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SONYのエントリーシート項目
・Q: 入社後取り組みたいこと
・Q: 関心のあるソニーの商品内容と理由
・Q: 学業で専門的に学んでいること
SONYのエントリーシート【実際のセンパイのES例】
就職活動時、早稲田大学を2019年に卒業する先輩がSONYを受けたときに使用したエントリーシートです。
Q: あなたが何かを解き明かした・成し遂げた・作り上げた、いずれかの経験について、あなた自身のアプローチや工夫と役割、最終的な成果(物)がわかるように記述してください。 ※500文字以内
学生ボランティア団体に所属し◯◯の情操教育の充実に貢献する活動をしていた。子どもたちが音楽や図工に親しめる遊びを企画、実行してきた。昨年の春には、協力していただいているベトナムの保育園で、バザーの開催を実現した。保護者の方から、日本で集めた幼児服やおもちゃなどの寄付品を売ってほしいという意見をたくさんいただいたので、バザーの実施を試みた。しかし、保育士の方が整備をするのが面倒だという理由で許可が出なかった。そこで保育士の方から開催の妨げとなる問題点を聞き出し具体的な対策案を提示した。また「子どもたちが日本のおもちゃを手に入れることでどんな情操面での発達が見込めるか」などバザー実施による効果をできる限り具体的に保育士の方に伝えた。何度も断られたものの、粘り強く交渉し、遂に許可を得ることができた。ここで鍛えた「目標を達成するために異国人をも巻き込み粘り強く取り組む力」を仕事でも活かしたい。
「ゼミでの研究成果を人々に伝えること」を目標とし、ゼミの合同研究チームでプレゼンコンテストに出場した。はじめは各メンバーが意見をぶつけ合うだけで準備が進まなかった。そこで私が全体の指揮をとり、「限られたリソースを最大限に活かせること」を意識し、美術部所属のメンバーにはスライドショーの作成を、ハキハキと力強く話すメンバーには団体の活動理念を説く役割を割り振るなど、各メンバーがそれぞれの長所を活かし、やる気を出せる環境を整えた。また、「組織全体を俯瞰して課題を見つけること」を意識し、他のメンバーが発表に向けて練習に励む中、組織全体の目標達成に向けて自分は何ができるのか考え、大学の事務所を説得し、プレゼンコンテストの広報活動を大学と協力して行った。結果、コンテストには多くの来場者が訪れ、銅賞を獲得し、新メンバーを迎えることができた。
Q: 入社後取り組みたいこと
日本を代表する貴社製品を世界に広め、日本の存在感向上に貢献したい。海外滞在経験を通して現地の人々が「今の日本には昔ほどの存在感はない」と考えていることを知り、悔しい思いをした。一方で現地の国際色豊かな環境を通して自身が日本人であることを強く意識するようになり、存在感ある日本を取り戻したいと考えるようになった。現地に根差した販売促進戦略により着実に世界での日本の存在感向上に寄与できるグローバルマーケティングに携わりたいと考える。研究で磨いた「相手本位の思考」やアルバイトや海外ボランティアで培った「周囲を巻き込み、チームのアウトプットを最大化する力」を活かしたい。
Q: 関心のあるソニーの商品内容と理由
【PS Vita】
世界で普及が広まっている現状と複数台の所持を考慮した場合に、販売促進戦略によって需要を拡大できると考えるからだ。現地の占有率の割合を短期間で増大させることは困難である一方、世界の国々の現地の文化や価値観を反映させた地道な販売促進によって割合の拡大が見込めるはずである。高い付加価値を提供する貴社の「PS Vita」こそ人々の信頼を創出し、他の製品の占有率拡大の呼び水となると考える。
Q: 学業で専門的に学んでいること
産業エコロジーをテーマとして扱うゼミに所属している。「産業エコロジー」とは、様々な産業が、経済や環境にどのような影響を及ぼすのか分析し、その改善のための提言を導く学問だ。個人で執筆する論文では【ワインの工場生産と農業生産はどちらの方が環境負荷が少ないか。】をテーマに、ぶどうの栽培からワイン輸送時にトラックから排出される二酸化炭素まで、全ての面での環境負荷を測定し分析研究を行なっている。また並行して【水素自動車の部品製造から車両廃棄における環境負荷の測定分析】も行なっている。水素自動車は、走行時の環境負荷が少なく、従来のガソリン車よりも環境に良いとされている。しかし、部品製造の段階から車両廃棄における段階まで、全て含めた場合、果たして本当に環境に良いと言えるのか。徹底的に分析し、研究している。これらのテーマについて研究する中で「様々な言語の論文を読み解き学んだ理論を応用して分析すること」を特に意識して取り組んでいる。
SONYの面接について
SONYの選考フロー
選考フローは以下の通りとなっていますので、参考にしてみてください。(年度によって内容が変更する場合があります)
なお、新卒採用として代表的な事務系を基準にご紹介します。職種により選考フローが異なるため、詳細はマイページで指示がありますのでご注意ください。
②エントリーシート
③WEBテスト(SPI)
④一次面接
⑤二次面接
⑥最終面接※
※面接回数は職種等で異なり、2-3回が標準のようです。
エントリーシート
SONYは認知度・人気度が高く、特に事務系では倍率が100倍を超えることも多い企業です。人気の大手企業はまずESの通過も難関と言えるため、入念に作成しておく必要があります。
ESの項目は、「志望動機」「SONYで興味のある製品や分野」「学生時代の経験」の3つの視点が選考で重要となってきます。
■SONYの商品やサービスの中で興味のあるものを詳しく調べておく
■SONYの企業研究を踏まえて自分のやりたいことを伝える
■学生時代に力を入れたことを過程・学んだこと・結果を踏まえて説明する
WEBテスト(SPI)
SONYでは、自宅受験のWEBテスト(SPI)を実施します。
年度によっては、一次面接と二次面接の間に再度同じWEB受験を求められる場合もあったようです。
■自宅受験のWEBテスト(SPI)を実施
■難易度は標準的で、形式慣れをしておくのがおすすめ
面接
SONYの面接は個人面接中心で、職種等によって2〜4回の面接があるようです。
志望動機と学生時代の経験を聞かれることが多いベーシックな面接なので、企業研究と自己分析をしっかり行い、SONYの事業領域と自分ができることをしっかり整理しておきましょう。
全ての面接を通して共通でポイントとなる点を紹介します。
■志望動機はSONYで興味ある製品やサービスを踏まえて話す
■学生生活で力を入れて取り組んだことを整理し質問にも対応できるようにしておく
■ESの内容を掘り下げることが多いのでESから肉付けした面接で伝えたいことを考えておく
■逆質問の時間があり長めなので事前に質問を考えておく
■リラックスした雰囲気での面接が特徴なので自然体で臨もう