就活/準備 2018.07.11
KDDI の内定者ES(エントリーシート)と面接のポイントについて

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    KDDIのエントリーシート項目

    ・Q: KDDIであなたが実現したいことを教えてください。 ※100文字以内
    ・Q: なぜKDDIで実現したいか、入社後のキャリアパスを踏まえて教えてください。 ※300文字以内
    ・Q: あなたがチームで力を入れて取り組んだ経験について、自身の役割を踏まえ教えてください。 ※300文字以内

     

    KDDI のエントリーシート【実際のセンパイのES例】

    就職活動時、早稲田大学を2018年に卒業した先輩がKDDIを受けたときに使用したエントリーシートです。

    Q: KDDIであなたが実現したいことを教えてください。 ※100文字以内

    私は貴社が持つ通信技術とサービスを掛け合わせ、お客様がより一層便利な暮らしを送れるような包括的サポート体制を整え、お客様の幸せにとって不可欠と言われるようなau経済圏を作り上げたい。

    Q: なぜKDDIで実現したいか、入社後のキャリアパスを踏まえて教えてください。 ※300文字以内

    貴社がライフデザイン企業への変革を目指していることに魅力を感じたから。貴社の強みであるau経済圏は、電気事業や金融商品など幅広くサービスを展開しており、お客様に寄り添い貢献出来る仕事がしたい私に合致する。また、通信技術とau経済圏の掛け合わせによって蓄積されたビッグデータを活用すれば、お客様の貯蓄から消費までのあらゆるニーズを満たすサービスが提供出来る。この実現の為に、まずはコンシューマ営業で経験を積み、消費者のニーズを掴みたい。次にソリューション営業で、企業の挑戦をサポートしながら経験を積み、視野を広げたい。その上で培ったスキルを活かして商品サービス・企画事業で活躍したいと考えている。

    Q: あなたがチームで力を入れて取り組んだ経験について、自身の役割を踏まえ教えてください。 ※300文字以内

    150名規模のテニスサークル幹部の一人として、退会者削減に尽力した。私のサークルでは毎年40名ほど退会者がおり、その要因は大規模であるが故に希薄なメンバー間の繋がりだった。私は広報代表として、練習以外にもメンバーが繋がれるコンテンツを増やす必要があると考えた。そこで元々事務連絡に利用していたブログや会報誌を全員が携わる形態に変えた。他の幹部メンバーと話し合い、リレー形式の「自己紹介記事」や、イベントの「内容報告記事」を全メンバーで作成することを決定し、会報誌やブログに掲載することで交流の契機を図った。この結果、サークル内で新たなメンバー間の繋がりが生じ、退会者を前年比6割に抑えることが出来た。

    KDDIの面接について

    KDDIの選考フロー

    選考フローは以下の通りとなっていますので、参考にしてみてください。(年度によって内容が変更する場合があります)

    なお、新卒採用として代表的な総合職(OPENコース)を基準にご紹介します。職種により選考フローが若干異なります。さらに、KDDIは同職種でも時期やコースごとに分かれて、少しフローの異なった採用を行っています。詳細はマイページで指示がありますのでご注意ください。

    下記には標準的なフローで記載しています。

    ①プレエントリー(マイページへの情報登録)
    ②エントリーシート
    ③WEBテスト
    ④一次面接
    ⑤ニ次面接
    ⑥三次面接
    ⑦最終面接

     

    ESの前にリクルーター面談を受けられる場合も

    KDDIでは企業説明会に加えて、座談会やパネルディスカッション等、志望者に向けて様々なイベントが行われます。
    中でも、大学のOB/OGの座談会への参加者にはリクルーター面談へのお誘いが来て、ここで評価が高いと3月内定の優先ルートに進めます。
    大学別なので学歴に応じたコースにはなりますが、もしお誘いが来た場合は是非優先ルートを目指しましょう。

    また、リクルーターにエントリーシートのフィードバックを提出前にしてもらえる場合があります。
    KDDIの求める視点を理解しているリクルーターの貴重なアドバイスがあればESからの選考ステップを有利に進んでいけるでしょう。

    エントリーシート

    KDDIは認知度が高い人気の企業です。
    また、auスマホを利用しているユーザー等、学生にとっても身近であり、安定した事業の継続が見込まれる大手通信企業なので、安定性を重視する志望者も集まります。
    そのためESの通過も難関と言えます。

