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クリエイティブな仕事というイメージの強い広告業界は、就活生から高い人気を誇っています。ただし、自分のイメージする仕事内容と、実際の労働環境が異なっている可能性もあるので注意しなければなりません。
就職してから後悔することがないように、就活中に広告代理店の働き方や労働環境をしっかり確認しておきましょう。
クリエイティブな仕事ばかりではない
広告代理店と聞くと、CMなどの広告アイデアを企画するクリエイティブな仕事というイメージを持つ人が多いですが、実際の仕事はそれだけではありません。「クリエイティブな仕事をしたいから」という安易な理由だけで広告代理店に就職してしまうと、後悔することもあるので注意しましょう。
そもそも広告代理店とは、広告主とメディアの間に立って、広告のプランニングや代理販売を行う企業です。そのため、広告主とメディア双方のメリットを考えながら、仕事を進めていくことになります。広告主の要望に合わせて広告のプランニングを行うだけでなく、広告枠をメディアに代わって販売するのも広告代理店の仕事なので、クリエイティブな仕事ばかりを行うわけではありません。
クリエイティブな仕事は、広告代理店の仕事の一部にすぎないため、他の仕事内容もよくチェックしておくことが大事です。
広告代理店は3種類ある
一口に広告代理店といっても、「総合広告代理店」「専門広告代理店」「ハウスエージェンシー」の3種類あるため、自分に適した企業を選ばなければなりません。
職種によって仕事内容が異なる
広告代理店の種類がわかったら、次に職種を確認しておきましょう。職種の選び方を間違ってしまうと、入社後にミスマッチが起きてしまうこともあるので要注意です。後悔することがないように、各職種の仕事内容をきちんと理解しておきましょう。
広告代理店の職種は、営業部門、メディア部門、マーケティング部門、クリエイティブ部門、プロモーション部門の大きく5つに分けることができます。企業によって営業部門が他の部門を兼務していることもあります。
仕事が忙しくなることは覚悟しておこう
広告代理店の仕事はクリエイティブな仕事がある一方、地道な業務も数多くあるので、クリエイティブな能力だけあればいいというものではありません。他企業や他業界との関わりが大きい仕事なので、コミュニケーション能力や対人折衝力も必要になってきます。
仕事は面白くて充実していても、プライベートな時間を犠牲にすることも少なくないので、就職先は慎重に選ばなければなりません。どの企業を選ぶにしても、広告業界に就職したら仕事が忙しくなることは覚悟しておいたほうがいいでしょう。
基本的に広告は正解のない仕事なので、どこで区切りをつけるべきかは企業や上司の方針によって異なります。大手広告代理店の場合、クライアントも大手なので、ライバル企業に負けるわけにいかず、どうしても過労になりがちです。非常にやりがいのある仕事である一方で、コンペと通常業務が重なると徹夜になることも珍しくないので、忙しさを覚悟した上で就活を進めるようにしましょう。
仕事とプライベートをうまく両立したいのであれば、企業研究をしっかり行い、自分に合った企業や職種を慎重に選ぶ必要があります。広告業界の中には働き方改革を行なっている企業もあるので、そのような企業を選ぶのも一つの方法です。同じ企業でも職種によって忙しさが大きく異なることもあるので、OB・OG訪問を行う際に、興味のある職種の実情や本音を聞いておきましょう。
企業研究をしっかり行おう
広告代理店に就職したいと考えているなら、企業研究は欠かせません。どの企業に就職するにしても、仕事が忙しくなることはほぼ避けられないので、OB・OG訪問などを利用して仕事の実情をきちんと確認しておく必要があります。
広告代理店はクリエイティブな仕事ばかりではないので、どの職種が自分に合っているか慎重に考えるようにしましょう。