就活/職種調査 2019.01.03
やりたい職種がわからない!希望職種を見つける3つの方法

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    就職活動の際、特定の業種に絞って職を探している方は多いと言えます。
    しかし、そもそも職種の種類がわからなかったり、業種だけにこだわり、職種にこだわらずに就職活動をしていると、自身の特性や希望とマッチしない仕事を行うことになる可能性があります

    今回は、業種と職種の違いのご紹介と職種の詳細、また、業種だけではなく、職種までも考えることが、就職活動成功の秘訣になる理由をお伝えします。

     

    業種と職種って?違いを解説

    業種は、「運輸業」「小売業」「建設業」など、会社の営む事業そのもののことを指します。
    一方、職種とは、「人事」「営業」「経理」など、会社内で実際に行う業務の種類を指します。

    就職後、仕事内容は、業種と職種の二つを使って表すことになります。例えば、「運輸業の会社で人事をしている」などと自己紹介をすることができます。

     

    実際に働く時に重要なのは業界よりも「職種」!

    就職後、実際に働くことになったときに、より密接に関わってくるのは、実は業種よりも職種です。
    なぜなら、就職後に実際に行うことになる仕事と密接なのは、業種よりも職種だからです

    例えば、「車が好きだから、自動車業界に就職したい」と考えたとしても、自動車業を営む会社内には実際に車を整備する技術職や、車を売る側に当たる営業職、車の販売に関わる雑務を行う事務など、様々な職種が存在しています。
    晴れて希望していた自動車業界に就職できたとしても、実際に車に触れたいと考えている人が、事務職や人事職などに配属された場合、希望する働き方とはかけ離れた仕事を行うことになるでしょう。
    その場合、会社内の異動や、最悪の場合転職を検討しなくてはならないと言えます。

    ですから、就職活動を行う際は、「自動車業界に就きたい」だけではなく、「自動車業界で実際に車を売る販売職に就きたい」など、具体的に自身の望む働き方を考えることが重要です

     

    面接で聞かれるのは業界よりも「職種」について

    実際に働く際、重要なのは業種よりも職種であり、企業側もそれを理解していることから、面接時に希望を聞かれるのは業種についてよりも、職種についてのことの方が多いと言えます
    もちろん、業種に対しての知識は最低限学んでおくべきですが、面接にて企業が聞きたいことは、「なぜ自社でなくてはならないのか」「就職後、どのように自社に貢献をしてくれるのか」についてです。
    ですから、業種に対する熱意や知識よりも、具体的にどのような職種に特性があって、自分がどれほど貢献できる人間なのかをアピールしなくてはなりません

    業種知識は、特定の企業に関わらず広く学べますが、「◯◯部で、〇〇の仕事をしたい」と具体的に語るためには、それだけ徹底的に企業研究を行っていなければなりません。
    企業は、学生の「本気度」を測るためにも、業種についてよりも職種について聞くことが多いと言えます。

     

    別業種であっても同職種なら、転職も難しくない

    就職後、実際に働いたことで仕事に対する考え方や希望が変わり、転職を検討する可能性は十分にあります。
    ですから、就職活動時から、転職の可能性は視野に入れて活動をすべきです

    例えば、転職活動のなかで、別業種・別職種に興味を持つことは珍しくないでしょう。
    しかし、今までやってきた仕事とは違うことに挑戦することは、簡単ではありません。
    業界知識を再び学び直す必要がありますし、即戦力になることは難しいですから、転職に伴い給与が下がる可能性も考えられるでしょう。
    しかし、別業種であっても、同業種であれば転職が容易になる場合があります

     

    例えば、元々運輸業で事務職をやってい方が、小売業で同じ事務をやることになったとしましょう。
    その場合、改めて小売業に関する知識を学ぶ必要は出てきますが、事務作業に関する基礎的知識は持ち合わせていますから、転職後すぐに仕事に当たることが可能です。
    一方、同業種内で別職種に興味を持った場合、別業種・同職種での転職よりも難易度が高くなります。

