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日本国内で知らない人はいないほどの大企業「電通」。今回は、電通の採用難易度・選考基準について詳しくご紹介します!
電通ってどんな会社?
誰もが知っている大企業である「電通」は総合広告代理店です。2001年に東証一部上場を果たし、2022年度売上総利益1.1兆円を超えます。今もなお新卒の就職先として人気を集める大企業です。
電通の募集概要及び福利厚生について
日本一の広告取扱高を誇る電通ですが、新卒採用を行なっています。電通の募集概要や福利厚生を見ていきましょう。
募集概要は?
電通の採用は「新卒採用」「キャリア採用(正社員採用/契約社員採用)」「第二新卒採用(総合職採用)」の3つに分かれています。当然ながら、新卒採用枠として電通に入りたい場合は新卒採用のみが対象となります。
求める人物像は「アイデア×実現力」
電通が求める人物像は、問題を解決するために考える力(アイデア)と、最後までやり遂げられる力(実現力)を持っている人です。広告代理店なので、常にクライアントの依頼を受けて課題を解決していくことになります。主体的に物事を考えて実行していく力がある人が望ましいですね。
新卒募集の採用枠の種類は?
募集しているのは「総合職」、「総合職(デジタルクリエーティブ人材)」「アート職」の3つ。また、3種の併願が可能です。
福利厚生は?
電通の採用難易度について
電通は日本でもっともエントリー数が多いと言われる企業です。毎年多くの学生がプレエントリーし、2023年入社見込み者数は122名。かなりの狭き門と言えますね。
電通の採用における選考基準について
「これをやれば絶対に受かる!」という基準はありませんが、対策できることはいくつかあります。選考で堂々と立ち振る舞えるようになるには、以下の3つを抑えておくと良いでしょう。
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電通のことを知っている人
「電通」という会社そのものをどれくらい理解しているかが大切です。それだけ「実際に電通で働いている人」から話を聞くことは大切で、何よりも面接で会社のことを聞かれてもスムーズに答えられるようになります。OB・OG訪問を通して先輩社員の声を聞き、電通のことを理解しておくと良いですね。
また、電通がこれまでに手がけた広告についても、情報収集をしたり、勉強しておくことをおすすめします。具体的な広告を取り上げて、その広告に対する自分の意見を伝えたり、志望動機につながる話としてまとめたりすることで、面接官に熱意も伝わるでしょう。
なぜ電通なのか?を考えられる人
就活すべてに共通していますが、「なぜ自分はこの企業に入りたいのか」をスムーズに答えられる人は、面接官から見ても印象が良いです。「なぜ?」電通に入社したかということを曖昧にしてしまえば、志望動機は伝わりにくくなります。多数の広告会社がある中、なぜ電通であるかを伝えるためには、それなりに業界研究をして、他の広告代理店との違いを認識している必要があります。
自分の言葉でしっかり喋れる人
志望動機や業界研究がまとまっておらず中途半端な状態だと、自信を持って選考に臨めません。また、自分の言葉としてまとまっておらず、どこかに書かれていたようなことを話していても、電通を志望しているということが相手に伝わりません。取り繕うことなく自分の言葉でハキハキと喋ることが大切です。下手に嘘をついたり、言葉を取り繕ったりすると相手にもそのことが伝わってしまい、うまくいきません。
※志望動機の伝え方は、OB訪問で聞くのがおすすめ!
自分の言葉で喋れと言われても、なかなか難しいですよね。そこでOB・OG訪問を活用することをおすすめします。実際にOBに「面接で意識したことは?」「どうやって自分を伝えればいいの?」など面接のコツや体験談を教えてもらうと良いでしょう。広告代理店である電通の社員はいわば「伝え方のプロ」でもあるので、きっと参考になる回答が返ってくるはずです。
過去のデータからみる採用実績大学は?(採用予定学科)
採用実績大学については明らかにされていませんが、採用予定学科は以下の通りです。
電通の採用というと広告に関係した勉強をしてきた人しか採用されないというイメージがある方もいるかもしれませんが、決してそうではなく、大学や学部、学科は問われていません。文系や理系も関係なく、外国語専攻から薬学専攻まで、採用対象は幅広くなっています。
狭き門だが挑戦する価値は大いにある!
日本最大の広告代理店「電通」の採用についてご紹介しました。有名企業だけあってエントリー数が多く競争率もかなり高いですが、選考に参加することで、自分が将来何をしたいのかを明確にすることができる良い機会になると思います。高い志を持っている人と争うことで自分を磨くことができるので、挑戦する価値は大いにあるはずです。実際に電通にエントリーして選考に進むときは、電通の採用メッセージや求める人物像を良く理解し、またOB・OGの話を聞くなど、しっかりと対策をして臨みましょう。