インタビュー 2025.11.05
エンジニアリングアウトソーシングの先駆者【アスパーク】で描く、高い成長曲線のキャリアプランとは?

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    日々進化を遂げる技術分野の市場において、変化する市場のニーズに順応し、最先端のソリューションを提供してきた「アスパーク」

    約3,000人ものエンジニアが在籍し、多様な企業のもとで技術サービスを提供してきました。また、その現場で培ってきた経験や知識を集約し、さまざまなソリューションへ展開。
    高い技術力を活かし自ら電気自動車の開発を行うなど、ユニークな新規事業にも挑戦しています。

    今回はアスパークの中でも、エンジニアとクライアントの間に立ちさまざまな調整を行う営業コンサルタントの仕事内容やキャリアプラン、その魅力について、能力開発部シニアマネージャーの八田さん、採用担当者の織部さんにお話を伺いました。

     

    〈プロフィール〉

    能力開発部 シニアマネージャー 八田 尚彦
    2017年、中途採用でアスパークに入社。入社後は主に関西を中心にクライアントとエンジニアの折衝を担当。2019年には神戸オフィスの立ち上げを一から経験。人材開発部へ異動となり、西日本エリア長、統括責任者を経て、エンジニア全体のスキルアップのため、2024年より能力開発部へと異動。

     

    人事戦略室 織部 花音
    2023年、新卒としてアスパークに入社。入社後は営業コンサルタントとして関西拠点でクライアントとエンジニアとの折衝を担当。2024年8月から人事戦略室へと異動し、アスパークの魅力を学生に伝えるべく採用活動に従事。

     

    エンジニアとクライアントでワンチームに。

    ―――まずはアスパークの事業について、簡単にご説明いただけますでしょうか。

    織部:アスパークは技術開発・研究開発のエンジニアリングアウトソーシング事業を中心に、その分野で培ってきた技術力を活かして、電気自動車開発やアプリケーションの開発といった他事業への展開を行なってきました。

    前者ではアスパークの正社員として約4,500人のエンジニアが在籍しており、機械、電気・電子、IT、化学、半導体といったさまざまな分野のメーカーさんのもとで活躍しています。後者では世界最速の電気自動車「OWL(アウル)」を自社で開発したり、ミスマッチのない採用を目指す就活サポートアプリ「ログナビ」の運営を行なったりしています。

     

    ―――自動車開発やアプリケーションの開発など事業内容も多様なんですね。

    織部:弊社にはエンジニアとともに培ってきた技術力や知見が蓄積されているので、それを活かした事業展開をしていこうと。

    「アスパークで何かモノづくりを」という声が上がり、社員からさまざまな案が出る中で自動車開発はスタートしました。当時そこまで普及していなかったEV車で「せっかくなら世界一かっこよくて速い車にしよう」と。2020年には世界最高加速度で1位を獲得し、2023年にはギネス記録も取得しています。
    アプリケーションについては、当時2018年度に入社した新卒社員がミスマッチを防げるような就活サービスを始めてみたいと事業立案し、2020年度にリリースされ現在展開を進めています。こちらもアウトソーシング事業で得たノウハウが活かされています。

     

    ―――なるほど。その中で営業コンサルタントはどのような仕事を任されるのでしょうか。

    織部:アスパークの営業コンサルタントは、クライアントさまへのアプローチとエンジニアの対応を平行して行なっていく、橋渡しのような存在です。

    まずは自社のエンジニアたちが働ける環境を用意するために、人材不足や技術力不足といった悩みを抱える企業さまへお声がけし、コミュニケーションの中からニーズを深堀りします。そうして的確に課題を把握した上で、解決のために適切な人材を考え、ご提案します。
    提案するにあたって、エンジニア側にも出向先の企業の魅力や、自身のスキルがどのように活かされるのかを伝えていきます。

    実際に業務がスタートすると、営業コンサルタントはそれぞれの担当者として、定期的な面談を行なってそれぞれの改善点を探したり、長期就業とスキルアップに向けてのサポートを行なったりします。

    営業コンサル、クライアント、エンジニアがひとつのチームとして動けるように信頼関係を築いていくお仕事ですね。

     

    エンジニアの可能性を信じてもらうために。

    ―――クライアントとエンジニア、それぞれに最適な提案をするのは一見困難なように感じます。

    織部:確かにクライアントとエンジニアのどちらもが最初から100%希望通りというケースばかりではありません。

    例えば、エンジニアの現状のスキルがクライアントの求める基準の100%に達していたなかったとします。しかし、「過去こんな努力をして何を評価され、どこまでの業務を任されるようになった」というエピソードや、「エンジニアとして将来こんな姿を目指している」といった目標など、履歴書には載らないエンジニアの魅力を営業コンサルタントが引き出し、その将来性をクライアントに伝えることで受け入れていただけることも多くあります。

    エンジニアの今後の可能性や伸び代を、営業コンサルタント自身が引き出し伝えることはこの仕事の魅力だと思いますね。

     

    八田:私は前職では不動産の販売を行なっていたのですが、家という商材は”契約時が一番商品価値の高い状態”であり、基本的には価値が下がっていきます。また極端な話ではありますが、家そのものが良ければ売れてしまうので「私じゃなくてもいいのでは?」という思いがずっとありました。

