INTERVIEW 2018.01.15
【エリンギが行く!】電通グループでデジタル領域を牽引! ユーザーにもクライアントにも有益なメディア市場をつくりたい。株式会社サイバー・コミュニケーションズ インタビュー

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    こんにちは。シンアド就活(以下シンアド)インターン生のエリンギこと廣澤(@hh_erngi)です。今成長中の企業をインタビューするこの企画「エリンギが行く!」。第7回目は、「株式会社サイバー・コミュニケーションズ(以下CCI)」さんにお邪魔しました。

    電通グループの一員であり、グループ企業の中でも、デジタルのメディア領域の中核を担う同社。具体的にどのようなお仕事をされているのか、そして今後の展開についてうかがいました。
     

    <お話を聞いた人>
    取締役 メディア・ディビジョン ディビジョン・マネージャー
    小椋祐二(おぐら ゆうじ)さん
     

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    1500(メディア)×500(広告会社)の接点
    膨大な情報とノウハウの集積が何よりの強み

    エリンギ まず、御社の事業内容について教えてください。
     

    小椋さん 当社は、インターネット黎明期だった今から21年前、当時日本でサービスをローンチしたYahoo! JAPANの広告を企画販売するために、電通とソフトバンクの合弁で設立された会社です。

    今では約1500のメディアとパートナーシップを結んで、メディア側の広告商品開発や事業拡大に取り組む一方で、その知見を活かして親会社の電通をはじめ約500社の広告会社における広告のプランニングやその実行を支援する営業活動も行っています。
     

    エリンギ 御社はメディア側にとっても広告会社側にとっても重要な存在なのですね。もし具体的にお話ししていただける案件がありましたら教えていただけますでしょうか。
     

    小椋さん 某メディアさんの事例をお話しすると、まず当社がDMP※を全面的に導入しました。メディアさんのサイト分析、ユーザー分析、広告に活用できそうなユーザーのプロファイル、セグメントデータを生成して、そのデータを活用した広告の企画や商品開発をメディアさんと一緒に行っています。そして、その商品の広告会社への販売も行い、広告掲載後は効果・パフォーマンスを見て、PDCAを回しながら改善運用するところまで行っています。
    ※DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)……ユーザーデータを統合して管理するプラットフォーム
     

    エリンギ メディア側、広告会社側のどちらとも接点を持てることで、得られる情報や見えてくることもありそうですね。
     

    小椋さん はい、まさにこの1500(メディア)×500(広告会社)の接点を担うことで得られる多くの情報とノウハウ、ニーズとシーズの集積が当社の大きな強みです。おかげさまで国内外の様々なプレイヤーから常時新たなビジネスの相談をいただいて、パートナーシップを実行に移しています。
     

    ※株式会社サイバー・コミュニケーションズ 企業説明資料より抜粋

     

    三位一体である広告の生態系を
    健全に発展させたい

    エリンギ 御社はデジタルマーケティング市場でどのようなポジションを築かれているのでしょうか。
     

    小椋さん 広告の世界は三位一体だと思っています。ユーザーにとってメディアはなくてはならない存在であり、そのメディア運営のためにはクライアントさんの提供する広告が必要であり、クライアントさんは良質なメディアに接触するユーザーとの接点をマーケティングにおいて必要としています。そのユーザーとメディアの関係の質量が高ければ高いほどクライアントさんは広告を出しますし、ユーザーとクライアントさんとのいい関係も生まれる。

    当社は経営ビジョンでも「The Media Growth Partner(メディアの成長を支え続ける)」を掲げていますが、ユーザーに対しても健全で良質なサービスやコンテンツを将来にわたって提供し続けるためにも、この三位一体のマーケット全体を持続的に成長させ、かつ健全に発展させなければならないと考えています。

    エリンギ 自社の利益だけでなく、ユーザーやクライアントにとっても有益なマーケットの発展を目指していらっしゃること、とても魅力的に感じます。そんな御社の中で、小椋さんは現在、取締役でいらっしゃいますが入社されてからのご経歴をうかがってもよろしいでしょうか。
     

    小椋さん CCIに入社したのは、広告業界でインターネットの広告が少しずつ出始め、益々伸びるだろうといわれるようになった2000年でした。電通本社へ出向したりCCIへ戻ったりを何度か繰り返しながら、CCIの営業部門の責任者となり、最終的にはメディア部門の責任者として、組織をマネジメントしながら動かす立場につきました。
     

    エリンギ 他の社員の方々も、広告会社へ出向されることが多いのですか?
     

