COLUMN 2019.01.11
【広告代理店の働き方】実際の労働環境とは

クリエイティブな仕事というイメージの強い広告業界は、就活生から高い人気を誇っています。ただし、自分のイメージする仕事内容と、実際の労働環境が異なっている可能性もあるので注意しなければなりません

就職してから後悔することがないように、就活中に広告代理店の働き方や労働環境をしっかり確認しておきましょう。

 

クリエイティブな仕事ばかりではない

広告代理店と聞くと、CMなどの広告アイデアを企画するクリエイティブな仕事というイメージを持つ人が多いですが、実際の仕事はそれだけではありません。「クリエイティブな仕事をしたいから」という安易な理由だけで広告代理店に就職してしまうと、後悔することもあるので注意しましょう

そもそも広告代理店とは、広告主とメディアの間に立って、広告のプランニングや代理販売を行う企業です。そのため、広告主とメディア双方のメリットを考えながら、仕事を進めていくことになります。広告主の要望に合わせて広告のプランニングを行うだけでなく、広告枠をメディアに代わって販売するのも広告代理店の仕事なので、クリエイティブな仕事ばかりを行うわけではありません。

クリエイティブな仕事は、広告代理店の仕事の一部にすぎないため、他の仕事内容もよくチェックしておくことが大事です

 

広告代理店は3種類ある

一口に広告代理店といっても、「総合広告代理店」「専門広告代理店」「ハウスエージェンシー」の3種類あるため、自分に適した企業を選ばなければなりません。

 

総合広告代理店すべての広告媒体を取扱う企業のことで、電通や博報堂はこの総合広告代理店に該当します。
1つのメディア媒体にとらわれずに、新聞やテレビなど複数のメディアを網羅して、あらゆる種類の広告を取り扱うため、世の中に与える影響力も非常に大きいと言えます。
複数のメディアにまたがって、クライアントの希望にあったプロモーション企画ができるのは、総合広告代理店の大きな強みだと言えるでしょう。

 

専門広告代理店とは、1つの媒体に特化した広告代理店のことです。
あらゆる種類の広告枠を扱う総合広告代理店と異なり、屋外広告専門や新聞広告専門など、あらかじめ広告を掲載するメディアが決まっているのが特徴です。
特定のメディア広告に特化した企業なので、各企業が専門的なノウハウを有しており、特定のメディアにより深く関わっていくことになります。
特に最近は、インターネット環境の整備やスマートフォンの普及に伴いインターネット広告市場が急成長しているので、インターネット広告専門の企業も就活中にチェックしておくようにしましょう。

 

ハウスエージェンシー特定企業の広告を専門に手掛ける広告代理店のことです。
大企業の宣伝部が独立して子会社化したケースが多いですが、中には他業他社の広告を手がけるようになった企業もあります。

 

職種によって仕事内容が異なる

広告代理店の種類がわかったら、次に職種を確認しておきましょう。職種の選び方を間違ってしまうと、入社後にミスマッチが起きてしまうこともあるので要注意です。後悔することがないように、各職種の仕事内容をきちんと理解しておきましょう。
広告代理店の職種は、営業部門メディア部門マーケティング部門クリエイティブ部門プロモーション部門の大きく5つに分けることができます。企業によって営業部門が他の部門を兼務していることもあります。

 

営業部門広告主から案件を獲得し、広告を出稿するまで進行管理を行う部門です。
営業部門は広告主だけでなく、各部門を調整しながら全体の進行を行う、いわばプロデューサー的な役割を果たすため、様々な能力が求められます。プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力だけでなく、メディアの変化についていけるだけの幅広い知識も必要になってくるので、就職しても絶えず自分の能力を向上していかなければなりません。
体力も必要不可欠なので、人によっては仕事が大変でついていけないということもあるでしょう。

 

メディア部門メディアプランニングや広告枠の買い付け、広告企画の開発を行う部門です。
効果的な広告を作り出すには、メディア部門のメディアプランニングが非常に重要な役割を果たします。クリエイティブな能力が求められる仕事ですが、プロジェクト全体の目的をよく把握しておかないと媒体計画を作り上げていくことができません。クリエイティブな能力だけでなく、媒体をプランニングする能力や、媒体社から良い条件を引き出す折衝力も必要になります。

 

マーケティング部門市場の分析や調査を行う部門です。
マーケティング部門が出したデータ結果や戦略をもとに、広告戦略を構築していくことになるため、とても重要な役割を持っています。

 

 

クリエイティブ部門広告の開発と制作を行う部門です。
デザイナーやイラストレーターだけでなく、CMプランナーやコピーライターなど様々な職種があるのが特徴で、これらの業務を取りまとめるクリエイティブディレクターなどもあります。
ただ、どの仕事をするにしてもアイディア力が欠かせません。四六時中何かアイデアを考える必要があるため、単に「クリエイティブな仕事が好き」という理由で就職してしまうと痛い目に合うでしょう。特に、ディレクターなどの責任のある立場になってくると、帰りが深夜になったり会社に泊まることもあるので、忙しい生活を送ることはある程度覚悟しなければなりません。ただ、自分でも興奮するほどのアイディアを思いついた時は快感を得られるため、やりがいの大きな仕事ではあります。

 

プロモーション部門プロモーションの企画とイベント・キャンペーンの運営を行う部門です。
クリエイティブ部門と同じように、アイディア力が求められる仕事ですが、現場での業務も多いため、タフな人向けの仕事だと言えます。現場での手応えを肌で感じながら、仕事を楽しむことができるでしょう。

 

仕事が忙しくなることは覚悟しておこう

広告代理店の仕事はクリエイティブな仕事がある一方、地道な業務も数多くあるので、クリエイティブな能力だけあればいいというものではありません。他企業や他業界との関わりが大きい仕事なので、コミュニケーション能力や対人折衝力も必要になってきます
仕事は面白くて充実していても、プライベートな時間を犠牲にすることも少なくないので、就職先は慎重に選ばなければなりません。どの企業を選ぶにしても、広告業界に就職したら仕事が忙しくなることは覚悟しておいたほうがいいでしょう。

基本的に広告は正解のない仕事なので、どこで区切りをつけるべきかは企業や上司の方針によって異なります。大手広告代理店の場合、クライアントも大手なので、ライバル企業に負けるわけにいかず、どうしても過労になりがちです。非常にやりがいのある仕事である一方で、コンペと通常業務が重なると徹夜になることも珍しくないので、忙しさを覚悟した上で就活を進めるようにしましょう

仕事とプライベートをうまく両立したいのであれば、企業研究をしっかり行い、自分に合った企業や職種を慎重に選ぶ必要があります。広告業界の中には働き方改革を行なっている企業もあるので、そのような企業を選ぶのも一つの方法です。同じ企業でも職種によって忙しさが大きく異なることもあるので、OB・OG訪問を行う際に、興味のある職種の実情や本音を聞いておきましょう。

 

企業研究をしっかり行おう

広告代理店に就職したいと考えているなら、企業研究は欠かせません。どの企業に就職するにしても、仕事が忙しくなることはほぼ避けられないので、OB・OG訪問などを利用して仕事の実情をきちんと確認しておく必要があります
広告代理店はクリエイティブな仕事ばかりではないので、どの職種が自分に合っているか慎重に考えるようにしましょう。

 

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