INTERVIEW 2017.12.27
【エリンギが行く!】働く時間は減るのに「質」は上がる⁉ 大手企業のデジタルマーケティングを一気通貫で担う株式会社メンバーズは、業界の「残業」概念を覆す会社だった!

こんにちは。シンアド就活(以下シンアド)インターン生のエリンギこと廣澤(@hh_erngi)です。「エリンギが行く!」7回目の今回は、シンアドアドバイザーの野崎と一緒に「株式会社メンバーズ」さんにお邪魔しています。

1995年設立、業界老舗の同社は、オウンドメディア運営をはじめとするデジタルマーケティングのサポート事業で急拡大を続ける東証一部上場企業です。現在有期雇用の方を含めると778名もの社員がおり、2020名までには1000名以上に増員予定なのだとか。今回は採用責任者の小林さん、そして2017年度入社の社員の方々にインタビュー。特長や制度、そして「働くこと」に対する思いについて伺いました。

 

<お話を聞いた人>
株式会社メンバーズ
人材開発室 室長
小林 邦明(こばやし・くにあき)さん

 

1人1社制で徹底サポート
大手企業のWebマーケティングを一気通貫で担う

エリンギ  実は以前に、シンアドアドバイザー野崎が御社を取材させていただいたのですが、(https://syn-ad.com/2019/blogs/view/181)改めてメンバーズさんの事業について教えていただけますでしょうか。


小林さん  お客様のデジタルマーケティング支援をしています。Webサイトの構築、運用、プロモーション、SNSの支援が中心です。業務にあたっているスタッフはユニクロさんなど、大手企業のECサイトやコーポレートサイト、ブランドサイトなどの制作だけでなく、メディアの更新業務や運用までをトータルで行っています。お客様のビジネス成果の向上が私たちの提供価値なので、どうすればお客様の事業が成長してくのかを考え、実装することが主な仕事です。そのため、広告会社が行っているようなダイレクトマーケティングを担うこともあり、ビジネスパートナーとしてお客様のデジタルマーケティングを支えています。


エリンギ  御社が言う「オウンドメディア」とはどのようなものなのでしょうか。


小林さん  私たちは企業が自らコントロールできるメディアを「オウンドメディア」と呼んでいます。スマホサイトやPCサイト、必要であればアプリ制作も行いますが全て「オウンドメディア」です。SNSはサービス自体を誰でも使える「外」のプラットフォームですが、企業はそこでユーザーと接点を持ち、コンテンツを届けていくわけなので、我々としては「オウンドメディア」だと捉えています。実際の取材、ライティング、撮影などのコンテンツ制作から写真の投稿などSNSを使った業務も、私たちの仕事です。


エリンギ  前回野崎が行ったインタビューでは1人1社制(クライアント1社に対し、1つのチームを組んで関わっていく)のビジネスモデルであることをうかがいました。ということは、社員の方はクライアント企業に常駐して仕事をされるケースもあるのでしょうか。

小林さん  チームによっては常駐することもあります。お客様がいて、横並びとしてこの晴海オフィス(メンバーズ本社)があり、地方拠点である仙台オフィス、北九州オフィスともコミュニケーションを取ります。具体的に言いますと、お客様には数字に関する情報や新しい製品情報などを共有していただき、晴海オフィスのディレクターと連携し分析したり、構成を考え「この要素を改善しよう」や「こういったデザインにしよう」など企画をします。そのアイデアを仙台のデザイナーやコーダーとも共有し、プロジェクトが進みます。お客様にそれぞれに合う方法で寄り添って運用しているんです。


野崎  御社はチーム体制でクライアントと深くお付き合いをするという強みをお持ちです。たとえばコンペティションで競合他社と争う際、勝てるポイントとして他にどのようなことがありますか? 