    小椋さん 総勢200人近くのメンバーが親会社の電通をはじめ広告会社側に出向し、広告会社の立場でプランニングやデジタルの営業的な提案をしています。広告会社に我々の知見を有効に活用していただいて、デジタルマーケティングで数字を伸ばしていくことに、一緒に取り組んでいるのです。
     

    エリンギ デジタルプロモーションが必須の今、御社から出向されている方々は広告会社にとってなくてはならない人材なのですね。
     

    コンテンツ、データ、ソリューションの3分野で
    クライアントにもユーザーにも有益なサービスを。

    エリンギ 今後はどのようなことに力を入れていく予定ですか?
     

    小椋さん 主に3つの注力テーマがあります。1つめはコンテンツです。現在、多くのメディアが自社のコンテンツ資産や制作力をデジタルの事業に有効に活用できていないという課題を抱えています。当社では、未開のコンテンツをデジタル上で有効に活用して、そこで生まれる広告枠を広告商品として販売し、メディアに還元するという取り組みを始めています。

    ユーザーが面白いコンテンツに接触できるのは、メディアさんが得た広告収入でコンテンツをつくっているからです。テレビや新聞、雑誌、ラジオ等のコンテンツにはそれぞれの持つ独自の魅力や価値がありますが、今は従来のメディアさんにとってコンテンツが広告の収益につながりにくい時代。ユーザーに永続的に有益で面白いコンテンツを提供し続けるためには、コンテンツによるマネタイズを考える必要があるのです。

     

    エリンギ 従来のメディアならではの良さを残しながら、デジタルの事業で活用していくということですね。この取り組みに私もとても惹かれます。それでは、2つ目の展望もお聞かせいただけますか?
     

    小椋さん 2つめはデータです。広告は、本来ニーズとシーズがマッチすればユーザーにとって貴重な情報。だからクライアントさんは、できるだけユーザーのデータを取得して適した広告を出して、反応もリアルタイムで知りたい。そのためにデータの活用をより推進していくべきです。

    ユーザーに不親切な広告は嫌われる一方で、Youtubeで何百万回も再生される広告もあります。視点を変えると、広告もコンテンツであり、クリエーティブはエンターテインメントです。さまざまなデータを有効活用すれば、見る側と見せる側の関係もより良くなるはず。広告の価値向上のためにもデータに注力して取り組んでいるのです。

    3つめはソリューションです。広告業界には多くの便利な仕組みやソリューションがありますが、一方でメディアやクライアントは、何を使えばいいかがわからないというケースが往々にしてあります。ソリューションを使いこなせる専門性と実行力を持っていないのです。当社はソリューションのプロとして”専門性と実行力、継続力”を武器に、成果があがるものの組み合わせを考えて、運用まで責任を持ってフォローするのです。

     

    エリンギ 確かに、自分にとって必要なものの広告はもっと見たいと思います。ターゲティングが細かくできればできるほど、クライアントさんにとっても費用対効果が高くなりますし、何よりユーザーにとっても嬉しいこと。先ほどおっしゃっていた、市場の健全な発展ですね。そんな展開を、一緒に担っていきたいと思う人はどんなタイプの人でしょうか?

