COLUMN 2019.02.04
【電通に新卒で入社するのに必要なこと】狭き門だけれども不可能ではない

2017年9月時点での大学生の就職内定率は88.4%に達しており、2016年の同月と比較すると1.8ポイント近くも高くなるなど、近年は内定が取りやすい年とも言われています。ですが、誰でも知っている大手企業などとなると採用倍率が大幅に上がるようになり、そう簡単には内定は取れません。
今回はその内定が取ることが難しい企業の1つである電通についてお話します。

 

電通という企業の確認

電通こと「株式会社電通」は日本で最も規模が大きい広告代理店です。年間の売上高が4兆5139億にもなり、2位である博報堂DYホールディングスの売上高の約4倍もあるなどその規模は圧倒的ともいえるでしょう。
広告代理店とは広告を出したい企業と、広告を掲載できるメディアを持っている企業の仲介をおこなう企業のことです。企業と企業をつなぐことがメインとなりますが、企業の特性に合わせて宣伝方法を考えたり、使用するメディアを選択したりすることも仕事の1つです。

メディアの種類や宣伝方法が多岐に分かれているので、電通の中もそれに合わせて様々な部門があります

クリエイティブ部門企業が販売したい商品に合わせてコンテンツ企画をおこなったり、告知用ポスターの制作を実施したりしています。

 

プロモーション部門こちら企業が生み出した商品のイメージに合わせて、商業施設を展開したりイベント企画を立ち上げたりするなど様々な演出活動を行なっています。

 

「PR」部門クリエイティブ部門が作った広告やプロモーション部門が企画したイベントなどを組み合わせて、企業を総合的に宣伝するための戦略やストーリーづくりをおこないます。企業が生み出した商品よりも企業全体を宣伝することに重きを置いているのが特徴です

 

電通の選考手順

今度は電通の選考方法について見ていきましょう。大まかな流れとしては、エントリーシートの提出から始まり、英語や数学などの筆記テスト、さらに小論文の筆記試験を行います
それらをクリアした後は1次面接をし、通過した方はグループディスカッション、2次面接、3次面接を得て内定をもらうことになります。グループディスカッションが入るタイミングは2次面接以降になるなど、時期によっては変わることがあるので注意しましょう。

1次面接では30代から40代の採用担当者が2名ほど来て面接を行います。聞かれることは志望動機や学生時代のエピソードについてなどが中心であり、他の企業で聞かれることと大差はありません。
ですが、面接時間が10分から20分と他の企業と比べて短いので、伝えたいことはなるべくシンプルな言葉にして伝えるようにしましょう。長々と語るのはNGです。

次に、2次面接では部長クラスの方が2名ほど来て面接を実施します。電通を就職先にした理由やハードな仕事に耐えられるかどうかなどを聞かれることが多いので、志望動機を明確にして臨むようにしましょう

最後の3次面接は役員クラスの方が行い、自己紹介や、電通に入社したらどんなキャリアを築きたいのかなどを尋ねられます。最終面接を受けた時点でほぼ内定を得たことになるので、あまり緊張せずにできるだけ自然体で望むようにしましょう

 

内定を得る方法

電通の採用倍率は男性が43.1倍女性の場合は51.7倍にも達するなど倍率がとても高く、準備が何もない状態で選考に望んでしまうと、ほぼ不採用になるといってよいでしょう。そのため、選考に望む前にいくつか行なっておくべきことがあります。

その1つが「OB」訪問。電通には6万人近くの社員がいるなど数多くの方が仕事をしています。
そうした方の中にはあなたと同じ大学の方や同じ学部の方がいるので、そうした方とアポイントメントをとって、電通の仕事内容な社内の様子など様々なことを聞き出すようにしましょう。
OB訪問をたくさん行うということは、その分だけ電通に入りたいという熱意をアピールすることにもつながります。そのため、最低でも10人以上はOBを探して訪問するようにしましょう
OB訪問は学生が行う営業活動の1種と企業側もみており、それをたくさん行うということは精神的にタフであるとみなしてくれるので、選考において有利に働きます。

 

2つ目は、「志望動機の明確化」です。電通は有名企業であるために、そのブランド名に釣られてなんの考えもなしに選考を受けるという人が少なくありません。そんな中で、「電通でしかできない仕事がしたい」や「OBの方の雰囲気がよく、一緒に働いてみたい」など電通でなければいけない志望動機を作っておくと他の学生よりもリードすることができます。

 

電通が行なっているインターン

現在では優秀な学生を発掘する目的で様々な企業がインターンを行なっていますが、電通もまた例外ではありません。電通では「キャリア大学」という大学1年生や2年生向けのインターンを実施しており、毎年100人ほどの学生が受講しています。
インターンでは主に講義、グループワーク、グループワークの成果発表、社員による講評などを行なっています。

講義では、電通内で行なっている仕事の内容や社内の様子などを説明しています。CMクリエイターの方が講師になった場合は自身が手がけたCMのキャッチコピーがどのようにして生まれたのかなど、普段は聞くことができない裏話を聞くことができるのが特徴です。
また、グループワークでは、受講者が4人から8人のグループに別れ、テーマになった課題を解決する方法についてグループのメンバーとディスカッションをします。
制限時間は40分ほどで、その時間内で各メンバーの自己紹介からテーマに関するディスカッション、そしてディスカッション内容をまとめる必要があるため意外とハードです。

グループの意見がまとめられたら今度は発表をします。1グループにつき1分間の発表時間が設けられており、その時間内で効率良く説明できるスキルが求められます
また、発表後は講師の方が、各グループの発表の中で良かったところや悪かったところを伝える講評を行います。最後に、最も良いアイディアを出したグループにベストアイディア賞が贈られて終了です。

こうしたインターンで講師の方に良い印象を与えることができると、選考で有利に働くことがあるので積極的に参加しましょう。

 

電通に向いている人とは

電通にも独自の社風があり、その社風に向いている人はどんな人なのかについてお話します。まずは「ハードに仕事をこなせる方」です。
広告代理店は、顧客である広告を出したい企業が納得するようなコンテンツをつくらなければいけません。顧客の潜在的な要望を引き出したり、トライアンドエラーを繰り返してコンテンツを洗練させたりしていく必要があることから、仕事量が膨大になっていきます。
それゆえ、大量の仕事量に耐えられるようなタフな人は電通では歓迎されています

他にも、「大きなプロジェクトで仕事がしたい」と考えている方も電通に向いている人材です。電通は国内最大手の広告代理店であるため、数十人規模のプロジェクトが設立されることも珍しいことではありません。
そうした大きなプロジェクトに参加して、プロジェクトメンバーや顧客のスキルや知識を吸収し、自分自身の能力や経験を高めていきたいと思っている方には電通はオススメな企業と言えます。

 

狭き門だけれども不可能ではない

電通は求人場率が40倍以上にもなるなど、内定を得るのにも一苦労する企業です。ですが、OB訪問を重ねて社内の様子を理解したり、企業研究を徹底的に行い電通でなければいけない志望動機を構築したりと対策をしっかりすることで内定を得られる可能性があります。したがって、電通に入社したい場合は、そのための準備をしっかりと行うことが大切です

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