    例えば、同じ運輸業種内で事務職から営業職に移りたいと考えた場合、業界知識は持っていても、実際に仕事の場でやることが全く異なるため、すぐに目の前の仕事にあたることは難しいでしょう。
    同じ会社内で異動が認められた場合はその限りではありませんが、転職をして別職種に就きたいと考えた場合、即戦力になることは難しく、一から仕事を学び直す必要がありますから、給与の低下・転職活動の難化は覚悟しなくてはなりません。

    このように、業種を変えるより、職種を変える方が難しいと言えます。
    ですから、就職活動の際は業種だけではなく職種まで考え、続けていきたいと思える職を選ぶべきです

     

    職種一覧

    厚生労働省編職業分類によると、職種の大分類は以下のA~Kの11種類に分けられています。

    A 管理的職業
    B 専門的・技術的職業
    C 事務的職業
    D 販売の職業
    E サービスの職業
    F 保安の職業
    G 農林漁業の職業
    H 生産工程の職業
    I 輸送・機械運転の職業
    J 建設・採掘の職業
    K 運搬・清掃・包装等の職業

    A 管理的職業

    国や会社の管理職(課長職)以上の職種
     
    職種例 ・議会議員 ・会社役員 ・会社の管理職員 など

     

    B 専門的・技術的職業

    高い水準の専門的知識や技術を要する職種
     
    職種例 ・研究者・開発技術者・食品製造技術者・デザイナー・エンジニア・編集者・保育士・医師 など

     

    C 事務的職業

    一般事務や専門事務の職種
     
    職種例 ・総務事務員・人事係事務員・秘書・コールセンターオペレーター・医療事務員・経理事務員・営業事務員 など

     

    D 販売の職業

    物品を売ることに関する職種
     
    職種例 ・レジ係・コンビニエンスストア店員・飲食料品販売店員・不動産仲介・売買人・有価証券売買・仲立人・旅行営業員 など

     

    E サービスの職業

    接客業など形のないサービスを提供する職種
     
    職種例 ・家事手伝・介護員・看護助手・美容師・調理人・ウエイター・ウエイトレス・アパートやビルの管理人・旅館・ホテル支配人フロント係 など

     

    F 保安の職業

    国や個人の安全と秩序を守る職種
     
    職種例 ・自衛官・警察官・消防員・警備員 など

     

    G 農林漁業の職業

    農作物の栽培・収穫、家畜や農林に作業などに関する職種
     
    職種例 ・農耕作業員・養畜作業員・育林作業員・伐木・造材・集材作業員・漁労作業員 など

     

    H 生産工程の職業

    工場など生産工程にかかわる仕事
     
    職種例 ・オペレーター・監視員・レトルト食品製造工・精肉工 など

     

    I 輸送・機械運転の職業

    バスや電車、タクシーの運転手から運搬車やクレーン車など機械運転を行う職種
     
    職種例 ・電車運転士・バス運転手・タクシー運転手・トラック運転手・船長(漁労船を除く)・車掌 など

     

    J 建設・採掘の職業

    建設や工事、鉱物の採掘・採取など実際に肉体を使う職種
     
    職種例 ・大工・送電線架線作業員 ・建設作業員・採鉱作業員 など

     

    K 運搬・清掃・包装等の職業

    荷物の運搬や建物や道路の清掃、品物の包装などを行う職種
     
    職種例 ・郵便集配員・引越作業員・ビル・建物清掃員・製品包装作業員・ピッキング作業員 など

     

     

    IT業界の職種について

    厚生労働省の定めた職種は上記の通りですが、エージェントサービス等の利用をした場合、表記が異なる場合もあります。
    以下、IT職種を「開発職」「マネジメント職」「営業・コンサルティング職」「マーケティング職」の大きく4つに分類してご紹介します。

     

     

    開発職

    サービスやアプリケーション開発に関わる職種。

    プログラミングやデザインなど専門的な知識が必須ですが、それだけでなくITに関する幅広い知識やトレンドのキャッチアップなども必要になります。

    職種 プログラマー、システムエンジニア、Webデザイナー、コーダーなど

     

    マネジメント職

    プロジェクトや開発に関わる管理職です。

    進行管理やメンバーの管理、などプロジェクト全体を円滑に回すための業務を行います。「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」などいわゆるロバート・カッツが提唱したビジネススキルを持っていることが理想でしょう。

