インタビュー 2020.01.27
【第2回エンタメ・ビジネススクール】フジテレビジョン:明松功 氏インタビュー「全力を出し切った先にやりがいと面白さがある」

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    2019年の9月-11月まで開催されたエンタメ・ビジネススクール各回の登壇者とのスペシャルインタビューをお届けします。業界のことだけでなく就活アドバイスもいただきました。是非とも、まとめレポートと併せて読んでいただき、ご自身の就職活動に活かしてくださいね!

    今回は、フジテレビジョンの明松功さんにお話を伺いました。
     

    PROFILE

    明松 功(かがり いさお)氏

    株式会社フジテレビジョン
    営業局首都圏営業センター ローカル営業部 企画担当部長


    1971年生、大阪府出身。神戸大学工学部環境計画学科卒業後、1995年株式会社フジテレビジョンに入社。「めちゃ×2イケてるッ!」のADからチーフプロデューサーまでを歴任。ガリタさんの愛称で親しまれている。現在は、営業局首都圏営業センターローカル営業部企画担当部長。

    ≫第2回エンタメ・ビジネススクールのレポートはこちらから≫ 

     

    エンタメ・ビジネススクールとは?

    開催期間:2019年8月~10月(3ヵ月)
    実施回数:全11回
    エンターテインメント業界全体から、将来性や動向まで学べる特別イベント。業界研究の一環として試しに参加してみた方から、就活早期でまずは業界の知識やノウハウを身につけたいという方まで幅広くご参加いただきました。


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    自由度の高い仕事で夢を叶える

    シンアド就活:テレビ業界に行こうと思った理由を教えてください。

    明松さん: そもそも テレビが好きだったし、自由度の高い仕事だなと思ったからですね。ネクタイをつけて、スーツを着て、ラッシュ時にもまれて仕事行くっていう、ザ・サラリーマンになりたくなかったんです(笑)。

    昔から、ダウンタウンさんやとんねるずさんが好きでした。当時入っていたアメフトのクラブが忙しかったのですが、お笑い番組だけは録画して見ていました。「自分もいつか面白い番組を作りたい!」と思って入社しました。

     

    辛さよりも「やりがい」が勝る!

    シンアド就活:入社してから今までに担当されたお仕事で1番記憶に残っているものを教えてください。

    明松さん:めちゃイケは濃度の濃い~番組だったので、いろんなシーンが印象に残っています。その中でも、特に印象に残っているのは、めちゃイケチームが制作した2011年の「27時間テレビ」ですね。

    東日本大震災があった年なので、被災3県(岩手・宮城・福島)からの生中継があったのですが、僕は宮城県を担当。南三陸町の特設ステージから、明石家さんまさん・今田耕司さん・「ピカルの定理」メンバーによるライブを生中継しました。

    そのライブの目的は、『とにかく現地の皆さんに笑ってもらう』こと。この時ばかりは、テレビの前の視聴者ではなく目の前の南三陸町民が相手だ!と思って、精一杯力を出し切りました。

    ウケてるかウケてないかがその場でわかる、独特の緊張感がありましたが、ライブ終わりに、大勢の方に「ありがとう!」と言っていただいたのは、一生の宝物です。

    シンアド就活:この仕事について一番辛かったことは何かありますか?

    明松さん:特に辛いと思ったことがないんですよ。もちろん拘束時間が長くて体力的に辛くてきついことは多々ありましたが、辞めたいと思ったことは無いんですよね。面白い番組を作っているという喜びや、やりがいの方が上回っていましたね。

    むしろ、家に帰れないことを面白がって「何日目の徹夜だー」とか言ってみんなで銭湯に行ってました(笑)

    あと、めちゃイケの仕事がルーティーンよりも日々違う作業が多く、やりがいを持てた、というのも大きいと思います。

     

    知識は持ち得ている方がいい

    シンアド就活:この業界に入るために学生時代にやっておくべきことは何かありますか?

    明松さん:自分は学生時代にアメフトしかやってこなかったんです。アメフトに打ち込んだことを後悔はしていません。今につながる仲間に恵まれているということは人生の宝だと思っています。でも、今になって、本はもっと読んでおけばよかったなとは思いますね。

    もちろん、蓄えた知識のすべてが武器になるわけではないと思いますが、知識は持ち得ているほうがいいに決まっています。この年になってよりそれを感じるわけですね。本でも映画でも自分の限られた時間を有効に使ってほしいと思います。

    シンアド就活:最後に就活生に一言お願いします!

    明松さん:テレビ業界は「自分の伝えたいことをマスに向かって実行することが出来る」という、他に代えがたい業界です。

    どんなメッセージであれ「何かを伝えたい」と思っている人には楽しくて仕方がないと思います。一緒に仕事できる日を夢見ています!


    ――明松さん、貴重なお話ありがとうございました!



    ≫第1回~第5回【就活で成功する11の考え方とは!?エンタメ・ビジネススクール特別レポート(前編)】はこちらからどうぞ!≫

    ≫第6回~第10回【就活で成功する11の考え方とは!?エンタメ・ビジネススクール特別レポート(後編)】はこちらからどうぞ!≫
     

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