小林さん  すでに考えられたプロモーションをベースに落とし込む大手企業に対し、当社はデジタルマーケティングの全体像の設計から入り込むので、 PDCAを回して運用するモデルが他社と異なります。ですからビジネスモデルで競合する企業は少ないと思います。

多くの会社のマーケティング担当はデジタルの専門ではないので、当社のような専門の会社にすべての領域を任せたい、というニーズが増えているんです。その全領域を担うことができるのはメンバーズだけなのではないかと思います。


野崎  このようなビジネスモデルが可能なのは、クライアントさんの上流から入り込んでいるからこそできるのではないかと思うのですが。


小林さん  はい、企業様とはかなり重層的な関係を築けていると思います。日々の業務における信頼関係はちろんですが、当社の代表、役員がが先方の役員の方とコミュニケーションを取っていることもあり、クライアントにも目標を共有し、取り組みを固めています。だからこそスピード感が生まれ、体制を固めることができ、継続的な取引になっているのです。

 

平均残業時間は16時間
生産性向上で、給与は20%ベースアップを目指す!

エリンギ 小林さんご自身についてお聞かせください。なぜ人事の仕事に転換されたのですか?


小林さん  13年間現場を経験し、2017年4月から人事に着任したのですが、以前に部門のマネージャーを任されて、経営陣に近い立場で仕事をしていました。その時に経営戦略や事業成長は全て人に紐づいていて、人が資産であることに改めて気付いたんです。だから人事という仕事を通して会社の経営を見たいと思いました。


エリンギ  この業界は転職が当たり前に行われている中で御社は社員が健康で長期的に働ける環境づくりなど、社員に対する思いがとても強いように思うのですが、社員の幸せを考える上で何か施策はありますか。


小林さん  働き方改革が挙げられます。テーマは生産性向上。この業界の企業は残業が多くなりがちなので、当社は時間を意識した働き方を強化しています。裁量労働ではなく固定時間制にし残業代を支給しているのもその取り組みの一つです。

また生産性向上のために、半期ごとに各部門が月間の残業時間目標を定め、全社目標とすり合わせて設定しています。計画を立てて進行しているのですが、上期の時点で全社の残業時間の平均は月16時間まで下がっています。この施策を始める2年前は30時間ほどあったので、着実に効果が表れていますよ。


エリンギ  仕事とプライベートのバランスについてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。


小林さん  仕事とプライベートの両立は社員ひとりひとりが幸せになるための大きな要素だと思います。ある程度の年齢でご家庭がある方は家族の時間が大切ですし、若い方でしたら学びのインプットの時間が大切です。それぞれ幸せの形は別ですが、その時間は会社がつくっていくべきという考えが根底にあります。

そして「残業を減らす=給料が下がる」の懸念を取り払うために、生産性向上に対し手当もつけています。将来的には給与も20%ベースアップを掲げていて、現在計画通りに進んでいます。

野崎  今までと同じ量を、今までよりも短い時間で進めていかなければいけないので大変ですよね。フルマラソンと同じような気がします。42.195kmの道を、より短いタイムで走らなければならないという。


小林さん  まさにそのイメージです(笑)。たとえばコーディングを担当しているチームでは、1ページのコードを書く作業にかかった時間を計っている者もいます。しっかりと計画して仕事を進め、できなければ終業後に勉強して、どうすれば時間通りに、そしてタイトにしていけるかを考えていきます。

全社的にも時短の取り組みが共通認識としてあって。会議をやるにしても、招集メンバーを決め、アジェンダを事前共有してからスタートするというルールがあります。訪問を限られた社員だけで行うこともありますし、各拠点の社員やお客様とテレビ会議を行うことで、移動時間を削減しています。


野崎  自分の時間が多くなることで、セルフマネジメント能力が養われていないと、飲みに行ってしまいたくなることもありそうですが(笑)。その学びを支援する制度はありますか?


小林さん  MEMBERS UNIVERSITY(メンバーズユニバーシティ)という仕組みがあります。若手が受けるべきディレクター研修や、中堅社員対象の外部講習、社内の先輩たちが講義形式で社員向けにやる研修など、パターンがいくつかありまして。それを掛け合わせて若手から中堅まで学ぶ時間を有効に使ってもらえるように制度を整えています。中にはマストで受けなければならない研修もあるので、ベースとなるスキルを身につける環境もかなり整っていると自負しています。

 

