転職/調査分析 2018.10.18
広告業界に関するランキングと活用方法【売上・年収・人気企業】

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    広告業界は花形の業界で毎年人気の業界です。それゆえ就職活動でも志望者が多く、狭き門だとも言えます。しかし、事前に情報収集を行い正しく行動すれば、内定をもらえる確率も上がるでしょう。

    今回は広告業界のランキングと、その活用方法について解説します。ランキングでは売上げ・年収・人気度の3つに分けて発表します。また、ランキング企業名には企業公式サイトのURLを挿入しておりますので、就活中の皆さんはぜひご一読ください。

    広告業界ランキング【売り上げ編】

    テレビCM・新聞広告・電車の中吊り・インターネットの広告等、私達が広告を目にしない日はないと言っても過言ではないでしょう。それだけ多く目にする広告ですから、売り上げもかなり多いと言えます。

    プロテンの調査によると以下のような結果になりました。(2020年現在のデータ)

     

    第1位:株式会社電通(売上高1兆5,262円)

    第2位:株式会社博報堂(売上高9,989億円)

    第3位:株式会社サイバーエージェント(売上高4,536億円)

    第4位:株式会社アサツーディ・ケイ(売上高3,528億円)

    第5位:D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社(売上高2,083億円)

     

    上位の電通博報堂サイバーエージェントは、広告業界売上ランキング2018年版・2019年版でもトップ3を維持しています。2019年の日本国家予算が101兆4,564円なので、これらの企業は驚異的な売り上げの高さです。

    インターネット普及により20年間で売上減少した企業

    まだインターネットが普及していなかった2000年度の広告業界売り上げランキングを調べてみると、20年間でランキングから消えてしまった企業が複数ありました。2000年度の界売り上げランキングの結果が以下です。

    ・1位:株式会社電通

    ・2位:株式会社博報堂

    ・3位:株式会社アサツーディ・ケイ

    ・4位:株式会社東急エージェンシー

    ・5位:株式会社大広

    2020年現在のランキングと比較すると、電通と博報堂は変わらず上位です。しかし、20年の間に売り上げが減少している企業が複数あります。その理由は、インターネットやデジタル化の普及により、テレビCMよりネット広告の方が見てもらいやすくなっているからです。

    ネット広告代理店が売上向上中

    2020年版ランキングに入っているサイバーエージェントとD.A.コンソーシアムホールディングスは、「ネット広告代理店」と呼ばれています。他の会社と違うのは紙媒体などの広告を取り扱わずにインターネット上の広告専門であるということが特徴です。

    インターネット広告費は現在もどんどん日本の広告費の割合の中で占める比率を上げてきています。それゆえ、ネット広告代理店が上位にランクインするようになりました。電通以外の会社はどこも前年比よりも売り上げが伸びていますし、広告業界は勢いのある業界だということが伝わってきますね。

    広告業界ランキング【年収編】

    業界動向SEARCH.COMの調べによると以下のような結果になりました。(2019年~2020年のデータ)

     

    第1位:株式会社電通(年収1,168万円)

    第2位:株式会社博報堂(年収1,078万円)

    第3位:株式会社東急エージェンシー(年収770万円)

    第4位:デジタルHD(旧オプトHD)(年収692万円)

    第5位:株式会社サイバーエージェント(年収681万円)

     

    広告業界は高給取りのイメージがありますが、実際のところ電通と博報堂は年収が1,000万超えています。それ以外の企業も年収が高い傾向です。国税庁の調査によると、2020年度における給与所得者の平均年収は男性540万円女性296万円なので、どの企業も平均以上の年収だということが分かるでしょう。

    広告業界の年収が高い理由とは?

    年収が高くなる理由としては「広告業界が高需要で、伸びている業界だから」です。また、上位の電通・博報堂はテレビ局や大手出版社などと大口取引をしているため売り上げが高くなり、それがそのまま給与に反映されていると考えられます。さらに、インターネットが普及している現代は、動画・ブログ・サイト等に様々な広告が出回るようになりました。上記でも解説しましたが、今はインターネットに対応している広告代理店が売上が伸びやすくなっているため、ネット広告代理店の年収も高くなっているのでしょう。

    広告業界ランキング【人気企業編】

    就職で企業を選ぶ際は売り上げや年収も大切ですが、人気度がどうかもチェックしておくと良いです。人気が高ければ競争率も高いですが、良い職場で働きたいなら人気度が高い企業を選ぶことをおすすめします。年収の高さ・知名度の高さ・規模の高さなどで見た、就活生に人気の高い企業ランキングを調べました。

    キャリマガの2019年卒の新卒人気企業ランキングでは以下の結果です。

     

