コラム2019.08.01
エントリーシート【アサヒビール】2020年卒 京都大学

Q: あなたが、周囲にインパクトを与えたイノベーティブな試みを教えてください。また、もう1度同じことをするとしたら、どの部分を変えますか?

ホテル内のゲームイベントを、ゲームに参加していない人も含めお客様全体を満足させる場にしたことです。2か月住み込みで働いたホテルでは、ポケモンの子供向けアーケードゲームの運営を任されました。私は売上も存在感もイマイチだったこのイベントを、お客様により喜んでもらえるものにしたいと考えました。そこでまずは目標を、ゲームの売上向上から「ゲーム参加の有無に関わらず子供達が自然と集まる場とすること」に転換しました。そして取り組んだのが【見て楽しい空間作り】です。オリジナルの看板やアートバルーンでの装飾、数人のアルバイトで協力して行ったダンスモブによって子供達の目を引きました。また【会話のきっかけづくり】にも力を入れゲームに登場するポケモンを紹介した図鑑を作り、子供達と積極的にコミュニケーションを図りました。意欲的な取り組みが評価され、装飾がホテル内のレストランでも採用されたことで、ホテル全体が子供達にとって楽しい空間になりました。以上の取り組みがホテルの付加価値となった結果、「来年もまた来たい」というお言葉を何度も頂き、勤務最終日にはある小学生のお客様から「あなたは子供たちを楽しませたのでここに賞します。」と書かれた卒業証書を頂くことができました。また個人的には、お客様からの接客好感度ランキングで多くの社員の方を抑え2位になることができました。結果的にゲームの売り上げも前年比1.5倍になりました。更に今改善を加えるとすれば、ゲーム自体をより楽しめるものにするという視点を取り入れ【お客様同士のコミュニケーションを生む仕組み】を提案します。例えば、ゲームの得点を競うランキング掲示板を作る、大々的なイベントを開催し大人数のお客様を一度に集めるなどです。このようにして、アーケードを個人的に楽しむものから他者と競い交流しながら楽しむものにすることで、子供たちの思い出に残るイベントにしたいです。

 

Q: あなたが日々の暮らしの中で感じている「世の中のイマイチなところ」とその理由を具体的に教えて下さい。 また、それを解決するためのアイデアと実現策を説明してください。

私が特に日本で感じるイマイチなところは、電車でイライラしていたり、疲れていたりする方が多いことです。席を取り合う姿やほとんどの方がスマホを見つめる姿から、毎日の電車通勤を楽しめている方はあまり多くないと感じています。働く世代にとっての日本をもっと優しく、楽しい世の中にしたいという思いから、通勤時間を楽しく過ごせる電車を提案します。【エンジョイ!電車通勤プロジェクト】会話や楽しい体験の共有という他者との関わりを生むことにより、孤独な通勤時間を温かく楽しいものにします。◆BGMを流す◆私は海外を旅行した際、スーパーやレストランで音楽をかけているお店が意外にも少ないことに驚きました。そして改めて、日本では音楽が人の気分を高め励ましていることを実感しました。前向きになれリラックスできる音楽をかけることで、通勤時間を楽しく演出します。◆電車をミニ映画館に◆車内でショートムービーを流します。感情を動かされる体験を共有することで生まれる、フェスなどのイベント、映画館での高揚感を再現できないかと考えました。毎週更新5話完結のドラマ仕立てで、毎日の変化を楽しめる工夫も加えます。また通勤時用SNSアプリを開発し、仮想コミュニティ内で感想を共有できるようにし、より一体感を生み出します。◆スーパードライ片手に乗る居酒屋電車◆一日一本、ドアにのれんを付けた居酒屋電車を運行します。スマホや本などの自分の世界から少し目を離し、多様な背景を持つ人と話してみれば、より楽しく有意義な時間を過ごせる可能性があると考えたためです。知り合いと誘い合わせていく居酒屋ではなく、偶然帰りの時間が重なった人とお酒を囲み気軽に話せる場だからこそ、非日常的なワクワク感が楽しめます。以上のような取り組みにより、電車で今隣に座っている人も皆同士なのだという意識が生まれれば、今より少し優しい車内になるのではないかと考えます。

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