就活/準備 2020.01.09
就活のスケジュールを組む時のポイント

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    就活中の学生の中には、どのようなスケジュールを立てようか悩んでいる方もいるかもしれません。就活をスムーズに進めるためには、スケジュールの組み方が重要になります。では、どのようなポイントに注意してスケジュールを組めばよいのでしょうか。今回は就活のスケジュールの組み方について、重要になるポイントをいくつか紹介します。

    就活はいつから始めるのがベスト?

    一般的には大学4年生の4月から企業の説明会が始まり、6月に選考が行われます。そのため、就活は大学4年生になってから始めるというイメージを持っている方もいるかもしれません。

    しかし、企業によっては採用活動を前倒ししているところも多くあります。これは、他の企業よりも先に優秀な人材を確保するためです。

    その場合、大学3年生の3月から大学4年生の4月までには内定を出しているケースもあります。それを考えると、大学4年生になってから就活を始めると間に合わなくなってしまいます。
     
    また、希望する企業に研修生として入社し、働きながらどういった企業なのか体験できるインターンシップというものがあります。就活中の学生の中には、インターンシップに参加している人もいるでしょう。このインターンシップですが、企業の中には企業説明会を兼ねているケースもあります。

    大学3年生の夏からインターンシップが始まり、その時点である程度優秀な人材に目星をつけているのです。そのため、 インターンシップが始まる大学3年生の夏には就活を開始する必要がある でしょう。

     

    インターンシップには参加したほうがよい?

    就活スケジュールを立てる時、インターンシップに参加するべきかどうか迷っている方もいるのではないでしょうか。インターンシップに参加しないと、採用に悪影響が出るのではと不安になっている方もいるかもしれません。

    企業の意見を聞いてみると、 インターンシップが採用結果に影響することはないと公言しているところが多いです。それならわざわざ参加しなくても良いのではと思うかもしれませんが、就活生にとってインターンシップはメリットの多いものなので、なるべくなら参加したほうがよいでしょう。
     
    まず、インターンシップに参加する大きなメリットは、 企業の雰囲気や仕事内容をしっかり確認できるということです。人から話を聞いたり、書面で見たりするだけでは分からない部分も多くあります。

    インターンシップに参加すれば、その企業がどういう活動をしているのか間近で体験できます。自分のスキルを十分活かせるか、働きやすい職場環境かどうかなど、気になることを確認するためにインターンシップを活用するのもよいでしょう。
     
    自分の存在を企業にアピールできるのも、インターンシップの大きなメリットです。研修生としてその企業で働いている人達と一緒に仕事ができるので、名前や顔を覚えてもらえる可能性があります。場合によっては、人事担当者と知り合いになれるかもしれません。顔を知ってもらえば採用に有利に働く可能性も十分あるので、積極的に参加したほうがよいでしょう。

    インターンシップの制度を導入している企業は多く、主に夏と冬の2回行われています。 どちらに参加するかですが、就活スケジュールを考えると夏に参加することをおすすめします。大学3年生の冬は試験勉強などやらなければならないことが多く、就活と平行して行うのは大変です。冬のインターンシップは避けて、余裕のある夏に参加したほうが就活を進めやすくなるでしょう。

    就活でなるべく早めにやっておきたいこと

    インターンシップに参加するなら、大学3年生の夏から就活を始めなければなりませんが、これ以外にも早めにやっておきたいことがいくつかあります。

    まず早めにスケジュールを立てておきたいのが、 1つ目の自己分析 です。

    自己分析は就活の中でも重要なポイントで、自分の強みは何なのかをはっきりさせるものです。面接やエントリーシートを書く時、自分をいかにアピールできるかが重要になります。

    企業は応募者がどんな強みを持っているのかを知りたがっているので、自己分析を行いアピールポイントをはっきりさせておくことが、就活を成功させるための秘訣です。また自分の強みを把握しておけば、どういう仕事が向いているのかが分かり、応募する業種を絞り込みやすくなります。

    2つ目は、業界研究です。こちらも早い段階で行っておきたいことの一つです。

    就活は自分が働きたいと思えるような企業を見つけられるかが鍵になります。様々な業界があるので、自分にぴったり合う仕事を見つけるためには、それぞれの業界についてしっかり把握しておかなければなりません。まずは自分が興味ある業界だけでなく、様々な業界について広く研究しましょう。最初は興味のなかった業界でも、詳しく調べてみれば興味が湧いてくるかもしれません。

    業界研究する時は、色々な企業の説明会に参加してみるのもよいでしょう。その中で興味を持つ業界を見つけることができたら、その業界について深く掘り下げてみてください。
     
    働きたいと思える業界が見つかったら、今度は企業研究も行ってみましょう。

    興味をもった企業の勤務条件はもちろん、企業理念や社風、事業内容など事細かに調べ上げます。企業によっては、様々な職種を募集しているところもあり、それぞれ仕事内容が変わる場合があるので注意してください。しっかり企業研究することで自分とマッチしている企業なのか見極めることができます。

    それだけでなく、企業のことをしっかり理解しておけば、それがアピールポイントにもなるのです。どれだけ自社のことを理解しているかを重要視する面接官もいるので、何か聞かれた時にしっかり答えられるように、その企業について深く調査しておきましょう。

     

    就活のスケジュールを組む時は、面接の日程調整も重要になる

    自己分析や企業調査などの準備が終わり、就活が佳境に入ると面接の日程をスケジュールに組み込むことになります。

    この面接の日程調整も、スケジュールを組む時の重要なポイントです。面接の日程は一度決めるとなかなか変更ができません。日程調整に失敗すると、他のスケジュールにも影響が出てしまうので注意してください。

    日程調整をする時に、まず注意したいのが 面接会場の場所です。場合によっては、1日に複数の面接を受けることもあるでしょう。その時に面接会場の場所を加味していないと、面接に間に合わなくなってしまいます。場所をしっかり把握し、そこに行くまでにどの程度時間がかかるかしっかり計算して予定を組みましょう。
     
    面接の日程調整は余裕を持って組むことも大切です。

    開始予定時間は決まっていますが、面接が延長され終了時間が後ろ倒しになることも珍しくありません。自分の前の面接が伸び、終わる時間が予定より遅くなってしまうこともあります。ギリギリの時間で予定を組むと、次の面接に遅刻してしまう可能性があるので、1時間程度は余裕を持って調整しておきましょう。 優先したい企業の面接は、午前中に予定を組んでおくのもコツの一つ です。
     
    時間が遅くなればなるほどスケジュールが崩れやすくなるので、遅刻して迷惑をかけてしまうリスクが高まります。また、午前中なら自分も面接官もまだ疲れていないので、コンディションが良い状態で面接を受けられます。

    面接のスケジュールを組む時、最も重要になるのが遅刻しないことです。どんな理由があろうと、面接に遅刻してしまうとそれだけで印象が悪くなってしまう可能性があります。無理のないスケジュールを組み、余裕を持って面接を受けられるようにしましょう。

     

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