COLUMN 2019.01.05
【最新版】新卒社員の平均年収と初任給は?~これを基準に企業を探そう~

新卒社員として働く上で気になるのが、どれくらい給料をもらえるかではないでしょうか
できるなら年収の高い仕事に就きたいと思うのが本音、という方は少なくないでしょう。
企業を探す上での基準となるのが仕事内容や待遇、経営規模などさまざまですが、ここでは新卒社員の平均年収で企業を絞り、さらに年収を企業探しの基準とする際の注意点についても紹介します。

 

新卒社員の平均年収は?高いのはどの業種?

新卒社員の平均年収を説明する前に、「年収」について知っておきましょう。
年収とは、月々受け取る給料に加えて、ボーナスを含めた年間の総支給額を言います
新卒入社1年目の場合は、夏のボーナスに関しては在籍期間が短いために、寸志程度、もしくはもらえないケースもあるでしょう。
多くの場合、新卒入社の社員がボーナスを満額もらえるのは冬からです。冬のボーナスは20万円~30万円が相場でしょう。

注意しておきたいのが、「総支給額」と「手取り」の違いです。
平均年収は、総支給額で計算されています。総支給額とは、企業から支給される金額全てを指します。
ここから税金や保険料などが差し引かれるため、実際に受け取れる金額は平均年収よりも少なくなることに注意が必要です

では、新卒社員の平均年収を説明します。
全業界の新卒の平均年収はおおむね200万円~250万円です
これを月収に換算すると、およそ19万円~20万円で、さらにボーナスが加わることで年収の差が大きく変わります。
年収額に関しては、職種や企業によって差があり、特にIT関連やコンサルティング企業になると、新卒でも平均年収400万円~500万円になることも珍しくありません

他にも、高収入な職種として、大手の総合商社を思い浮かべる方は少なくないでしょう。
しかし、総合商社の場合の年収は、新卒入社時では平均とそれほど変わりません。
ただし昇給額が大きいため、30代くらいになると年収が急激に上がり、全体の平均年収を遙かに上回るのです

それでは、新卒社員の年収が高いのはどの業種なのでしょうか。
コンサルティング会社、IT企業、外資系の企業が、新卒時から年収が高いことで有名です。1つひとつ説明していきましょう。
まず、コンサルティング会社は商品の開発や事業の立ち上げなど、企業に対して解決策を示し、力を貸す仕事を行っており、新卒の平均年収はおよそ400万円以上です。
次に、IT企業は、情報化社会である現代では急激な成長を見せており、主にITエンジニアとしての役割を任されます。新卒の平均年収は300万円前後です。
最後に紹介するのが、外資系です。外資系は通信、ITなどの業界に多く、世界的な役割を果たしている企業が多いのが特徴でしょう。

中には新卒年収で650万円という企業も存在します。年収が高い理由の1つとして考えられるのが、実力主義です。
日本のような年功序列の文化がないため、能力に応じて給与が支払われます。
そのため、能力が見合わなかった場合は解雇のリスクがあることも忘れてはなりません。

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「初任給が高い」=「ブラック企業」?

初任給とは、「採用されてから受け取る最初の給与」を言います。
もし同じ仕事内容、待遇で初任給だけ違う2つの企業があった場合、どちらを選ぶでしょうか。
目先の利益を優先してしまうと、ついつい初任給の高い企業を選んでしまいそうになりますが、1度立ち止まって考えてみる必要があります。

初任給は高くても、その後の昇給率はそれほど上がらず、気がつけば年収が追い越されていた、というパターンも少なくありません。
ここで重要なのは、初任給が高くても、生涯で受け取る総支給額が高くなるわけではないということでしょう。

それでは、平均初任給を紹介しましょう。
労務行政研究所の調べによると、新卒1年目の平均初任給は20万6,250円です。これは、先の平均年収から割り出した月収とも一致します。
では、初任給が高いのはどういった業種なのでしょうか。

