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面接で緊張して上手く話せない方はいらっしゃいませんか。緊張しないようにと言い聞かせていると余計緊張でガチガチになりますよね。そんな緊張しい・あがり症の就活生に向け、緊張しいの就活生だった私が、みなさんはなぜ緊張するのか、そして緊張を味方に就活を乗り切る方法をお伝えします!
その緊張には理由がある!まずは原因究明をして緊張と向き合う準備をしよう
まず緊張を味方につけるために、なぜ緊張をしてしまうのか、自身の緊張への理解を深めていきましょう。緊張の正体を考えてみると、以下のような理由からつい人前で緊張してしまうという方が多いのではないでしょうか。
理由① 自意識過剰になっている
認めたくないという方もいらっしゃるかもしれませんが、緊張しいの多くの方は自意識過剰になりすぎています。自分だけが注目されている、評価されている、笑われているのではないかと気にしすぎてはいませんか?
自分が他者からどう見えるのか気にすることはおかしいことではありません。ですが、面接中に噛んだ、上手く話せなかったという失敗は本人からしたらすごく気になることでも、面接官や他の就活生からすると、面接が終わる時には覚えていないような些細なこと。「次!次!」という心持ちを忘れないようにしましょう。
理由② 上手くやらなければ、期待に応えたいという気持ちが強すぎる
自分は真面目な性格、完璧主義な所があるという方は自身や他者からの期待を背負いすぎてしまい、その結果緊張してしまうという方もいらっしゃるかもしれませんね。「上手くやろう」「期待に応えて、いい結果を出そう」という気持ちで挑むと、逆に萎縮してしまい、普段の魅力が出せない方は多いようです。意気込み十分で臨むあなたは何にも全力で素敵ですが、あまり考えすぎない方が案外上手くいくかもしれません。
理由③ 過去に人前で話すことで嫌な経験をした
過去の経験がトラウマになってしまい、「また笑われたらどうしよう」「また同じ失敗をしたらどうしよう」と考えてしまい、緊張するという方もいらっしゃるでしょう。あなたはきっとその時のあなたよりも成長していますし、就活をするような年齢で人の失敗を笑う人なんてそうそういません。いたとしたらとてもかわいそうな心を持っているなと思っていればいいのです。もっと自分に自信を持っても大丈夫ですよ。
緊張してても大丈夫!面接を乗り切る方法
緊張しい・あがり症のみなさんから緊張を無くすことは難しいですが、緊張と上手く付き合い、味方につけることはできます!自分で取り入れられそうなものから試してみてくださいね。
①入室前と第一声前に深呼吸をする
深呼吸なんて何度も実践しているし、変わらないよと思う緊張しいの方は大勢いそうですがやはり深呼吸は自分を落ち着かせる上で大切な動作です。ポイントとしては、息を吸うことよりも、息を吐き切ることに重点を置いて行うと話し始める時に少し落ち着いた声が出せます。これ以上吐けないというくらいまで吐ききりましょう。
また緊張しいの方は噛んだり、言い間違いをするとそれまで落ち着いて話せていても途端に声が震えたり、頭が真っ白になりますよね。そんなときにも、すぐに話始めるのではなく、プチ深呼吸として今ある息を一度吐ききった後話すことがおすすめです。多少落ち着きますし、何から話始めるか考える時間を確保できます。
②魔法の言葉的なものをつくる
面接が始まる前のルーティンとしてほっとできるような言葉を持っておきましょう!私の場合は「死ぬわけじゃない」と繰り返すオリジナルソングを歌って緊張を紛らわせていました。笑
言葉はみなさんが少し安心して面接に臨めたり、くすっと笑えて緊張がほぐれるものが良いと思います。唱えていると無駄な心配をする時間は無くなります。
③面接開始時の「笑顔」と「あいさつ」は死守する
第一印象はみなさんが思っている以上にその人の印象を左右するとても大切なものです。上手く話せないという自覚がある方こそ、笑顔とあいさつだけでも「いい子そう」「元気で明るい子だ」という印象作りに努めましょう。
緊張で笑顔がこわばっても、挨拶で噛んでしまっても大丈夫。笑顔やあいさつを頑張ろうとしていることが面接官へ伝われば、それだけで好印象です。直前まで、ガクチカや自己PRを確認するよりも、笑顔の練習をして、表情筋をほぐしておくと良いかもしれません。自分にはどちらが合っているか実践の中で試してみてください。
④素直に「緊張してます」と言う
自己紹介の締めなどで「御社の志望度が高く大変緊張しておりますが、熱意をお伝えできるよう頑張ります!(笑顔)」と言っておくと、緊張を相手も認識してくれますし、場合によっては長めにアイスブレイクの時間を取ってくれたりもします。面接官側もできるだけ普段通りのあなたを知りたいと思っていますので、緊張をさらけ出すことも一つの手ですよ!
⑤間や考える時間を恐れない
緊張で頭が真っ白になった時、話し始めなきゃと見切り発車をしていませんか?自分が何を言っているか分からないことは、聞いている相手はもっと理解が難しいものです。その際に話し始めるまでの間を恐れず、一息ついて話し始めたり、どうにも落ち着かない方は「少し考えさせてください」とお願いしても全く問題ありません。自ら考え、このような行動を取ることができるのは面接官からすると高評価に繋がる場合もあります。
考える時間の確保と結論から話し始めるという観点で、面接官の質問を復唱してから自分の話をすることもおすすめです。「学生時代に力を入れたことは何ですか?」→「私が学生時代に力を入れたことは、〇〇です。詳細〜」このように話し始めることで、自分が何の話をしなければならないのか考える時間が多少ゲットできます!
⑥あらゆる場面を想定し、練習する
面接はどれだけ練習をしてきたかで結果が左右される面もあります。緊張しいのみなさんは並大抵の練習では足りないことは覚悟してください!就活でよくされる質問、過去にその企業がしている質問など考えられる質問は全て解答を作っておき、この質問が来たら、これを言うと反射的に言えるまで練習すると安心できます。話す練習においても緊張しない人が10回練習をするなら、みなさんは30回は練習をしましょう。これだけやったからなんとかなるという気持ちが、確実に緊張を和らげてくれます。
⑦苦手なことはなるべくしない
面接やらなくていい?ってことと思うかもしれませんが、残念ながらそうではありません。面接が苦手なことは重々承知ですが、そのなかでも苦手な面接、比較的できる面接で分類してみましょう。
例えば、対面面接かオンライン面接。集団面接か個人面接。形式張った面接か雑談形式の面接。スーツ着用の面接か私服推奨の面接。面接と言っても、様々な種類があります。必ず自分が比較的普段通りの力が出せる組み合わせがあるはずです。
面接形式はその企業の風土や普段の仕事の様子を表すので、入社後に得意でないこと・苦手なことに当たる確率を下げるという意味でも面接形式を調べて、企業を選ぶことは間違いではありません。
自分が臨むいい結果を勝ち取るためにできることはたくさんあります。緊張しい・あがり症であることに悲観的になりすぎず、やれるだけやってみましょう!
緊張することは悪いことではありません。緊張感なく話していると、それが面接官に伝わり、真摯さが無い、志望度が低いという評価になることもあります。自然と緊張できている自分はラッキー!くらいに思って、緊張と上手く付き合いながら就活を戦い抜きましょう!