    職種 プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダーなど

     

    営業・コンサルティング職

    自社のサービスやソフトウェアをおすすめしたり、クライアントに案件を提案したり、顧客の問題解決を提案していく職種です。

    コミュニケーション能力や提案力など営業スキルも重要ですが、顧客の問題を分析し解決策を考えたり、ITに関する技術面を含めた知識が必要だったりと、幅広い知識が必要になります。そのためエンジニアなど専門・技術職からキャリアアップする方も多いです。

    職種 営業、サービスエンジニア、ITコンサルタントなど

     

    マーケティング職

    マーケティングとは「売れる仕組みを作る」こと。戦略を立て遂行していくため、自社の事業理解はもちろん市場調査や数値分析、企画、広告運用など幅広いスキルや、時には経営者視点での思考が必要となります。

    職種 Webマーケティング、データアナリストなど

     

    希望職種を見つける3つの方法

    就職活動の際は、業種だけでなく職種まで考えることが大事です。
    ですが、いざ考えたときに、自分の希望職種がわからない、という学生の方が多いのも事実です。
    もし、希望職種がわからない場合、希望職種を見つけるための方法として、3つご紹介します。

     

    楽しいこと、できることを考える

    1つ目の方法として、まずは自分の「楽しいこと」「できること」を考えてみてください
    例えば、人と話すことが好きな場合、直接人と顔を合わせる営業職や販売職、人事職などが向いていると言えます。
    また、大学・専門学校で、専門の技術を学んできた方は、それを活かせる専門職・技術職に就くことが一つの選択肢になり得るでしょう。
    仕事は就職そのものも重要ですが、今後も続けられるものを選ぶことが重要です。そのなかで、「好きなこと」を選ぶことは重要です。

     

    嫌なこと、苦手なことを考える

    次に、2つ目の方法としては、反対に「嫌なこと」「苦手なこと」を考え、それを避けるということです
    例えば、引っ込み思案で自分からどんどん話しかけるのは苦手だ、という場合、営業職には向かないかもしれません。
    一方で、話しかけるのが苦手な分、聞き上手だ、という場合、営業や上司、お客様の希望を聞き取り縁の下の力持ちとなる事務職や秘書職が向いていると言えます。
    自分が苦手なことを探し、それを避けること、また苦手の反対を考え、得意を考えることで、おのずと向いている職種を見つけることができるはずです

     

    なりたい自分を考える

    最後に、3つ目の方法として、「なりたい自分」に合わせて職種を選ぶ、というものがあります
    例えば、将来的には海外でグローバルに活躍できる人材になりたいと考えたなら、英語や外国語が必要な職種に就く、ということが選択肢の一つだと言えます。
    将来的に役立つスキルを身につけておくことで、あらゆる企業において通用する人材に成長することができます。

    就職活動をしている学生の方のなかには、「一生働ける会社を見つけたい」という人が多いと言えますが、会社の倒産や事業変更、急な引っ越しや介護の問題などから、転職する可能性は否定できません。
    そうした時、高いスキルを身につけることのできる職種についていれば、転職の際にも即戦力となることができます
    同じ会社内であっても、高いスキルを有した人材は重宝され、昇進や栄転の可能性を高めることができるでしょう。
    とはいえ、スキルだけに囚われ、苦手意識の高い職種に就いてしまうと、仕事そのものがつらく苦しいものになってしまい、勤続が難しくなってしまう可能性があります。
    それでは意味がありませんから、自分自身の得意なもの、好きなもの、は最低限活かせるように意識して職種を探しましょう

     

    就職後まで見据えるために、職種を考えることが重要

    就職後、実際にどのように働きたいのかをイメージするためには、業種だけでなく、職種まで考えることが重要です。
    職種までしっかりと考えることで、就職活動時の面接においてもより具体的にあなたの希望を伝え、熱意をアピールできます。

    転職となる場合にも、職種は重要ですから、就職活動時からしっかりと職種を考え、本当にやりたいと思える仕事を見つけましょう

     

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