成長スピードを決めるのは、
チェレンジ精神と学び続ける意識

野崎  小林さんが入社された当時は、社員は何名いらっしゃったのですか。


小林さん  100名ほどでした。今はグループ会社も合わせると、全体で750名以上いますね。2020年までに1000名を超えると思います。


野崎  小林さんが入社された時と比べると別会社のようですね。新卒に求める人物像も、以前と比べると変化しているのではないでしょうか。


小林さん  昔は、広告代理店業とクリエイティブ制作の部署が分かれていたので、求める新卒社員の人物像が部門毎だったのかなと思います。現在は会社のベースとなる方向性を「デジタルマーケティングの支援」と決めていますし、そしてデジタルクリエイターが幸せに仕事と向き合える、幸せな生活を送れることをテーマにしているので、部門の切り分けもなく、求める人物像も固まってきています。

活躍しているタイプは、自分で行動していける人、自分で判断してアクションができる人ですね。何事も率先してできる方は成長スピードが速い。人数が増え、業務が細分化しつつあるのですが、一番のポイントは自分で道を切り開いて新しいことをできるかどうか。ベンチャー気質がなくなっているわけではないので、チャレンジ意識を持っていないと活躍が期待できないと思います。


野崎  ひとりひとりが意識的にチャレンジできるかどうかが大切ですよね。


小林さん  そうですね。仕事の面で言うと、学び続けるという意識をどれだけ持てるか、ということも大切です。ガラケーが主流だった10年前から相当変わっていますよね。将来AIをはじめデバイスと技術の変化が当たり前に行われる時代が来ると言われる中で、時代にとり残されないよう、常に自分の中の情報をアップデートしていくことが求められます。

ただ、学ぶ環境を用意はしますが、本人自身も学ぶことへの意識を身に付け、日々チャレンジしてほしいんです。私たちが得た知識は必ず、お客様のビジネス成果に貢献できます。お客様が新しい領域に挑戦するとき、私たちが得た知識や経験をアウトプットすることで、パートナーとして即対応できるようになりますから。


エリンギ 変化が目まぐるしいこの業界だからこそ、学び続けることがビジネスの成功を確実に掴む近道なのですね。それでは最後に就活生にメッセージをお願いします


小林さん 色々な相対価値に振り回されるのではなく、自分の絶対的な価値基準を持っておくと、就職活動だけでなく、その先の人生も明確に道を歩めると思います。就職活動をする中で、その絶対価値とメンバーズがマッチするようであれば、是非当社の選考に臨んでいただければと思います。

 

メンバーズはやりたいことができる環境。
時間の有効活用で「質」の向上に挑む!

続いては、2017年入社の社員、山村さんと綿貫さんにインタビュー。お2人がメンバーズを選んだ理由、そして仕事に対する思いを伺いました。


<お話を聞いた人>
山村亮平(やまむら・りょうへい)さん
綿貫悠花(わたぬき・はるか)さん

エリンギ  お二人は現在どのような業務を行っているのですか?


山村さん  僕は外資生活用品を取り扱っている企業様を担当していて、主に新商品のWebキャンペーンの企画、そしてその運営も行っています。

綿貫さん  今担当している業務は主に2つありまして、ソーシャル業務とWeb運用の業務を行っています。ソーシャル業務はTwitterやfacebookの運用ですね。テキストを作成したり、どういう風にユーザーに届けるかなどを考えたりしています。Web運用では、ディレクターとしてWebページの内容を考え、コーダーやデザイナーの方たちを巻き込みながらページを作る業務をしています


エリンギ  1人1社体制だからこそ面白いことや、やりがいはありますか?


山村さん  お客様と仲がよくなることですね!お客様先に常駐していましたが、自分の成長や真摯な姿勢を近くで見ていただけているので、成果が出た時に評価してもらいやすいんです。お客様の飲み会にも参加します(笑)


綿貫さん  常にひとつのお客様のことを考えているので、こちらの思いがお客様に伝わるんです。相談していただけるのも嬉しいですし、半分はお客様の社員の一員になったつもりで頑張っています。

野崎  入社してまだ半年ですが、もうすっかり主戦力なのですね。ところで、お2人はなぜメンバーズに入社を決めたのですか?


