インタビュー 2020.01.27
【第3回エンタメ・ビジネススクール】ジェイアール東日本企画:直井伸司 氏インタビュー「自分が考えたものが、世の中に広がっていくのを実感できる」

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    2019年の9月-11月まで開催されたエンタメ・ビジネススクール各回の登壇者とのスペシャルインタビューをお届けします。業界のことだけでなく就活アドバイスもいただきました。是非とも、まとめレポートと併せて読んでいただき、ご自身の就職活動に活かしてくださいね!

    今回は、ジェイアール東日本企画の直井伸司さんにお話を伺いました。
     

    PROFILE

    直井 伸司(なおい しんじ)氏

    株式会社ジェイアール東日本企画
    メディアマーケティングセンター長


    株式会社ジェイアール東日本企画 メディアマーケティングセンター長。1992年jekiに新卒入社。約17年間、人事部門にて、採用、教育、評価、制度など人事全般を担当。その後、JR局、第一営業局と、JR東日本やJR東日本グループ対応の営業部署などを経て、2019年7月、メディアマーケティングセンターのセンター長となり、現在に至る。

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    エンタメ・ビジネススクールとは?

    開催期間:2019年8月~10月(3ヵ月)
    実施回数:全11回
    エンターテインメント業界全体から、将来性や動向まで学べる特別イベント。業界研究の一環として試しに参加してみた方から、就活早期でまずは業界の知識やノウハウを身につけたいという方まで幅広くご参加いただきました。


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    メディアを組み合わせて新しい価値を作る

    シンアド就活:直井さんのご経歴や今のお仕事について教えてください。

    直井さん:もう20数年前になりますが、jekiに新卒入社しました。割とすぐに、人事部に異動となり、新卒採用はもちろん、人事制度の設計、構築や研修など一通りやっていましたね。

    その後は、営業部署となり、JR東日本の広告周りを担当していました。例えば、「JR SKISKI」や「大人の休日倶楽部」などのキャンペーンを手がけていました。3年程やった後、主にルミネさんを担当して、いろんな広告キャンペーンなどをやっていました。

    現在は、メディアマーケティングセンターというところのセンター長をしています。この部署では、「メディアに新しい価値をいかにつけるか」「メディアの売り方で新しい売り方が何かないかとか」「メディアとメディアを組み合わせて何か新しい価値を作れたりしないか」など様々なことを日々画策しています。重要視してるのがデータです。如何にクライアントに対して、データをもってメディアやCMの価値を証明できるかを考えています。

    シンアド就活:なぜ新卒でjekiに入社されたのですか。

    直井さん:元々、広告会社に入りたかったので、色々なところを受けました。自分が考えたり仕掛けたものが、世の中に広がっていくのを実感できるというのは、すごく楽しくて面白そうだなと思っていたので。

    それに、どのようなクライアント、サービス、商品であっても仕事にできるので、そういうところもすごく魅力的でした。当時は、会社ができてまだ4年目、5年目ぐらいで、まだ実績がない会社でしたが、JR東日本を母体にしてるという点で、将来的には大きくなるだろうとか、様々なことにチャレンジできる会社になるのではないか、と感じていました。

    また、交通広告周りを担当できるのも面白そうだなと思いましたね。

     

    毎日、新しいことがやれるのが楽しい

    シンアド就活:今まで仕事をしていて楽しかったこと、辛かったことは何でしょうか。

    直井さん:毎日が楽しいですね。ルーティンワークで何か決まったことをこなすというよりは、常に何かを考えて提案したり、何かを制作しようと思ったり、そういう「考える」ことがベースとなる仕事が多いので、やっていて楽しいんですよね。

    向き不向きもあると思うのですが、自分のタイプとしては新しいものを考えて提案することが好きなので、楽しみながらやれているんだと思います。

    広告会社に入ろうと思った時の動機として、自分が考えたものを企画や制作物に反映し実現させたいというのがあって。やはり今でも変わらずそれがやりたいし、楽しいと思うし、だからこそ日々何かその新しいことをやろう!って考えていますよね。この考えはずっと変わらないですね。

    辛いこともたくさんありますよ。でも、寝ると忘れてしまうので(笑) その意味では、ストレスはあまり感じたことはないですかね。

     

    広告の知識よりも「考える」ことを習慣化しよう!

    シンアド就活:業界を目指す上での具体的なアドバイスがあればお願い致します。

    直井さん:広告の知識オタクになる必要はないですね。自分は「考える」ことが楽しいと思える人間なのですが、やはり考えるクセや考える時間を作るというのは、習慣化するといいと思います。

    道を歩いていても、電車に乗っていても、家にいても、常に「なぜこの広告はこういう表現にしたのだろうか?」「なんでこの人を使って、この時間帯に広告を流しているのだろう?」「もっと良い方法はないのかな?」と、考える時間を持てるかどうか。それを習慣化できるかで大きく差が出ると思いますね。

    この考える習慣を、若いうちからしておくと後々絶対効いてきますよ。今の就活中でも、1日に5時間ぐらい考えていると、1ヶ月で30日、つまり150時間です。それくらい考えている広告会社の人っていないかもしれませんね。それはきっと自信に繋がると思いますし、物事を様々な切り口で咀嚼してから喋れるようにもなれますよ。

    シンアド就活:最後に就活生へ一言お願い致します。

    直井さん:よく寝て、よく食べて、よく考えろ、ですかね。健康的に就活してください(笑)

    それと、学生の時に社会人と合法的に会えるチャンスは学生の今この時ぐらいしかないです。ですから、OB 訪問やインターンなど、社会人との出会い、そこでの経験というのは大とても事だと思います。この貴重な機会を是非とも活かしてほしいですね!

    ――直井さん、貴重なお話ありがとうございました!



    ≫第1回~第5回【就活で成功する11の考え方とは!?エンタメ・ビジネススクール特別レポート(前編)】はこちらからどうぞ!≫

    ≫第6回~第10回【就活で成功する11の考え方とは!?エンタメ・ビジネススクール特別レポート(後編)】はこちらからどうぞ!≫
     

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