    携帯電話事業にとどまらずKDDI全体の事業を幅広く研究し、KDDIだから志望する理由を明確に示しましょう。

    ESの項目は、「志望動機」「学生時代の経験」「KDDIだからこそ志望したい理由」「長所・素質のアピール」の4つの視点が選考で重要となってきます。

    ポイント

    ■通信業界の中でKDDIだから志望したい理由を明確に

    ■親しみのある携帯電話分野にとどまらず企業全体の取り組みをしっかり理解した上で書く

    ■KDDIでやりたいことをキャリアプランを含めて具体的にイメージして書く

    ■学生時代の経験等を書く場合は過程と思いを明確にし、積極性・リーダーシップ・対人関係が伝わるように書く

     

    WEBテスト

    KDDIでは、自宅受験のWEBテストを実施しています。
    形式は玉手箱で、言語・非言語・英語・性格についてテストします。
    玉手箱への形式慣れをしておくことがおすすめです。

    なお、選考には影響しませんが、入社までにTOEICスコア600点を目指し受検する等英語に力を入れた企業なので、WEBテスト対策でも英語に力を入れておくとより良いでしょう。

    ポイント

    ■玉手箱のWEBテストを実施

    ■玉手箱の形式慣れをしておくことがおすすめ

    ■英語能力の向上に力を入れている企業なのでWEBテスト対策でも英語に注力すると効率的

     

    面接

    KDDIの面接はリクルーター面談を行った人・そうでない人でタイミングが変わったり、回数が異なります。
    ここでは、リクルーター面談ではなく面接として行われるものについて記載します。

    【一次面接】

    志望動機や学生時代の経験等、ESから広げられるような一般的な内容を中心に問われます。
    簡潔にわかりやすく、スピード感がある受け答えを求める傾向にあります。
    さらに、面接は通信業界らしくオンライン面接で行われる場合があり、結論のわかりやすさや、頭に入ってきやすい話し方をすることがますます重要になっているといえます。

    【二次面接】

    基本的には一次面接と話題の分野は大きく変わりませんが、より深めた内容になっていきます。
    特に、学生時代の経験が仕事にどう活かせるかと、KDDIでどのように働きたいかのビジョンが一貫して納得できるストーリーになっていると良いでしょう。

    また、KDDIでは、希望職種につけない場合の考えや、地方配属についての考えを問うことも多くあります。
    また、学生時代の経験も、どうしてその活動をしたのか、他の分野ではだめだったのかという話になる場合もあります。
    これらについて「◯◯でないとき」を想定し、動揺することなく答えられるように備えておきましょう。

    【三次面接】

    三次面接は、基本的には合否に関わらない最終面接前の練習の位置付けになっています。
    また、この面接がある人・ない人がいるようです。

    KDDIの面接では、フィードバックが充実していて、次の面接でそのフィードバックを活かしてどう改善できるかがカギになっています。
    特に気をつけておきたいのは、面接官の聞きたい意図を考慮した話し方とスピーディーでわかりやすい受け答えです。

    また、全体的に深掘りして聞いてくる傾向にあるので、話題が尽きることがないよう、ESからふくらませた話題を事前に考えておきましょう。

    【最終面接】

    最終面接は意思確認的なものではなく、最終選考として落選者もいるタイプの面接です。
    気を抜くことなく、それまでのフィードバックを活かして臨みましょう。

    また、配属や勤務地が希望と異なる場合の考え方について、大丈夫であることをためらわずに伝えるのが基本です。
    どうしても譲れない場合は正直に伝えるべきですが、企業側の事情を配慮しつつ的確に伝えられるよう表現を工夫しましょう。

    全ての面接を通して共通でポイントとなる点を紹介します。

    ポイント

    ■KDDIだからこそ働きたいという志望動機と将来のビジョンを示すことが求められる

    ■学生時代の経験が仕事にどう活かせるかをわかりやすく伝える

    ■面接が進むごとにフィードバックを活かしてブラッシュアップしていけるようにする

    ■求められるのはスピード感とわかりやすさ

    ■組織の中でのリーダーシップや立ち位置、対人関係がイメージしやすいように話す

    ■希望が通らなかったときの考え方をためらわず伝えられるように備えておく

     

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