REPORT 2017.05.08
“人”を大切にする会社「ファンコミュニケーションズ」の新入社員研修にシンアド山崎が潜入! ~ちょっとだけ講義もしちゃいました~

こんにちは、シンアドキャリアアドバイザーの山崎です。今回私は、再び株式会社ファンコミュニケーションズさん(以下「F@N」)にお邪魔してきました。

F@N といえば、先日のインタビューでもうかがったように社員一人ひとりをとても大切にしている会社。当然、社内教育にも力が入っています。そこでどのような教育をされているのかを知るべく、新入社員研修に参加してきました。実は私、この研修で「デジタル業界の特別講師」として少しだけ講義もさせていただいたんです。

そこで今回は、代表取締役社長の柳澤安慶(やなぎさわ・やすよし)氏、「nend事業部」の加藤真悟(かとう・しんご)氏の講義、そして私が語った内容を一挙公開!就活生にも役立つ情報が満載なので、ぜひ読んでみてください。

 

「マスコミュニケーション」から
「ファンコミュニケ―ション」の時代へ。

研修の最初は、代表取締役社長 柳澤氏のお話から。まだインターネットが今ほど普及していなかった時代にインターネットビジネスに取り組むことになった経緯、そしてその中でもアフィリエイトというサービスに目をつけた理由についてのお話でした。

なんと最初は、インターネットプロバイダの事業を行っていたんだとか。アフィリエイトをはじめたのは、その後なのだそうです。クリック数を増やすことで売り上げを伸ばすインターネットビジネスがさかんに行われていた当時、「その先の広告効果に関係なくクリック数を増やせばいいというビジネスは長く続かない」と感じた柳澤氏が目をつけたサービスが、広告の効果(物が売れたかどうか)を追いかけられるアフィリエイトでした。

 

―アフィリエイトは、消費者と直接対話できる最後のポイント。“広告の効果が分かる仕組み”を成功させれば、永遠に勝ち続けられると思いました。これを超えるマーケティングは存在しないと捉えていたんです。(柳澤氏)

 

しかし99年の設立当初の売上は800万円。アフィリエイトの事業を立ち上げたものの、苦しい時期からなかなか抜け出せず、2002年までは赤字続き、しかし4年後の2003年にようやく黒字になりました。そこでやっとIPO(新規上場株式)を考え始め、2005年、株式公開、現在は400億円の売り上げを誇っています。

 

そして話は、「ファンコミュニケーションズ」という社名の由来へ。マスコミュニケーションの時代は終わり、これからはコミュニティに参加することで情報を得るようになると言う柳澤氏。そのコミュニティをくくる概念が「ファン」、つまり“自分たちが好きなもの”なのだそう。

―インターネットが普及すれば、一方的に情報を発信する「マスコミュニケーション」の時代から、「みんなが集まって情報を公開する」時代に変わる、つまり「ファンコミュニケーション」の時代になる、というところからこの名前をつけました。

“消費者は消費者から情報をもらいたい”と思っているんです。だから広告主から出す情報よりも、“それを使った消費者がどう思ったか”の情報の方が、価値が高い。広告主も、一方的なコミュニケーションはもう通用しないと思っています。消費者が喜ぶような、そして情報を発信したくなるような物を提供する、そんなことがマーケティングの最前線で行なわれているんです。

SNSやブログなどで自分たちが消費した情報を発信できるようになってきた今、もはやその発信の場は広告ではなく“消費コミュニケーション”です。F@Nが持つアドネットワークには、たくさんの広告主がいて、たくさんのコンテンツがあって、さらにその先には多くの消費者がいます。そしてこうした環境を毎日運営しています。だからこそ、“消費コミュニケーション”を支える仕組みづくりということに関しては、一番実現に近い会社だと思っているんです。(柳澤氏)

 

