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「人の心を動かす“仕掛け”づくり。広告の仕事が、本当に面白いところ」
今回登場するのは、急成長中のベンチャー企業レバレジーズ。
2005年の創業以来18年間にわたって黒字が続いており、2023年度は売り上げ1000億円超を見込んでいます。
手掛けるビジネス領域は、IT、人材、医療・介護、キャリア支援に加え、M&A支援などの新規事業も展開しており非常に幅広い。社員はいったいどのように働いているのでしょうか。
新卒入社5年目にしてプロモーションチームのマネージャーを務め、同社のブランディングやマーケティングを担う千葉 祐斗さんにインタビュー。
具体的な仕事の中身から、就活時代のお話まで、詳しく伺いました。
「就活において、絶対に譲れない条件は何か」
ーー 現在の役割と業務内容を教えてください。
千葉さん(以下、敬称略) ぼくは今年(2023年)で5年目になりますが、いま担当している仕事は大きく2つあります。
1つ目は、医療・介護・ヘルスケアを取り扱う「レバレジーズメディカルケア」の持つサービスブランド「レバウェル」のブランドマネージャーです。
具体的には、レバウェルの認知拡大やユーザー獲得を目的としたマス広告やWEB広告など、さまざまな広告媒体へ出稿するためのプランニングをしたり、その上段にあるコミュニケーションストラテジーを設計したりする、いわゆる広告の仕事です。
もう1つの仕事は、レバレジーズ社全体のマーケティングです。仕事の例としては、昨年、レバレジーズ社として初めて出したテレビCM制作のプロジェクトマネジメントでした。
ーー 現在、広告のお仕事をされているとのことですが、学生時代はどういった観点で就活していたのですか。
千葉 映像制作をするゼミに入ったのがきっかけで、映像プロデューサーになりたいと考えていました。
就職活動としては、テレビ局を受けたのが最初です。
しかし途中で、「映像プロデューサーになりたい」という気持ちに違和感を覚え始めたんです。
映像はあくまで手段であって、映像を通して自分は“何を”プロデュースしたいのかと。
そう考えたときに、ぼくは映像だけでなく、コミュニケーション全体をプロデュースしたいんだと気がつきました。
そのことに気がついてから、僕は「コミュニケーション全体をプロデュースできること」という絶対に譲れない条件を1つ決めて、それを満たす企業を探し始めました。
話はそれますが、企業選びの条件を1つに決めたのは、社会人になってからギャップなく、前向きに働けるようにするためです。
たとえば、就活で企業に求める条件が10個あるとして、その10個すべてが必須条件であれば、入社後に1つでも違っていた場合に不満が生じると思います。
ぼくのように、1つに絞る必要はないかもしれませんが、絶対に譲れないもの、なくても困らないものの取捨選択は社会人になってから前向きに働くためには、少なからず必要かと思っています。
ーー 「映像が好き」だから「映像業界で働きたい」といった発想は、わかりやすい一方で、自分が本質的にしたいことではなかったと。そうした気づきを得られたのは、なぜですか。
千葉 とにかく情報収集をして、実際に自分がその仕事に就くことの解像度を高くしたことで気づけたんだと思います。
今、自分の志す業界に入ったとして、自分はどんな職種として働き、どんな仕事をすることになりそうなのか。その仕事は全体の流れのなかで、どんな意味や重要度を持つのか。
調べていくと、実はやりたいと思える仕事をやるためには相当な年月が必要だったり、ジョブローテーションなどでなりたい職種になれない場合があることがわかりました。
情報収集をして、その業界で働くことの理解が抽象的なままでは、例えば「せっかくテレビ業界に入ったのにずっと議事録担当をしている」といった、“思っていたのと違った”という状況になります。
もし、今過去のぼくと同じように、「広告業界だから、映像業界だから」という理由だけで、就職先を選んでいる方がいたらまずは、実際自分が担当することになる仕事は何なのかどんな職種になれるのか?の情報収集からはじめてほしいなと思います。
ーー そうした調べを重ねるなかで、なぜレバレジーズを選んだのですか。
千葉 ぼくは企業を選ぶうえで、「コミュニケーション全体をプロデュースする仕事」ができるかが唯一必ず満たしたい条件でしたが、レバレジーズのマーケティング部はまさに自分のしたいことと重なっていました。
また、広範にビジネスを展開していることから、漠然と「いろいろなことができそう」という気持ちもありました。
しかも企業として成長が著しく、おそらくこの先で事業が衰退していくことも考えられませんでした。
組織としても、自己資本比率100%の企業ですから、代表がOKといえばすぐに実行できるスピード感も、魅力に感じたことの1つです。
「無数の手段から、自分のやり方を見つける面白さ」
ーー入社前にしたかったことは、実際、入社後にできていますか?
千葉 もちろんできています。
広告予算を策定するところから、企画、クリエイティブ、メディアプランニング、すべての工程で意思決定できる。
かつその予算は、年間で何十億もの規模です。ぼくは今年で5年目になりますが、会社によっては任されるはずのない規模の仕事ができている実感があります。
こうしてさまざまなことに権限を持って携われることは、良い意味で入社前からイメージしていた通りでした。
ーー いまの業務でやりがいや面白さを感じるのは、どのような瞬間ですか。
千葉 プロセス全体に面白さを感じています。
ぼくは自分が好きで続けられることに共通点があります。
それは、無数のプロセスから最も良いと思う選択をし続けながらたった1つのゴールを目指すことです。
事業やプロジェクトには必ず目的があります。それを実現するにはあらゆる選択肢があるわけです。
そのなかで発生する障害にも対応しなければならない。
たとえば巨額のコストが発生することで社内稟議を通す必要があるとか、そのコストが要因で提案が却下されそうだから根回ししておこうとか。
そうした障害も、ありとあらゆる手段を使って乗り越えながら目的を達成する。
このプロセスが楽しいんですよね。
ーー 広告の仕事の意義にやりがいを覚えるというよりも、プロセスそのものを楽しんでいると。
千葉 もちろん広告という仕事の社会的意義も感じます。
でも、社会的意義のない仕事なんてありませんから、それはどんな事業やプロジェクトでも言えることです。
社会に与える価値“プラスアルファ”で、ぼくは自身のやりがいがあるということです。
自分が取る選択によってはゴールへ到達しないかもしれないし、とても早く到達できるかもしれない。特にブランディングやマーケティングの仕事には、そんな面白みがあると思うんです。
「上司ではなく、社会を向いて働く」
ーー さいごに、レバレジーズで働く魅力を教えてください。
千葉 レバレジーズの魅力は、他にもたくさんありますが、大きく2つあります。
1つ目は、大きな会社に「入る」のではなく、大きな会社を一緒に「つくる」その主要メンバーになれるということ。
もう1つは、「上司」ではなく「社会」の方を向いて仕事ができることです。
仕事をしていると「上司が良いと思うかどうか」を考えてしまう場合が、誰しもあるのではないかと思います。
でも本当は「上司がどう思うか」ではなくて「社会が何を求めているか」の方が圧倒的に重要。
であれば、上司に振り回されず、社会の求めていることをすればいい。
レバレジーズは、仕事の本質的な価値を追求しながら、マーケットバリューを高められる。そんな職場だと思っています。
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