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第一印象を良くするためには、身だしなみのマナーが重要!
身だしなみは就活生の意気込みや誠意を確認するため、審査官が重要視する項目です。
服装や髪型、態度などの身だしなみが整っていないと悪い印象に繋がります。身だしなみでは、 「清潔感」「健康的」「機能的」の3要素が大切です。
特に清潔感が重要視され、髪型や爪・服装・アクセサリー・小物類などの全てを見られています。顔の化粧や髭に関しても第一印象を左右するので、清潔感があり、健康的にみえる身だしなみを心掛けましょう。
服装は大手企業ですと 男女共リクルートスーツの場合が多いです。紺や黒などの落ち着いた色にして、模様や色が目立つものは避けます。ワイシャツやブラウスは白色、男性のネクタイは紺やグレーなどの落ち着いた色が基本です。
また、スーツやワイシャツ・ブラウスにシワがなく、清潔感があることも見られています。襟の汚れやほつれも第一印象を悪くするのでしっかりと確認しましょう。
コートも落ち着いた色を選択し、リクルートスーツと似合うトータルコーディネートを意識します。女性は肌の色に合ったストッキングを着用することも必要です。
また、 広告業界やWEB、IT業界ですと会社自体が服装自由の場合が多く、説明会や選考時から 私服指定で個性を見ていることがあります。シンアド就活で開催している説明会やイベントは私服を推奨しているものが多くあります。
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鞄は A4サイズが入る機能的なものを選択します。
面接では鞄を床に置く場合が多いので、 直立できるタイプが望ましいです。ビジネスシーンで使えそうな黒や紺の鞄にします。靴はスニーカーなどのカジュアル靴は避け、黒や紺・茶色の革靴や合成皮革靴が基本です。
男性の場合、つま先が尖っていなく飾りもないプレーントゥタイプにします。女性はヒールが3cm程度のパンプスにするといいでしょう。オープントゥタイプやヒールが高い靴は控えます。
男性の場合、 染めた髪や長髪はマナー違反 です。
髪の毛をワックスなどで固めて上に立てる髪型も、就活中は控えた方がいいでしょう。襟足や揉み上げは適度な長さにして、髭もしっかりと剃ります。
女性で髪の毛が長い場合は、 顔が出るようにまとめることが必要です。
ポニーテールやハーフアップの髪型が好印象とされています。前髪は目にかからない長さにして、お辞儀をした時も顔を隠さない髪型にしましょう。また、 化粧は健康的かつ自然なものにします。カラーコンタクトや派手な色の眼鏡・ネイルアートは控えるのが基本です。ネックレスやブレスレット・指輪などのアクセサリーも外しておきます。
会社説明会に参加する時のマナーとは?
会社説明会には 合同説明会と単独説明会があります。
合同説明会は複数社が参加し、会社の概要や雰囲気を知るためのものです。単独説明会は、会社が主催で行うものなので、その会社に興味を持っている就活生が集まっています。
その中で好印象になるためには、あらかじめ企業研究をして、会社の理念や業務内容・給与形態などを把握しておくといいでしょう。説明会後に質問ができる時間帯もあるので、場合によっては自己アピールができます。
会社説明会でも身だしなみをしっかり整え、 清潔感がある格好 にします。普段着でいい会社もありますが、 基本的にはリクルートスーツで行く といいでしょう。コートやマフラー、手袋をしていた場合は、建物に入る前までに脱ぐのがマナーです。
開始時間よりも早めに到着し、受付やトイレなどは済ませておきます。受付で書類をもらう時は、相手の目を見て挨拶し、 両手で受け取りましょう。座席が自由な場合は、積極的に前の方に座ります。足や腕を組んだり、肘を立てたりする行為は厳禁です。開始まで時間がある時は、他の人と話すのではなく、資料を読んで待機しましょう。
説明会は話している人を見ながら聞き、挨拶や相槌などが必要な時は行います。なるべくメモを取り、 質問したい内容を考えながら聞くといい でしょう。質問をする時は、挨拶と自己紹介をしてから、簡潔に聞きたいことを伝えます。回答後はお礼をすることも大切です。誰でも理解しているような内容や的外れな質問は、印象を悪くするので控えます。
退場する時は、アンケートを提出する場合が多いです。アンケートは何事にもしっかり取り組む姿勢がみられるため、 「特になし」「白紙」の状態で提出するのは避けましょう。 退場する時も、関係者に挨拶やお礼をします。
エントリーシートや履歴書・面接時のマナーとは?