インターネットの上に生まれるファンのコミュニティをどうやって支えるのか、ここから生まれる広告主のビジネスをどれだけ上手く設計できるかが肝だと熱く語る柳澤氏。最初は緊張の色が見え隠れした新入社員の皆さんも、深く頷いたりメモを取ったり、いつの間にか緊張もほぐれ、柳澤氏の講義に真剣に聞きっていました。

 

 

広告はマーケティング活動のほんの一部。
マーケティング全体を俯瞰で見る力が必要です。

「nend事業部」 加藤氏の講義は、広告の基本について。インターネット広告に特化することで疎くなりがちなマーケティングの概念や広告全体の話からはじまり、そしてもちろんインターネット広告にフォーカスした話も展開されました。

―広告という言葉は、マーケティングのほんの一部。マーケティング=広告宣伝とイメージされやすいのですが、あくまで広告は、マーケティング活動の一部です。マーケティングの全体像をとらえた上でクライアントとビジネスの話ができると説得力があり信頼してもらえるので、きちんと理解しておきましょう。(加藤氏)

クライアントサービスの利益を最大化するマーケティング活動がある中で、自分たちのサービスをどんな位置づけで提供できるのか。加藤氏は、広告ではなくマーケティングの観点から話ができるようにしておくこと、そしてF@Nの名刺を持って仕事をする以上、年齢や経験年数に関係なくプロ意識を持つことが大切だと言います。
 

続いては「広告」の一般論についてのおさらい。

 

―「広告」は「コミュニケ―ション」と理解してください。「コミュニケーション」を分解すると、「何をどう伝えるか」ということ。「何」というのは情報、「どう伝える」というのはその情報の伝達手段、つまりメディアが提供している媒体です。テレビの広告は15秒の音声付き動画という情報とテレビという伝達手段で形成されています。コミュニケーションは、何をどう伝えるかの掛け算。価値最大化のためには、この2つの要素を最適化しなければいけません。(加藤氏)

 

さらに、日本の広告費について、そしてインターネット広告を含めた各媒体の特徴についての解説もありました。特に広告費に関しては、「最低限調べておくべきこと」だという加藤氏。逆に知らないと、「この人、勉強していない人だな」と思われてしまいますよ、とちょっと厳しい言葉も。

 

最後はインターネット広告の強みについて。F@Nのサービスも含めながら、リスティング広告やメール広告など、さまざまなインターネット広告と比較し、わかりやすく丁寧に解説されました。実務に就く前に覚えておくべきことを、このような研修できちんと解説するのはF@Nの教育制度が整っている証拠。これから業界のことを深く学ぶ新入社員の皆さんにとって、とても大切な時間なのです。


そして、いよいよ私、山崎の番です!デジタル業界出身の経験を活かして、同業界に挑むにあたっての心構え、そして情報インプット術を語りましたので、その内容を公開します!就活中の皆さんにも役立つ情報が満載なので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

5分単位で変化⁉ デジタル業界は激流です

ご入社おめでとうございます。

シンアドキャリアアドバイザーの山崎と申します。シンアドの仕事をする前は、デジタル業界で約10年働いていて、ベンチャーから大企業までいろいろ経験してきました。

デジタル業界はとても変化の激しい業界です。今日は、デジタル業界がどんな変化を遂げてきたのか、そしてこの業界に挑むための心構えをお伝えしたいと思います。

ちなみに余談ですが、実は私、ブログを書いていまして。「戯言学園」というブログで、業界の企業の決算まとめなど週に2~3本更新していています。おかげさまで、業界の読者も少しずつ増えておりますので、皆さん、ぜひ見てみてください!