突出しているのが、IT企業やベンチャー企業でしょう。平均初任給は21万円で、特にIT企業では初任給30万円を超えるケースも少なくありません
理由としては、初任給を高く設定することで多くの学生に応募してもらい、その中から優秀な学生を採用するためであったり、そもそも会社全体の給与水準が高かったりする場合が考えられます。

「初任給」というと「給料」と同じだと捉えがちですが、残業代や各種手当を含めた給料を意味しているケースが少なくありません
「基本給」と書かれている場合は、残業代や手当は別に設けられていることがほとんどです。たとえば、「基本給20万円」という場合は、残業をしていなくても月に20万円はもらえ、残業するとさらに加算された金額が支給されます。
一方、「初任給」と表示されている場合は残業代や各種手当が含まれており、いくら残業や休日出勤をしても、それ以上の加算はされないと思っておいた方がいいでしょう。

では、初任給が高い企業にはどういった特徴があるのでしょうか。
まず、ベンチャー企業では少数精鋭のところが多く、優秀な人材が欲しいために高額に設定している場合が考えられます
これは優秀な人材であればこれだけ支給する価値がある、と価値を見込んでの設定だと言えます。

しかし、基本給ではなく「初任給」が高額であると謳うものの中には、マイナスイメージのある企業も少なくありません。
たとえば、イメージが悪い、労働環境が悪いなど、人手が足らないために初任給を高く設定しないと人が来ない企業であったり、もっとひどい場合には、社員を使い捨てにする、いわゆるブラック企業であったりするケースもあります。

こうしたブラック企業を避けるためには、何を見るべきなのでしょうか。
まず、昇給額を知ることは1つの目安になります。どのように昇級していくのか、年収はどのように変化していくのか、10年、20年先の将来を見据えておくことは仕事を探す上でも、自分自身のキャリアプランを明確にする上でも重要です。
昇給額によっては初任給が低くても、数年で追い越せます。

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知っておきたい、年収の正しい見方

年収や初任給があまりに高い場合には、飛びつく前に、まずはなぜ平均よりもそんなに高いのか、を考えてみましょう。基本給が低く設定されている場合はなおさらです。
極端な好条件を出す企業には、必ず裏があると思っておいた方がいいでしょう。

特にブラック企業では、年収を高く設定して人を集めようとする傾向があるようです。
高収入の裏には、長い残業代が含まれていたり、営業ノルマが課されているケースが少なくありません。
年収が高い、低いだけで評価するのではなく、なぜ高いのか、低いのか、そこからどう伸びていくのか、それとも伸びないのか、将来を見据えた視点を持ち、「高い」「低い」だけではない判断基準を身につけましょう。

 

年収だけが全てではない

就活に正解、不正解がないように、何を基準にして企業を選ぶのかに関しても正解はないでしょう
その基準の1つとして年収を挙げる方もいるでしょう。お金は確かに重要ですが、それだけでは仕事は続けられません。

残業や休日出勤ばかりで寝る間もない、やりがいも感じられない、人間関係もギスギスしている、けれど年収だけは飛び抜けて高いという企業に就職したとして、仕事が生活の中心となり、プライベートが満足に送れない状態では、お金があっても幸せだとは言えないのではないでしょうか。

年収にとどまらず、1つの項目だけで判断すると見誤ってしまう可能性があります。
どうしても譲れない部分は誰にでも存在するでしょう。待遇、福利厚生、離職率など、企業を知る上で見るべき観点はさまざまです。
視点を1つに絞るのではなく、さまざまな観点があるということを知っておくことは、企業を選ぶ上で大切なポイントでしょう

 

年収も、仕事内容も、待遇も

仕事を探す上で、自分なりの基準を持っている、という人は少なくないでしょう。
待遇1つとっても、ある程度の残業は譲れるけれど、完全週休二日制は譲れない、といった条件を設けていないでしょうか。

待遇だけでなく仕事内容や年収においても、自分にとってどれが重要なのか、何を1番求めているかを明らかにしておくことで、就活後の明確なキャリアプランを描けるでしょう

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