就活/ブログ 2020.01.15
「就活シェアハウス」ってどんなところ?

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    就活生の中には「就活シェアハウス」に興味をもっている方も多いのではないでしょうか?実際どのような生活が送れるのか、どのような点が便利なのか、気になることはいろいろありますよね。そこで今回は、就活シェアハウスについて、概要やメリット・デメリットなど役立つ情報をご紹介します。ぜひ就活シェアハウスの利用を検討する上での参考にしてみてください。

    就活シェアハウスとは

    就活シェアハウスとは、 地方で住む就活生が都市部で就職活動を行うために設けられているシェアハウスです。

    地方から都市部に出てきて就活を行う場合、悩みがちなことの1つが就活中の滞在場所とその費用です。例えば東京でビジネスホテルに宿泊するとなると、1泊につきおおよそ5,000円以上はかかります。

    カプセルホテルなど、さらに安く宿泊できる施設もありますが、リーズナブルであるほど滞在スペースが限られている場合が多く、宿泊先で落ち着いて就活対策に打ち込むことは難しいでしょう。また、あまりにもコンパクトなスペースだと、疲れがとれにくくゆっくり休めないので、長期滞在となると適しているとはなかなか言い切れません。
     
    そこで便利なのが就活シェアハウスです。就活シェアハウスは就活生を対象としているため、就活生にとって便利なポイントが多数あります。このメリットを活かすことで、普通に就活をするより、さらに就活が進めやすくなる可能性もあります。

    就活シェアハウスのメリット

    就活シェアハウスにはさまざまなメリットがあります。

    最も大きなメリットは格安料金で滞在できるという点でしょう。シェアハウスは1泊おおよそ1,500~2,500円ほどで滞在することができます。ビジネスホテルに宿泊する費用の約半額程度に抑えられるのは非常に大きなポイントです。

    また、1ヶ月4~5万円ほどで滞在可能なシェアハウスもあります。長期滞在時によく利用される施設にマンスリーマンションがありますが、安いところでも1ヶ月の滞在には大体10万円ほどはかかります。

    さらに、シェアハウスによっては、 一定の期間、宿泊費無料で滞在することができる場合もあります。 滞在費の負担が軽くなれば、お金の心配をせずにじっくり腰を据えて就活に励むことができるでしょう。
     
    次のメリットは、 同じシェアハウスを利用する人たちも就活生なので、お互いに良い刺激を与えあえる点です。

    同じ目標に向かって活動している人が身近にいることで、自分も就活を一層頑張らなければならないという気持ちになれます。意識が高まるので、滞在中も、企業分析や面接対策など就活に関するさまざまなアクションを起こすことができるでしょう。

    また、同じ就活生同士で集まって情報交換などを行う機会などもあるかもしれません。就活において情報は非常に重要です。さまざまな情報を入手して就活に活かすことで、就活成功が近づく可能性もあります。
     
    なお、シェアハウスに同じ就活生がいるメリットは、就活に関して有力な情報を得られることだけではありません。地方から都市部へ出てきて、就活に挑まなければならない苦労や辛さ、精神的な重圧は就活生にとって小さなものではありません。地元を離れて1人滞在しているということから、寂しさを覚える人もいるでしょう。

    しかし、そんなときに 同じシェアハウスに滞在する就活生同士で励まし合えたら、非常に心強い ですよね。互いに切磋琢磨し合い、辛いときに励まし合えたら、就活が終わった後も大変な時期を一緒に乗り越えた仲間として、強い絆ができるに違いありません。

     

    就活シェアハウスのデメリット

    シェアハウスの利用を検討する上では、デメリットも把握しておく必要があります。

    まず1つは、 完全に1人になれる空間が少ないということです。就活シェアハウスは、地方からの就活生が共同生活を送る場所です。ダイニングスペース、キッチン、バス、トイレ、洗面所など、共用で使用するスペースもあります。

    また、個人のスペースは個室のほか、2人部屋など複数人で1部屋を使用する場合もあります。常にほかの人の気配を感じるため、気持ち的に休まらないという人もいるでしょう。1人で集中して就活に取り組みたいという方には、あまりしっくりこないかもしれません。
     
    また、 就活生が周りにいることで、強いプレッシャーを感じることも考えられます。

    人それぞれ就活の進め方は異なります。採用を目指す企業もさまざま。就活生によって内定の決まる時期にバラつきがあるのは当たり前のことです。しかし、周りの就活生が内定をもらえているのに、自分はなかなか内定がもらえない…そんな状況になったらプレッシャーを感じてしまうこともあるでしょう。

    自分はなぜ就活がうまくいかないのか?と、ほかの人と自分を比べて焦ってしまうかもしれません。同じシェアハウスに集う就活生は、同時期に就活に勤しむ仲間であると同時にライバルでもあります。

    周りの就活生の状況に気を取られたくないという人には、シェアハウスの滞在は難しいかもしれません。

    就活シェアハウスを選ぶポイント

    就活シェアハウスに関するメリット・デメリットについて理解した上で、利用したいと考えている方は、どのような就活シェアハウスがあるのか実際に探してみましょう。都市部を中心に、多くの就活シェアハウスがありますが、ポイントを押さえながら選ぶことが大切です。

    まず 押さえておきたいのは利用料金 です。

    就活シェアハウスは一般的な宿泊施設よりもかなり料金がリーズナブルですが、価格帯はシェアハウスによってかなり異なります。1泊数千円から無料まであるので、料金形態はしっかり確認した上で、ほかのサービスなどと合わせて検討しましょう。
     
    次に押さえておきたいのは シェアハウス内の間取りやスペースの状態など、施設に関すること です。

    就活は1日2日で終わるものではありません。ある程度長く滞在しなければならないため、その間の拠点となるシェアハウスの間取りはしっかりチェックしておくべきです。

    できる限り1人になる時間も持ちたいという場合は、個室を借りられるシェアハウスがおすすめです。ほかの就活生と一緒の空間で過ごしたいという場合は、2人部屋や3人部屋など、複数人数が一緒に過ごすようなシェアハウスを選ぶと良いでしょう。

    また、シェアハウス全体の雰囲気や、ダイニング・多目的スペースなどほかの就活生との交流に使うようなスペースがどのような雰囲気かなども確認しておきましょう。
     
    なお、シェアハウスによっては、シェアハウスの管理会社が直接企業説明会などを開催している場合もあります。就活の間に滞在するだけでなく、シェアハウスを通じて就活をする機会が増えたら、それだけ就活の選択肢も幅が広がりますよね。

    宿泊場所の提供のほか、就活生にとって有益なサービスやイベントを行っているかどうかもチェックすることをおすすめします。

     

    就活シェアハウスが多いエリアは?

    就活シェアハウスが特に多いのは東京です。

    都内では、新宿や渋谷、池袋など都内の主要なエリアの周辺に集まる傾向にあります。ただし、少し都心から離れた場所にあり、隣県へのアクセスがしやすいシェアハウスなども存在します。

    自分がどのエリアの企業を中心に就活をするのか考えながら、シェアハウスの場所も検討するべきでしょう。また、大阪にも就活シェアハウスが存在します。西日本の地方に住む就活生は、大阪での就職を目指している場合も多いでしょう。大阪駅周辺などアクセスの良い場所にあるため、就活の際も便利です。
     
    就活シェアハウスにはさまざまな可能性が詰まっています。就活シェアハウスを上手に活用すれば、就活の成功とともに、同じ目標に向かって一緒に頑張る仲間や、仲間とともにシェアハウスで過ごした思い出など、より多くの大切なものを得られるかもしれません。

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