 

まず、この業界は超面白いです! 世の中で注目されている最先端の領域でプロダクトを創り続けることは、すごくやりがいがあることですし、次から次へと新しいサービスが登場していることにも、さらなる発展の可能性を感じます。

ただ、この業界はものすごい激流なんです。たとえば、メールがLINEになったり、財布が携帯になったり。3~5年もするとこんなにも大きく変わるんです。5分単位で変化が起きていると言っても過言ではないですね。そのうちスマホだってなくなってしまうかもしれません。

ネット広告も、バナーだけの時代から、たった数年でネイティブアドやSNS広告などが主流になりました。アドネットワークも同様です。これまでたくさんの会社が参入しましたが、買収されるなど、存在しなくなった会社も多数あり、とにかく変化が激しいんです。ただその中でも御社のサービスの「nend(ネンド)※」は誕生当初から常に大きなシェアを占めています。皆さんは、社会人になってすぐに国内最大級のサービスに関わることができます。これはとても貴重な経験だと思います。
※F@Nが運営する、国内最大級のスマートフォン向け運用型アドネットワーク

 

 

デジタル業界に挑むために
やったほうがいい10のこと

続いて、同業界で働いてきた私が「やっておいて良かった」と思った10のこと皆さんにお伝えします。
 


①    目標を持つべし
期限をつけて、目標を掲げましょう。目標があるとモチベーションにつながるし、やっていることに意味が生まれます。目の前のことをがむしゃらに頑張りながら、目標を見つけてください。“未来の目標に向かって、今ここで何を得るべきか”を考えることが大事です。

 

②    振り返りを行うべし
私は、新年に自分がやる20のことを決めて、それを大晦日に振り返っています。できなかったことは、なんでできなかったのかを考える。進捗管理をするなら、3か月に1回くらいは振り返るといいですね。

 

③    行動量を意識して前のめりになるべし
とにかく超前のめりで動きましょう。待っているのはダメです。仕事は自分で取りに行く、という意識を。たくさん失敗してもOK! 泥臭くても、最初はそれでいいんです。

 

④    即レス・即行動を心掛けるべし
何事も即レスを。即レスに嫌な気持を抱く人はいません。即レスをしていれば、「あの人、早いから頼もう」と思ってもらえます。

 

⑤    なぜ?を考える癖をつけるべし
思考が止まったらその時点で人は伸びなくなります。それに、先輩や上司から言われたことで、わからないことを聞けるのは最初のうちだけ。2~3年目になると聞きにくくなります。だから初歩的なことでも、絶対にクリアにしましょう。フワッとした感じで進んではいけません。

 

⑥    疑問や感じたことはとにかくメモるべし
自分が活用できる範囲で、良いポイントはメモる。ログは宝です。そしてメモったら必ず活用してください。メモるだけではもったいない! 活用することに意味があるのです。

 

⑦    善意の解釈で捉えるべし
何事もポジティブに捉えましょう。うまくいかないとネガティブになりがちです。でも、ネガティブ志向はネガティブな結果しか招きません。「もう俺はいいや」と思い始めると本当にそれで終わってしまいます。ポジティブで素直なマインドを持ちましょう。

 

⑧    他責ではなく自責で考えるべし
相手に責任がある状況でも「きちんと伝えきれなかった自分の責任でもある」という思考を持つようにすると良いでしょう。自責で考えると、自分事化されます。自分が主となるので、より真剣に考えられるようになるんです

 

⑨    人脈形成するべし
社内外の人の話を聞くと意外なことがわかったりします。ぜひいろんな人に会ってネットワークを広げてください。その際は、自分の会社のことをしっかり語れるようにしておきましょう。名刺を渡す以上、その場では皆さんが会社の顔です。自分の会社の事業はすべて語れるようにしておく必要があります。どこでビジネスの話が生まれるかわからないので。

 

⑩    何か継続する物をつくるべし
私はブログを3年やっていますが、やっていて良かったことしかないです。皆さんも、自分の身になることを継続してみてください。必ず力になります。それから、生活リズムをつくるのも良いと思います。たとえば私の場合は、朝5時~6時に起きて、ブログを書きます。おかげでいろいろな良いことがありました。ブログを読んでくれていた人からメッセ―ジがきて、それがきっかけとなりお仕事につながったこともあるくらいです。継続した者にしか見えない景色があります。