山村さん  Webが好きなんです。子供もお年寄りも、世界中の人々もみんなが見ているという点でWebは魅力的だと思います。Webページを企画する事は、ある意味自分の考えを世界中に届けることだと思っています。Webの会社は制作会社や運用会社などいろいろありますし、最初は大手志向でしたが「本当に自分がやりたいことでないと入社してからが辛いのではないか」と思うようになって。そこでやりたい事をつき詰めた結果たどり着いたのがメンバーズでした。

メンバーズのいいところは、何でもやるところです。Webの運用もするし構築もします。SNSを活用したり広告も作ったり、つまりメンバーズにいれば何でもできるのではないかと。それから、メンバーズの面接はびっくりするほどラフで話しやすいんです。面接を重ねるごとに企業に対して思いが募るようになりました。


綿貫さん  私は滋賀県出身で大学から東京に出てきたのですが、仕事によって地域が限定される仕事は嫌でした。だからどこでも繋がることができるWebの世界は面白いなと思ったんです。

それから「働く=自分のため・お金のため」だけではなく、誰かのために働きたいと思っていて。自分が働くことで、今よりいい社会になればいいなと。そう思った時に、ブランドネームでもお給料でもなく、“誰と働くのか”、“自分のやりたいことができるのか”が大事だと思いました。

CSV=Creating Shared Value(共通価値の創造)、つまり「本業を通して社会課題を解決することにより企業価値と社会価値を同時に実現する」という経営手法がありますが、メンバーズはそのような経営手法を行う企業を増やしたいまたは、応援したいと思っています。それがメンバーズのMISSIONにもなっているのですが、この会社で働いていれば、私は間違った方向に進んでしまうことはないだろうと思いこの会社を選びました。


野崎  お2人ともめちゃくちゃしっかりしていますね。ところで、メンバーズさんは生産性を向上させて残業時間を減らそうという取り組みをしていると伺いました。新卒1年目で、限られた時間の中で生産性を高めるのは大変ではないですか?


綿貫さん  8時間をどう使うのかが非常に重要です。「この仕事をするのに、これだけ時間がかかりました」ではなくて「これだけ時間がかかって良かったのか、もっと時間を縮められるのではないか」という視点を常に意識しないと、時間を有効に使うことはできません。その視点を持つことで、仕事の「質」へのこだわりを自然と持てるようになりました。


山村さん  なぜ定時までに終わらなかったのかを考え、定時までに終わらせるためにどうするべきかを上司と話します。すると自分で時間内に仕事を終わらせるプランを考える習慣がついてきますね。


エリンギ  だからこそ仕事の「質」が高まって会社としても生産性が上がるのですね。空いた時間はどのように過ごしていますか?


綿貫さん  メンバーズの教育制度がものすごく豊富なんです。MEMBERS UNIVERSITYという社内大学の中にはWeb関連のスキルWebサービスの開発における専門的な知識まで、幅広い領域の講座を開講しています。また、推奨試験や資格取得の支援制度があります。私はその中で興味のあるものの勉強に時間を使っています。


山村さん  僕は、定時で仕事を終えた日は、ラウンジで資格の勉強や読書をしています。また、業務のスキマ時間を利用してEラーニングで勉強をしている人も結構いますよ。


エリンギ  お2人とも勉強熱心なのですね。ベンチャー気質があり「チャレンジングな環境」であるとも伺っているのですが、いかがですか?


綿貫さん  自ら手を挙げればやらせてもらえる環境です。たとえば私の場合、Web運用のディレクターでありながら「ソーシャル業務もやりたい」と上司に伝えたところ両方任せてもらえることになりました。


山村さん  僕は入社して1週間後に新卒の中から希望者8名で新卒研修のためセブ島に2か月間行きました。研修時間以外でも自由に興味のあることを勉強し、Webサイトの企画をしたり作ったりして。プログラミングやマーケティング、デザインまで、実際の業務にそのまま使える様々なスキルが身につきました。


エリンギ  お2人の学ぶ姿勢や向上心にとても驚きましたし刺激をうけました! 私も、「本当にやりたいことができるかどうか」を大切に、就活をしたいと思います。今日はどうもありがとうございました。

 

 

新着イベント
この記事に関連した記事
あなたにおススメの記事