COLUMN 2020.01.27
適性試験の内容と種類、受け方と対策

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    就活をしていると必ず出てくるワード「適性試験」。一体何を目的としたどのような試験なのでしょうか。書店に行けば対策本が並んではいるものの、いまいちよく分からないし対策って本当に必要なの?と疑問に思っている方が多いと思います。就活成功のためには軽視できない存在である適性試験について、試験の内容と種類、受け方と対策を解説していきたいと思います。

    適性試験とは

    適性試験とは採用選考の中で行われるテストのようなもので、大抵の企業では選考のどこかであるものです。 一般企業の選考から公務員採用試験まで幅広く採用されています。

    個人の興味・能力・価値観を客観的に測定することができるので、その人の適性や企業とのマッチングを判断する点で役立ちます。
     
    企業にとって適性試験とは、 基準を満たさない人を通さないためのストッパーの役目をします。採用枠に対して多くの応募が来るような大手企業や適性が求められる分野の公務員試験などでは、早い段階で候補者をふるいにかけるという重要な役割を果たしています。

    適性試験は主に内定を決める選考時の参考資料として使われますが、入社後の配属先を決める参考として使われるケースもあります。
     
    適性試験の結果と面接のどちらをより重視するかは企業によって様々ですが、大手企業などでは適性試験で企業の基準を満たしていない場合には次の選考へ進めないというケースも多々あります。

    ですので、一見軽視されがちな適性試験ですが、 第一希望の企業に行きたいのであれば試験の対策は必須です。

    適性試験の内容

    適性試験の内容としては、大きく2つに分かれています。能力検査と性格検査です。

    能力検査とは問題解決能力を測るためのもの で、言語と非言語分野の2通りの問題構成になっています。

    言語検査では言葉を的確にとらえて理解できるかが測られ、語句の意味・文の並び替え・言葉の意味や趣旨を問う問題が出ます。非言語分野では数学的処理や論理的思考能力を測るための問題が出ます。
     
    性格検査はその人がどんな人なのか、どのような性格や性質を持っているのかを測ります。

    面接だけではわからないその人の内面の部分を明らかにする目的があります。性格検査に答えることによって例えばその人が組織になじみやすいか、細かいところに気付くタイプなのか、猪突猛進型なのか、向上心があるかなどが分かります。
     
    問題は選択式で1問30秒~3分以内に答えられるようなものがほとんどです。適性検査ではただ答えを選べばいいのではなく、限られた制限時間内に正確に問題を読み解き、処理できるかどうかという点に重きが置かれています。

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    適性試験の種類

    適性試験は専門の制作会社によって作られています。制作会社と適性試験は複数ありますので、 企業は自社の選考基準に合ったテスト内容のものを選んで使っています。

    使用率順に5個ほど紹介すると、一番メジャーなのは「SPI」という試験で大手企業の6割ほどはこちらのテストを使用しています。難易度は低めです。

    次に利用率が高いのが「玉手箱」です。中小企業でも多く使用しており、Web形式でのテストといえば大抵こちらのテストです。玉手箱は出題範囲が幅広いのが特徴です。簡単な問題から難しい問題まで幅広く用意があるので、しっかりとした対策が必要です。
     
    その次が「CAB」で、IT系の企業に多く使われている試験です。専門性の高い問題が多いのが特徴です。商社、金融、証券など幅広い企業でも使われることがあります。

    次の「GAB」は玉手箱と同じ制作会社なので、玉手箱の対策をしておけば大丈夫です。

    最後に「TG-WEB」ですが、利用企業は多くはありませんが他の適性試験と出題傾向が違うのでこちらを使っている企業を受ける場合には個別の対策が必要です。問題の難易度は高めです。

    適性試験の受け方

    適性検査は一次面接や説明会など選考の 早い段階で行われることが多いですが、タイミングは企業によって様々です。試験の受け方も何パターンかありますので、スケジュール管理と準備はしっかり整えておきましょう。

    企業の説明会や一次面接時にセットで行われる場合には、 会場で筆記もしくはマークシートでの試験 になります。当日は企業から指示のあった持ち物を持参し、試験を受けます。
     
    Webテスト形式で試験を受けられる適性試験もあります。企業やテスト会場まで出向かなくてよく、ネット環境があれば自宅や学校で好きな時間に受けられるので便利です。

    ただ、期限の当日や前日は回線が混みあう可能性があるので試験は早めに受けることが大切です。またネット環境が不安定で回線が途中で切れると再度試験を受けられなかったりするので、回線の確認が必要です。
     
    他にはテストセンターという決められた会場に申し込んで検査を受けるケースもあります。企業から案内メールが届いたら、テストセンターに予約を入れます。 事前にWebで性格検査を行い、後日テストセンターで能力検査を受けることが多いです。

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    適性試験の対策

    適性試験で出題される問題というのは、暗記することで点数をあげられるようなものではありません。能力検査はもともとの地頭力を測るものですし、性格検査は持ち合わせている性格を見るものだからです。

    入試や資格試験のように点数をあげるための 分かりやすい対策がある訳ではありませんが、適性試験で選考漏れしないためには試験に慣れておくことが非常に大切 です。試験には時間制限もあるので、時間配分の目安をつけておく必要もあります。
     
    そのためには、 書店に置いてある適性試験の問題集を解いて慣れておくと良いでしょう。今は適性検査のアプリやWebサイトもありますので、それらを使って問題を解くことも可能です。試験はWebで受ける場合も想定し、パソコン操作に慣れておくことも大切です。
     
    では問題を解く際に、どの試験を選べばよいのでしょうか。それはもちろん、自分が受ける企業が採用している適性試験の問題です。 就活サイトの企業別口コミなどを見ると、自分の志望企業がどの適性試験を使っているのかを見つけることができます。複数個ある適性試験ですし、就活中の限られた時間の中、効率よく対策をしていきましょう。
     
    企業によっては適性試験で英語の能力検査も行う場合があります。グローバル企業や外資系、日常的に英語が使われるような職場の場合に多い傾向です。

    英語の能力検査では、英語の語彙力、文法の理解力、文章の読解力を測ります。志望企業が英語の能力検査を行っている場合には、英語力を上げておくよう対策をすることが必要です。

    自分の受ける企業がどのような検査を行うのかの事前リサーチは、適性試験の対策にとって必須となってくるのです。
     
    企業によっては口コミなどの数が少なく、情報の信頼性が低かったり使っている適性試験の情報が出ていないことがあるかもしれません。そのような場合には一般的な文系の対策順として、SPI、玉手箱、TG-WEB、GAB、CABの順に考えると良いでしょう。IT系の場合にはSPI、玉手箱、CAB、TG-WEB、GABの順番です。
     
    能力検査は一般常識や論理力を判断するテストですので、対応する問題集を解いて語彙力や一般常識に関する知識を広げておくと対策になるでしょう。

    他にも、日常的にニュースなどに敏感になっておくことも役立ちます。性格検査では企業にとっての適性が測られるため、つい企業の求める人材像に寄せた回答をしてしまいがちです。

    ですが本音でない回答というのは、沢山の質問に答えていく間に一貫性が保てないのですぐにバレてしまいます。それに万が一、無理をして自分を偽った結果入社できたとしても、後々苦しむことになるのでやめましょう。

    性格検査では、ありのままの自分で素直に質問に答えるのが正解です。

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