エントリーシートや履歴書は、 丁寧な文章と綺麗な文字で書くのがマナーです。
文字の大きさや綺麗さは個人差もありますが、丁寧に書いていると伝わる書き方なら構いません。筆記用具は 黒色万年筆またはボールペンを使います。 消えるペンや鉛筆は使用しません。スペース内にしっかりとおさまり、文字の大きさが均等な書類が印象を良くします。
しかし、企業によっては色ペンや写真、イラストなどを使って自由に記入をすることが必須の場合もあります。
記入欄の8割~9割は埋めて、空白が目立たないようにすることも大切です。また、修正液を使用していると、手抜きとみなされます。基本的に 書き間違えがあった時は、再度作り直しましょう。文章は冒頭に結論を書き、分かりやすい構成にします。
面接は一人またはグループ面接になるので、 状況に合わせて対処できる能力が必要です。面接では、意欲や適性・コミュニケーション能力などがみられます。
面接会場に入室する時は、3回のノックをして「入ります」と声をかけるのが基本です。「どうぞ」と声をかけられたら入室し、挨拶とお辞儀をします。「座ってください」と言われてから着席するのもマナーです。
面接時は話している内容だけでなく、姿勢や視線・笑顔なども意識しながら行います。退出する時は「ありがとうございました」と丁寧にお礼をして、ドアの前でも挨拶をしましょう。
電話やメール連絡のマナーとは?
就活中は企業の採用担当やOB・OGなどと連絡を取り合う場合があります。メールや手紙で連絡することもありますが、特に利用するのが電話です。電話はその場での対応が分かるため、あらかじめマナーを知っているといいでしょう。
電話をする時は、 場所と時間帯・言葉遣いを意識します。
自分から電話をする時は、静かな場所からかけるのが基本です。騒がしい場所で電話をすると、お互いの声が聞こえづらくて聞き返したり聞き間違えたりします。相手側とスムーズに会話ができないと、印象が悪くなる可能性が高いです。相手から電話がかかってきた時も、なるべく静かな場所に移動しましょう。
電話をかける時間帯は、相手が忙しそうな時や休憩中は控えます。例えば、月曜日の午前中や平日の昼休みは避けるのがマナーです。急ぎでない場合は、 平日の10時~12時または13時~16時頃 に電話をします。
最初に「お忙しいところ、申し訳ございません」「○○大学の○○です」と挨拶や簡単な自己紹介をし、「ただいまの時間、お電話よろしいでしょうか?」と都合の確認をとることが必要です。
会話をする時は、はきはきと明るい声で話します。話した内容はメモをとり、重要なことは復唱確認をしてもかまいません。あらかじめ話す内容を考えておき、メモしておくと言い忘れを防げます。
メールで連絡をする時は、 宛先と件名・本文をしっかりと確認してから送信します。
送信先を間違えないように、アドレス帳には「○○社採用担当者様」などと登録しておくのが望ましいです。 件名は相手が一目見ただけで分かる文章を、15字程度でまとめます。
本文には、最初に宛名を書き、誰宛なのかをはっきりさせることが大切です。その際、「(株)」と会社名を略すのは失礼になるので避けましょう。自分の名前や伝えたい内容を簡潔で誠実・明確な文章で書きます。手紙で書くことが多い季節の挨拶も、メールでは不要です。最後に署名機能を使い、自分の名前と大学名・電話番号・アドレスなどを入れます。