COLUMN 2020.01.08
就職面接における逆質問の重要性と答え方

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    面接官から逆質問を受けた場合にどのように返せばよいかは、就活生の多くが抱く悩みではないでしょうか。質問をしてくるはずの面接官から、逆に質問を求められるという想定外の状況に思わずフリーズしてしまわないように、以下では就活における逆質問の重要性と自己アピールにつながる答え方について見ていくことにしましょう。

    なぜ逆質問を受けるのか?

    まず最初に、そもそも就職面接においてなぜ面接官は逆質問を行うのか、その理由について見ていきましょう。逆質問の理由は一つではありませんが、もっとも分かりやすいのは就職希望者に質問させることによって、どの程度入社への意欲があるかを見極めるためです。一般的に就活中の学生は複数の企業に応募していることから、彼らの入社意欲を知ることは面接官にとって重要なテーマとなります。

    せっかく面接を通過させても、後から内定を辞退されるようなことになってはわざわざ労力を割いて面接する意味がありませんので、面接官としてはそのような結果にならないよう、逆質問を行うことで本当に入社するつもりがあるかをチェックするというわけです。そのため、逆質問を受けた場合に何も質問をしない場合、志望度が低いと見なされて、面接で落とされるリスクが高まりますので、就職希望者としては何度か質問をした方が良いということになります。

    二つ目の理由は、逆質問への対応を見ることによって、就職希望者のコミュニケーション能力が分かるためです。逆質問への返し方は、決まった方法があるわけではなく、どのようなことを発言するかは基本的には個々の就職希望者の自由です。

    頭の回転が速く、コミュニケーション能力に優れた人物であれば、頭の中で考えを整理したうえで適切に質問を行うことができるはずですが、なかには何か発言しなければと焦るあまりに支離滅裂な質問をしてしまう人もいるかもしれません。面接官としては、就職希望者の発言を見極めることで、採用した場合に自社の戦力となるだけの十分な能力を有している人物であるかどうかを把握しているのです。

    三つ目の理由は、就職希望者が自社の社風と合っているかどうかを確認するためです。例えば、社員の主体性を求める傾向が強い企業の面接において、入社後に手取り足取り教えてもらえるかといった質問をしてしまうと評価を下げることになりかねません。事前にしっかりと企業の社風を把握して、それに反しない質問ができるように準備しておくことが重要であるといえるでしょう。

    四つ目の理由は、就職希望者に自社をより魅力的に感じてもらいたいためです。企業としては、なるべく自社のことを好ましく思っている人に入社してもらいたいわけですので、就職希望者からの質問に積極的に答え、自社のことをより知ってもらったうえで、不安や心配ごとなく入社できるようにしているのです。

    逆質問の重要性とは?

    前述のとおり、逆質問を行うのには様々な理由があるわけですが、それらを見ることでいかに企業が逆質問を重視しているかが分かるのではないでしょうか。

    就職希望者の志望度やコミュニケーション能力、彼らの性格と社風との一致度合、自社を魅力的に感じていることは、いずれも企業にとって採用したい人物の条件であり、逆質問を行うことでこれらの条件を満たしているかどうかが一目瞭然で分かることから、今後も逆質問は就職面接においてなくなることはないでしょう。

    そのため、就職希望者としては、いかに逆質問に対して適切に返せるようにしておくかが面接に向けての大事なポイントとなります。

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    逆質問への回答の仕方その1~自分をアピールすること

    では、ここからは逆質問に対する代表的な回答の仕方をいくつか見ていくことにしましょう。既に述べたように、逆質問では自分の言葉で自由に質問することが認められることに加え、何が聞かれるかあらかじめ予測することが難しい就職面接の中で答えを用意しておくことができる貴重な問いでもあります。

    そこで、事前に質問を用意する際には、その質問によって面接官に何を伝えたいのかを明確にするようにしましょう。やる気を伝えたいのか、それとも自分の長所を伝えたいのかによって、必然的に質問の内容も変わってくるはずです。

    また、質問をするついでに、自分がどのように考えているのかを伝えるようにするのもおすすめです。新人研修の内容について聞きたい場合に、単に「研修はどのような内容ですか」と聞くのと、「周りの先輩に質問するなどして積極的に溶け込んでいきたいと考えていますが、研修の内容も気になるので教えてもらえますか」と聞くのとでは、後者の方が積極性のある人物であるというイメージを面接官に与えるはずです。

    逆質問への回答の仕方その2~マナー違反の質問をしないこと

    逆質問に対する答え方は自由であるとはいっても、マナー違反になるような質問は避けなければなりません。せっかく積極的に質問をしても、その内容がマナーに反するようなものであれば、面接官の心証を害し、かえって自分の評価を下げる結果になりかねないためです。

    マナー違反の質問にはいくつかのパターンがありますが、一つ目は、調べれば簡単に答えが分かる質問をするということです。インターネットの発達とともに、企業が提供している商品やサービスの情報は検索すれば容易に入手できるようになっていますし、社員数や営業所の場所なども簡単に分かるはずです。特に理由なくそういったことを聞いてしまうと、基本的な内容も調べずに面接を受けに来ているのかと思われ、入社意欲が低い人物というレッテルを貼られかねないため避けた方がよいでしょう。

    もし商品やサービスについて質問したいのであれば、「インターネットで調べて商品やサービスの内容についてはある程度分かったけれども、他社の同様の商品などと比べた場合の強みまでは分からなかったので教えてほしい」といった質問の仕方にすると、前向きに自社のことを知りたいと思っているという好印象を与えられるはずです。

    マナー違反になる質問の二つ目は、すでに面接官が話した内容を再度聞いてしまうことです。これをやってしまうと、人の話を聞かない人間だと自分で証明してしまうことになるため、絶対に避けるべきです。

    あらかじめ質問を用意していった場合でも、面接官とのやり取りの中で先にその回答になるような話が出てしまったような時には、改めて質問しないように注意しなければなりません。用意しておいた質問ができなくなってしまわないように、事前に用意する質問は一つだけでなく、複数にした方がよいでしょう。

    三つ目は、入社後の待遇面についてだけ質問をするということです。確かに企業で働く人にとって待遇は重要ではありますが、そればかりにこだわっているような印象を与えることは、会社への愛着や仕事へのこだわりがない人物であるという評価につながりかねません。

    決して待遇についての質問をしてはならないという訳ではありませんが、それだけを質問するのではなく、会社の特徴や仕事内容について聞いた後で、最後に簡単に待遇を質問するといった程度に留めておいた方がよいでしょう。

    四つ目は、面接官のプライベートについて必要以上に踏み込んだ質問するということです。実際に入社してからのイメージを知るために、面接官自身のこれまでのキャリアを尋ねる程度であれば大きな問題はありませんが、出身大学やもらっている給料やボーナスの金額を聞くのは明らかに行き過ぎです。常識がないと思われて落とされてしまわないよう、余計なことまで聞かないように気を付けましょう。
     

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