識していました。この人にはどのようなアドバイスをすれば伸びるかというのを結構考えてキャプテンをしていたので、これからはその対人スキルを活かしていきたいと思います。それから、目標を持ってそこから逆算して今何をやるべきか考える力は、今後の仕事にも活きるのではないかなと思っています。
就活を楽しめた理由
髙橋 なぜ2年浪人して、1年留年したのですか?
富島さん レベルの高いところに身を置きたいという思いが強いからです。浪人に関しては、早稲田大学の校風などが自身に合っていると感じていて、早稲田大学にどうしても入りたいという思いがありました。留年に関しては、周りの友達もみんな留年していて、もう1年学生を楽しみたいなというのが本音としてはありましたが、就職活動をもう一度やりたいという思いも強くありました。
単位は全く残っていなくて、4年生の6月には内定も頂いていて、そのまま卒業しようと思えばできました。ですが、当時は就職活動に対して全然前向きじゃなくて、何も考えずに就活をしていて周りに流されてやっていたのですが、ベンチャーのIT広告に行っている友達の話を聞いて自分がやりたいことってこういうことなんじゃないかって気づきました。それが8・9月で、そこからまた就活を始めました。しかし、その時期にはもう行きたい企業は募集していなかったので、それだったらもう1年留年しようと決めました。
髙橋 2回目の就活では就活軸を見つけられましたか?
富島さん そうですね。自己成長のような、目標もって何かをやることが自分は楽しいと感じて、そこに関して深堀したときに4つの要素がありました。経営者との距離が近いこと、裁量が大きいこと、レベルが高いこと、会社への貢献度が高いこと、且つその成果が見えることが自分のこれまでの経験を踏まえたときに、成長出来た場面だと感じました。これらの要素に合うところを考えて探したときに、大手の企業ではないと思いました。大手だと歯車みたいなところの一つとなって、大きい仕事の中の一部分にしか携われないと思うんですよね。組織的には正解だと思うのですが、自分はそれは嫌で全部やりたいので、そういった面でもベンチャーが向いていると感じました。
貢献度というところでも自分が何かやったことによって喜んでくれる人が見える、それが見えてくれば自分が成長出来たなって思えるし、やはり経営者の方と距離が近いというのは、目線が上がるなと思っていて、経営者の方と話せることで視野が広くなると思ったので、そういったことも考えたときに、ベンチャーなど小さめの会社でやっていく方があっているんじゃないかと思いましたね。
髙橋 1度目で大手企業の就活を経験し、2度目でベンチャー企業の就活を経験してみて、何か違いは感じましたか?
富島さん ベンチャー企業はあまり時期がないのかなと思います。ベンチャー企業は募集時期もバラバラだったり、経営者の方が説明会などで直接お話していただけるのが面白いなって思います。大体は人事の方や新卒採用の方が参加されるので、会社のビジョンまで聞けなかったりなど物足りなく感じることがありました。ベンチャー企業などはその点は違っていて、自分は熱い志を持っている人の話を聞くと影響されるので、自分も未来について考え無ければならないと意識されるという意味でもベンチャー企業のように経営者が直接就活生に会いに来てくださるところが楽しかったですね。
就活をやり直そうと思って1月くらいから始めたのですが、そのころから経営者の方々とご飯を食べるといった企画イベントに参加して、経営者の方と食事をしながら沢山話をしていました。
髙橋 どのようなことを聞いていましたか?
富島さん どうしてその会社を建てようと思ったのかとか、その人が目標にしていることとか、自分の話をしてこれってどう思いますかなど聞いて現場で見ている人のアドバイスを聞けたのは良かったと思います。
髙橋 経営者の人達の話のどのあたりに共感しましたか?
富島さん 何事にも当事者意識を持っていることですね。これからの社会に対して自分達でできることはしていこうという視点があって、自分の目標は自分の中で完結できるものだったんですけど、そこが社会に向いているのがすごいなって思いました。筋が通っていて、その思いがあって会社を建てていくのがすごいなと純粋に思いましたね。
アナグラムの魅力
髙橋 アナグラムは2年連続で選考を受けていますね、なぜですか?
富島さん そうですね、去年は何も知らない状態で受けていたので落ちたのですが、どうせもう一度就活するなら絶対受けようと思っていた会社だったので、そこでもう一回リベンジしました。
髙橋 アナグラムに魅了されるものがあったんですね。
富島さん なぜ2回も受けたかと言うと、インターネット広告の企業を色々見たのですが、結局営業の方と運用の方で分かれているところがほとんどで、フロントに立つ人と、実際にパソコン触って運用している人が分かれていることが多いんです。
自分は先ほども言いましたが、裁量が大きくて1~10まで一気通貫でやりたいっていう思いが強かったので、インターネット広告の中でもそういった企業がないか探していて、そこで説明会に行ったときに、全部一気通貫でできることと、かなりレベル高くやってることを説明会を聞いただけでわかるような感じるものがあって魅了されました。
実際に4月からインターンをしているのですが、やっていて学びが大きいと感じます。社内の知識共有、勉強会が週に1回あってそこで得られる知識もすごく多く、広告会社でそこまで考えるのかっていうところまでやったりとか、マーケティング全体から考えた中からの広告、その一部としての広告というとらえ方の会社なので、マーケティング全体をしっかり学べる点がほかの会社ではないと感じられるので、入ってからはそこが魅力的に思いました。
髙橋 なぜインターネット広告がいいと思いましたか?
富島さん 自分の将来像に、これから。IoT化とかAIとかが進んでいく中で、デジタルに強い、無形商材としての自分の価値を上げていかなきゃいけないという思いがあります。そこでデジタルは絶対必要なスキルであると考えるのと、マーケティングは絶対なくならないなと思ったのでそういったところでインターネット広告が一番最初に思い浮かびました。運用型広告のPDCAはリアルタイムで成果が出るので、速く回せるところが成長につながりやすいことと、実感値のような目で見て成果がわかることが結構大事であると思っています。そして、代理店はいろんなビジネスを見れるじゃないですか。将来起業も考えているので、いろんなビジネスモデルを見れることもかなり大きいと思ってましたね。
髙橋 それでは、最後に20卒の就活生に向けてメッセージをお願いいたします。
富島さん 自分は自身の将来について考えて、自分の経験からどういった環境でやったら自分が伸びるかといったようなことを考えるようになってから就活はすごく楽しくなったと思っています。たぶんそれは一番最初にいきなり考えろって言われてもできないと思います。だから一番最初はいろんな会社を見に行って、なんとなく雰囲気で自分がやりたいとかやりたくないとか思ったことから、なんでやりたいのか、何でやりたくないのかっていうところから深堀していって、自分の経験から考えて、また抽象度を上げてみて、じゃあこの環境だなとか、なんでそうしたいのかなとか考えたときに、また抽象度を上げてみて、自分がどういう人間を目指しているのかなとか、そういうことを考える機会を作ってからいろんな会社を見る、そして考えて会社をみて、というのを繰り返していると結構自分が求める会社だったり自分の将来像が見えてくると思うので、まずは会社を見てそのあと考えるという方法をできればいいと思います。
富島さん、お忙しい中ありがとうございました!
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