    第1位:株式会社電通

    第2位:株式会社博報堂

    第3位:株式会社ジェイアール東日本企画

    第4位:株式会社サイバーエージェント

    第5位:株式会社アサツー ディ・ケイ

     

    人気度ランキングでも電通・博報堂が不動のTOP2です。売り上げランキング・年収ランキングでもTOP2を誇り、やはり知名度と年収の高い企業が就活生にとって魅力的な企業です。そんな電通と博報堂2つの企業の注目ポイントを以下にまとめてみました。

    人気1位!株式会社電通の注目ポイント

    ・1901年創業以来、広告業界NO.1の企業

    ・国内だけでなく、海外でも広告活動を展開(グローバル展開)して大活躍中

     

    人気2位!株式会社博報堂の注目ポイント

    クリエイティブ専門のエージェンシーで、デジタル化時代の今でも素晴らしい実績を誇っている

    ・カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル2017で16の賞を受賞

    ・ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSでグランプリ33の賞を受賞

     

    電通は1901年創業、博報堂は1895年創業でどちらも古くからある企業です。しかし、それぞれ圧倒的な強みを持っており、デジタル化時代の現在でも勢いよく活躍し続けています。インターネット広告はテレビCMより注目されるだあろうと言われていますが、電通と博報堂今後も高い実績を残していくでしょう。

    3位のジェイアール東日本企画も高い人気

    3位のジェイアール東日本企画は映画事業にも進出しており、ポケットモンスターの代理店でもあることから人気度が高いようです。もちろんジェイアールと名を冠しているので、駅で見られるサイネージ広告(ディスプレイやプロジェクタに映像や文字を表示するデジタル広告)や中吊りなど、電車周りの広告を手がけることができるので、電車好きや地域活性化に興味がある学生に人気です。

    5位のアサツーディ・ケイも注目すべき企業

    5位のアサツー ディ・ケイは規模としては電通・博報堂に次ぐレベルで、主力のクライアントはアニメ業界ラグジュアリーブランド業界です。ドラえもん・ガンダム・プリキュアなどの人気アニメの制作に関わっていたり、LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)・Christian Dior(クリスチャン・ディオール)などの世界レベルのブランドの広告を手がけていたりします。ネット広告が伸びてきているとは言え、まだまだこういった大きい会社との取引をして、テレビCMや店舗の広告を作る需要はあると言えるでしょう。

    広告業界の売り上げ・年収・人気度は相互関係がない

    広告業界の売り上げ・年収・人気度は相互関係があるというわけではありません。年収ランキングと売り上げランキングを比較してみると、売り上げが高い企業なのに年収ランキングではランクインしていない企業があるのは気付いたでしょうか?基本的に売り上げが高ければ年収も高いので、年収ランキングと売り上げランキングは同じ結果になるはずです。ですが実際のところはそうじゃなかったですよね。

    ここで皆さんには「会社が売り上げを社員に還元しているか?」「会社はどのように売り上げを使っているのか?」など、”売り上げと年収のランキングが一致しない理由” を考えることをおすすめします。それが業界研究や企業研究につながるからです。もし、売り上げが社員に還元されていない場合でも、会社が新規事業に投資をしている、という可能性もありますので一概に悪い会社だと決めつけるのは良くありません。

    また、売り上げと年収のランキングが一致している会社だとしても、一部の役員の報酬が極端に高いために全体の平均が吊り上っている可能性もあるかもしれません。そのためランキングを手がかりに、他の資料やデータに当たってみて企業研究を進めるのがいいでしょう。

    ランキングから広告業界について考えてみよう

    ・売り上げの高さと年収の高さが一致しない理由を考えてみよう(業界研究・企業研究につながる)

    ・売り上げが高いのに年収が低くくても悪い会社だとは言えない

    ・売り上げと年収のランキングが同じ会社だとしても、一部の役員の報酬が非常に高いために、その会社の平均年収が高くなっている可能性もある

    ランキングで効率良く志望企業を選べる

    今回は広告業界のランキングとその活用方法について解説をしました。ランキングの活用方法として以下の3つのポイントを考えるようにしましょう。

    ・なぜそのような結果になったのか?

    ・ランキングとランキングでなぜ結果にズレがあるのか(売り上げと年収のランキングが一致しないのはなぜか?など)

    ・他に活用できるデータや資料はないのか?

    これは広告業界だけではなく、他の企業研究にも使えるランキングの活用方法と言えます。なぜ?というシンプルな疑問から考えを深めていくと、ランキングだけでは見えなかった企業の社風や、自分自身の希望が見えてくるかもしれません。みなさんもぜひランキングを企業研究に活用してみてくださいね。

     

     


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