皆さん、今一度、F@Nになぜ入社したのか、何を成し遂げたいのか、何を得ようとしているのかを考えてみてください。

キャリアのファーストステップはものすごく大事です。そしてみなさんの社会人としてのベースとなる血は、F@Nの血です。転職しようが起業しようが変わりません。だから今、たくさんのことを得て変化の激しいこの業界で攻めに攻めてください。

 

 

デジタル業界で役立つ情報インプット術

私はデジタル業界に入ってからずっと、情報のキャッチアップをしてきました。最初は200サイトくらいブックマークをして、毎日朝晩チェックをしていましたが、今はSNSでの情報インプットに移行しています。

ここで、業界の情報を得る手段として抑えておくと良いサイトを少しだけご紹介しましょう。

 

TechCrunch Japan 
http://jp.techcrunch.com/ 
 
THE BRIDGE(ザ・ブリッジ) 
http://thebridge.jp/ 
 
MarkeZine(マーケジン) 
http://markezine.jp/ 
 
NewsPicks 
https://newspicks.com/ 
 
ITmedia 
http://www.itmedia.co.jp/ 
 
ExchangeWire Japan 
http://www.exchangewire.jp/ 
 
インターネット界隈の事を調べるお 
http://takanoridayo.blog.shinobi.jp/ 
 
日本経済新聞(Web版) 
http://www.nikkei.com/ 
 
東京都立 戯言学園 
http://www.zaregoto-gakuen.com/

 

ちゃっかり、僕のブログも入れてあります(笑)。今日も更新しているので、もしよければ見てくださいね。というか見た方がいいです(笑)。

そしてSNSの使い方ですが、たとえばTwitterだと、業界のキーマンをフォローしておくと良いと思います。リアルタイムで情報がバンバン流れてくるので、その情報を追うのが一番早い。タイムラインに入ってきた情報からサイトに飛んで、“こんなサイトあったんだな”と知るケースもありますし、そのサイトをブックマークしておけばインプットできる情報はどんどん広がります。

ここで大事なことは、必ずアウトプットをするということ。まずはしっかりと情報を読み込み、その背景を考えてください。「なんでだろう」と考えると、さまざまな疑問が生まれます。そうすると調べますよね? その結果、自分のデータベースが磨かれます。そのデータベースと新しい情報を照らし合わせて、自分なりの感想を持ったらアウトプットする。これを繰り返すことで、自分のデータべースはどんどんブラッシュアップされていきます。

 


 

皆さんにとっては情報のひとつひとつが点の状態だと思います。それを繋げて線にして、さらに面にしていってください。物事はつながっています。たとえば広告代理業のことを調べれば、メディアの話が出てくるというように、そこから枝葉となってさまざまな情報が出てきます。それらは全部自分のデータベースとなり、精度が高まっていくのです。

変化の激しいこの業界は、日々状況が変わります。3日休んだら怖くなるぐらい変化します。だから毎日の情報キャッチアップはすごく大事。無駄なことは何もありませんから、皆さんぜひ習慣化してみてくださいね。

 

最初はちょっと緊張していたのですが、デジタル業界を愛するあまり、序盤から飛ばしまくってしまいました(笑) でもさすがはF@Nの新入社員の皆さん。情報には敏感なようで、なんと私のブログを知っているという方もチラホラ……。 私の話を聞きながら、メモを取ってくれる方もたくさんいました。

 

F@Nの新入社員研修、いかがでしたでしょうか。教育制度が整っていて、きちんと成長していける環境だからこそ、働いている社員の皆さまのイキイキとしているんですね。(前回取材記事:志望動機は聞かない!?出直し面接もアリ!? スマホ広告業界シェアNo.1のファンコミュニケーションズは「出会い」を大事にする会社だった 参照)改めて素敵な会社だと思いました。

 

今回は新入社員向けの講義でしたが、心構えや情報インプット術は、就活中の皆さまでもトライできます。気になるものがあったら就活にもどんどん取り入れて実践してみてくださいね。

 

▼株式会社ファンコミュニケーションズの会社説明会はこちら▼

 

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