転職/調査分析 2020.09.18
ITコンサルタントの年収は本当に高い?その理由と求められるスキル

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    ITコンサルタントとは

    仕事の役職

    ITコンサルタントは、大きく分けて3つの役職があります。

    ・アナリスト

    ・コンサルタント

    ・マネージャー

    以下から詳しく解説します

    1.アナリスト

    アナリストは­の主な仕事は、情報収集・分析や資料作成です。

    クライアントへヒアリングを行い、業務マニュアルやシステム構成の確認します。そこから情報収集・分析、資料作成を行い、案件によってはプログラミングを行うこともあります。新入社員など、コンサルタント業界に入って初めにつくポジションです。

    2.コンサルタント

    コンサルタントは、主にタスク管理でプロジェクトの実作業部分の管理を行います。

    アナリストやマネージャーとコミュニケーションを取りつつ主体的にプロジェクトを進めていきます。未経験やある程度経験のある人がつくポジションです。コンサルタントにはセルフマネジメント能力や、計画性、判断力が必要になります。

    3.マネージャー

    マネージャーは、プロジェクト責任者として、プロジェクト全体の管理やクライアントとの折衝、予算管理などを行います。

    クライアントとのやりとりが一番多く発生するのはマネージャーです。全体の管理を任されるため、個人能力もそうですが、専門的な知識や全体の均衡を保つ能力など求められるスキルも高くなります。

    ITを専門にしたコンサルタント企業にはどこがあるのか

    ここではITを専門にしたコンサルタント会社を紹介していきいたいと思います。

     

    日系企業

    野村総合研究所

    コンサルティング事業においては、日本最大級の経営戦略コンサルティングファームとして、幅広い業界のクライアントに対し、戦略立案から実行支援までの一貫した経営戦略コンサルティングを提供しています。

     

    アビームコンサルティング

    アビームコンサルティングは日本に本社を置く、日本発、アジア発のグローバルコンサルティングファームです。経済成長著しいアジアを中心として、世界34カ国77拠点に広がるグローバルネットワークを有しています。

     

    外資系企業

    PwCコンサルティング

    戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供しています。グローバルに広がるPwCのネットワークと連携しながら、クライアントが直面する複雑で困難な経営課題の解決に取り組み、国内はもとよりグローバル市場での競争力強化を支援します。

     

    アクセンチュア

    ストラテジー、コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。

     

    平均年収について

    ITコンサルティングの平均年収と20代-30代の若いうちに1,000万円を超えることが出来るその見極め方について見ていきます。

     

    以下、一覧を見て分かる通り平均的に年収は高く、役職がマネージャーになれば30代で年収1,000万円以上を得ています。コンサルティングファームは年俸制であることが多く入社時は残業代が出る企業もありますが、出世すると年俸制に切り替わります。そのため残業によって年収は左右されないと考えたほうが無難です。

    実力で成り上がり、年収の高いポジションに就くことで平均年収に近づいていきます。


     

    年収が高い企業の特徴

    上記でも取り上げているようにコンサルティング会社でも外資・日系企業があります。このなかで年収が高い傾向にあるのが外資系企業。その特徴は組織や制度などがあります。

     

    外資企業は基本的に、Up or Out(昇進するか、さもなくば去れ)の文化です。一定期間で昇進出来ない場合は退職することになります。ただし評価方法は1人のコンサルタントを評価するために、数多くの関係者が評価する多角的で公平性をなるべく担保した形式になっています。

    そのため、外資企業の年収は高い傾向にあります。

     

    ITコンサルになるためには?

    見出し3:ITコンサルタントの仕事内容

    ITコンサルタントの仕事内容は主に以下の4つです。

     

    ・ヒアリング

    ・分析

    ・提案

    ・プロジェクト統括(マネジメント)

     

    仕事の大まかな流れは、まずはヒアリングをしてクライアントの問題を洗い出し、分析して要件をまとめ提案していきます。

     

    仕事内容を詳しく知りたい方はこちら:未経験でITコンサルタントになるためのポイントと転職成功の秘訣

     

    ITコンサルタントになるために覚えておきたいのは、システム構築から経営戦略まで考える必要があることです。

    また、以下のような最新の専門的な知識を持っているか、経営目線で業務設計が出来るかなど、他のコンサルタントと差を付けるにも重要な箇所になります。

     

    ・新しいテクノロジー活用した提案

    ・CRMなど業務設計

     

    ITコンサルタントに必要なスキル

    これまでご紹介した通り、ITコンサルタントに必要なスキルは大きく以下の3つが挙げられます。

     

    ・コミュニケーションスキル

    ・問題解決能力

    ・IT・システムに関する高度な知識

     

    コミュニケーションスキルは、独学でも身につけることはできますが、問題解決能力は一線で活躍するマネージャーや経営者に、ITシステムに関する高度な知識はエンジニアなど、専門的なスキルを持った方に聞くのが独学よりも成長する可能性が高い場合もあります。

    独学をしながらスクールに通うなど、自身が求めるスキルに見合った勉強方法を見つけてみてください。

     
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