    小椋さん 好奇心と実行力がある人ですね。人によって大学時代に何に力を入れてきたかはそれぞれだと思いますが、大事なのは、なぜそれに興味を持ったのか、興味を持ったことに対してどう取り組んでいたのかを自分の実体を伴った言葉で話せるかどうかですね。本当に興味関心を持ってやってきた人は、出てくる内容の深みが違うと思うので。

    当社は、やはり1500社を超えるメディア、500社を超える広告会社と接しているので、鮮度の高い情報が集まることが魅力だと思います。海外の会社からも日本でのビジネスを介するにあたって、パートナーシップを組みたいという相談が来やすい立場にありますし、好奇心が溢れる人にとっては発想の機会が溢れ返っているので、やりがいを持って働けると思いますよ。
     

    エリンギ 好奇心と実行力。私も今学生として取り組んでいることを、自分なりにかみ砕いて真剣に向き合おうと思います。いろんなことに興味を持つことも意識していきたいです。小椋さん、本日はどうもありがとうございました。



    続いては、お2人の若手社員の方にインタビュー。今どのようなお仕事をされているのか、どんなことにやりがいを感じているのか、お話をうかがいました。明るくて爽やかでとても素敵なお2人、同社の雰囲気の良さや人の温かさも感じられました。
     

    <お話を聞いた人>
    入社4年目 五條綾太(ごじょう りょうた)さん
    入社1年目 森田千穂子(もりた ちほこ)さん

     

    業界をリードする企業で、人の雰囲気も抜群。
    だからCCIに入社を決めた

    エリンギ まず、お2人がどんなお仕事をされているのか簡単に教えてください。
     

    五條さん DMPを使って、クライアントさんに日々提案を行っています。DMPとは、データが入った箱のようなもので、データは主にクライアントさんの顧客情報やインターネット上のユーザーの行動履歴など様々です。僕たちはそのDMPに入っているデータを使って、クライアントさんのマーケティングの現状を分析し、そこから出た課題に応じてターゲットを絞って広告を配信しています。課題を発見する分析と、広告をどう配信するかという課題解決ですね。
     

    森田さん 営業を担当しています。広告会社さんから案件をヒアリングし、そこから適切なメディアを選定してプランニングをしています。
     

    エリンギ ありがとうございます。お2人は学生の頃からずっと広告業界を目指していらっしゃったのですか。
     

    五條さん 僕は学生時代、マスメディアやインターネットなどのメディアを研究していたので、将来はメディア関係の仕事に就きたいと考えていて。就職活動をしていく中で、総合広告会社や出版を志望していたのですが、どの業界もデジタルを強化していかなければならないという課題に気づいたんです。改めてデジタルは、ビジネスに必須でこれから伸びていくと確信し、この業界を志望しました。

    CCIに惹かれた理由は、約1500社のメディアと関わることができ、それぞれの強みやビジネスモデルが分かるなと思って志望しました。また、業界やマーケットを牽引していけるポジションであることから、新しいことをどんどん任せてもらえそうな環境だと思ったのも入社を決めた理由の一つですね。
     

    森田さん 私は大学で、広告と心理学を掛け合わせてどういう広告が刺さるかを研究していました。だから元々この業界には興味があって。マスメディアの仕事にも惹かれていたのですが、業界研究の中で、マスを追い抜かす勢いで成長しているデジタル広告に魅力を感じるようになりました。CCIに決めた理由は、説明会や座談会で社員の雰囲気がいいなと思ったからです。面接でも、私の話を目を見て頷きながら聞いてくれたので、他の会社と違うなと思いました。
     

    エリンギ どういう雰囲気の社員さんが多いですか?
     

    五條さん フランクな人が多いですね。上司に僕らが何かチャレンジしたいことを伝えると、親身になって話を聞いてくれて、一緒に考えてくれます。若手でも意見を言いやすい環境ですよ。

     

    今大切なのは、膨大な情報のインプット。
    日々勉強の毎日です

    エリンギ 大手の企業では、年功序列という企業も多いように感じているので「意見を言いやすい環境」というのはとても魅力的ですね。では、お仕事をしていて、具体的にどんなところに面白味を感じますか?
     