    しかし、アスパークの営業コンサルタントでは契約を結んだ後も、エンジニアが成長すれば”その方の市場価値”は上がっていく訳です。そのために必要なフォローやヒアリングは欠かしませんし、「私だから信頼して協力してくれる」という気持ちは前職にはないものでしたね。

     

    ―――エンジニアさんとの信頼関係を築くことが大切なんですね。

    織部:もちろん営業コンサルタントもエンジニアも同じアスパークの社員ではありますが、働く場所は離れています。なので社内チャットツールや電話、時にはお互いがお互いの勤務地に赴きながらコミュニケーションを取る必要はありますね。

    特にエンジニアの勤務先が決まるまではかなり綿密に打ち合わせを重ねます。私たちからご提案することもありますし、エンジニア側から「この部分をアピールしてほしい」「一番伝えたいことはこれだ」と自分自身の可能性を伝えようと熱意を感じた時は、その想いに応えなければと感じる瞬間でもあります。

    営業コンサルタントの仕事は、クライアントが抱える課題解決であると同時に、エンジニアの人生設計にも伴走しているんです。

    手を挙げれば、どこまでも成長できる。

    ―――営業コンサルタントとして入社した後のキャリアプランはどのようなケースがあるのでしょうか。

    八田:本当に人それぞれ多様なキャリアを築くことができると思います。3年経って同じ視点、裁量、立場で働く社員はほぼいません。何かしら部署や職位に変化はあると思っていただく方が良いと思います。

    私自身は営業コンサルタントとして中途入社しましたが、それから神戸支店の立ち上げを経験し、今は採用担当からエンジニアの教育研修担当も務めています。

     

    ―――支社の立ち上げと聞くと、かなり規模の大きい話ですね。

    八田:個人に任される裁量が大きいのもアスパークの特長だと思っています。

    支店の立ち上げで言えば、当時私は大阪支社で勤務しながら神戸エリアの責任者を任されていました。その中で担当するエンジニアたちから「神戸の地元に根付いた企業へも営業をかけたい」「エンジニアが集まれる場所を設けたい」という声が上がってきて。私の方から代表の吉田に相談した所、すぐに設立が決まりました。

    代表からは「もうオフィスは契約しておいたからね」と。そこからはすべて私に一任され、支店のレイアウトから業務メンバーの採用、諸々の手続きまで現場のエンジニアたちと中心に進めていきました。ひとつの会社を立ち上げるようなものですから、当然負荷は大きかったですが、全部任せてもらえるからこそ得られる経験値は大きかったですね。

    こうした現場の声や意見を吸い上げて環境や評価制度がすぐに見直されていくので、手を挙げれば挑戦できる環境とも言えますね。

     

    ―――新しいことに挑戦しやすい空気感がそもそもある訳ですね。

    織部:アスパークは2005年に創業されたものの、社内公募で新規事業の立ち上げを募ったり、新卒から数年で責任者に起用されたりと、まだまだベンチャー色の強い企業だと思っています。

    1週間に1度、社員全員が業務報告資料を代表の吉田に提出するのですが、吉田自身その全ての報告書に目を通しているんです。

     

    八田:もちろん業務報告としての数字だけを報告する人もいますが、その中でも「こんなことに挑戦したい」「この結果を出したら挑戦させてほしい」といった声を届ける場にもなります。

    私も「本当に見てるのかな?」と思うこともあったんですが…ある日「〇〇さんはこんなこと書いてたけどどうなの?」と聞かれて本当にすべてに目を通しているんだと(笑)。代表が目を通しておいて、私たち上長が管轄の社員を見ていない訳にはいかないですからね。

    冗談のように聞こえるかもしれませんが、実際に誰かが挙げた声をキャッチする体制が整っていることは、誰もがチャンスを掴もうと思えば掴める環境があることにつながっていると思いますね。

    実力がそのまま評価へつながる。

    ―――より重要な役割を任されるためにも結果を残す必要がある訳ですね。

    織部:昇格のタイミングは時期で決まっていないので、自分の市場価値をすぐに上げたいという人には向いていると思います。実際に最速で新卒から8ヶ月で拠点の責任者を任されるようになった方もいますね。

    八田:個人でもチームでも社内表彰の機会は多いですし、目標数字に対するランキングも日々更新されますから、アグレッシブに結果を追い求める空気感は自然と流れていると思いますね。

    織部:正直に言えば私も実力主義・成果主義という部分に怖いと思った時期もありました。ただ成績を上げても何も変わらないよりは納得できるなと。結果を伴わないと後退しかないという緊張感や危機感も持てますし、正しくあるべき姿だと今は思っています。

     

    ―――実力をきちんと評価される成長環境が用意されているなかで、学生に求めるものは何でしょうか。

    織部:知識や技術的なものは入社後に学ぶ姿勢があれば全く問題はないと思います。なので一番大切になるのは、やはり主体性だと思います。自ら行動して何か成果を得ようとする貪欲さを持っていてほしいと思います。

    八田:代表ともよく会話しますが「無難な選択や平均的な考え方」は全く求められていません。先輩社員が今までやってきたことも決して正解ばかりではないでしょう。
    自分の中でこの方が喜んでもらえる、もっと魅力が伝わると模索した方が仕事自体も面白いでしょうし、私たちも期待したくなります。
    組織に所属する以上最低限の共通ルールは守ってもらう必要はありますが「全てを会社のルールに縛られたくない!」と感じている学生さんも大歓迎ですね。

     

    ―――ありがとうございました。

    ありがとうございました。

     

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