    五條さん どんどん新しいことをやらせてもらえるところですね。業界のトレンドも移り変わりが早いですし、まだ誰もやっていないことができるという感覚がありワクワクします。
     

    森田さん 私はまだ入社して半年なのですが、入社前はたくさんのメディアに関われることを魅力的に感じていたのに、いざ入社すると覚えることが本当に多く、勉強の日々が続いて大変でした。でもその分、自己成長を実感できることに楽しさを感じています。これからもしっかりと勉強して、お客さまの期待に応えていきたいですね。


    エリンギ 様々な業務をこなしていく中で、大変なことや辛いことはありますか?
     

    五條さん たくさんあります(笑)。 特に限られた時間の中でたくさんインプットするのは大変ですね。新しいことがどんどん発生する環境なので、少しでも多くの情報を取り入れることが必要です。日々勉強ですね。
     

    エリンギ 普段はどのように情報収集をしているのですか?


    五條さん オンライン上で情報を得ることもあるのですが、僕は直接人と会って情報を得る方がいろいろなお話が聞けるので面白いなと思っています。デジタルの会社ですが、そこはアナログにやっていますね(笑)。
     

    森田さん 私も、お付き合いしているメディアの数が多いので、インプットが大変だと感じています。広告会社さんへ提案に行くと、「このメディアはどういうものですか?」といった質問をよくされるのですが、何千もあるメディアのことをきちんと伝えられる状態でいる必要があるので、ひたすら勉強して日々知識を蓄えています。

    あとはプレッシャーを感じる場面があることですかね。大きなナショナルクライアントさんの案件に携われるという楽しみもある反面、一つの案件の額が大きいのでプレッシャーを感じることがあります。
     

    電通やグループ会社に常駐
    各分野のプロが集まるチームの一員に。

    エリンギ 「働き方改革」がさまざまな会社で行われている中で、御社では何時くらいまでお仕事をされているのですか?
     

    五條さん 僕は、早いときには19時には帰っています(笑)。入社した頃は、もう少し遅くなることもありましたが、今はみんなの意識も変わり、仕事を早く終わらせようという意識が高まっている気がします。
     

    森田さん 私も、早いときは定時で帰ります。
     

    五條さん 20時まで残っていると「あ、もうこんな時間だ」という感覚があります。逆に遅くまで残っていると「それ今やる必要があるの?」「明日やれることは明日やりましょう」といって帰宅するように促されます。
     

    エリンギ 他のグループ会社の方とお仕事をすることはあるのですか?
     

    五條さん グループ間で一緒に仕事をすることは多いです。その中には、プロモーションが得意な人もいれば、Webのデザインが得意な人、はたまた僕のようにデジタル畑から来た人もいるので、それぞれ持っている強みを生かして一緒に仕事をしている感じですね。
     

    森田さん 私はまだありません。ただ、最初の研修の時に電通グループのほぼ全員が集まって、プレゼン大会のようなものをやりました。そこで仲良くなった他のグループの同期とは今でも仲が良くて飲みに行きますよ。
     

    エリンギ 社内だけでなく、グループ会社にも親しい同期がいるというのは心強いですね。それでは最後に、今後やりたいことや目標を教えてください。
     

    五條さん デジタルがマスの領域まで広がっていく中で、“広告”の専門としてやっていましたが、今はクライアントさんの“マーケティング”により近い部分を、デジタルを中心として一緒に考えることをしています。それが新しくて楽しいと感じているので、今後もこの分野でもっとやっていきたいですね。もっと長い目で見れば、そのデータをどのように活用していくかといった知識を今の部署でしっかり学んで、CCIに戻ってきた時にメディアに還元できたらいいなと考えています。


    森田さん 私は、もともとメディアの“運用”に興味があったので、今後はメディアの成長に携わりたいと思っています。現在は広告会社向けの営業として経験を積んでいるので、広告会社側とメディア側、どちらの意見も理解できる人材になって、問題を改善し効率化していきたいですね。
     

    エリンギ お2人とも日々お仕事に勉強もお忙し中で、目指したい目標も明確に掲げられているのですね。御社の明るくて穏やかな雰囲気を感じつつも、仕事に対する熱意が伝わってきました。五條さん、森田さん、本日はお忙しいところ、貴重なお話をありがとうございました!



    インタビュー:2017年12月

     

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