COLUMN 2019.01.09
【総合職と一般職の違い】コースが生まれた理由を徹底解説

企業の募集要項をチェックしていると、「総合職」「一般職」という言葉をよく目にしませんか?
就職活動を行うからには、いずれは選択しなければならないわけですが、この2つの違いがいまいちわからないという人もいることでしょう。
そこで今回は、総合職と一般職の違い、このようなコースが生まれた理由、それぞれの適性についてご紹介します。

 

総合職の仕事内容

総合職は、企業活動の中心となる業務に携わる仕事です
将来的には管理職になることを期待されている、幹部候補でもあります。その仕事内容は多岐にわたりますが、ゆくゆくは会社を支えられる人材に育つようにと、さまざまな職種を経験するのが一般的です。

そのため、異動や転勤などが発生しやすい仕事ともいえます。配属先の決め方は会社によって異なりますが、数年ごとのローテーション制で複数の職種を経験させるところもあれば、その人の適性に合った職種にまずは配属して必要に応じて後から職種転換させるところもあります。
最初に就いた職種に適性があると高く評価された場合は、その職種をずっと担うこともあります。

総合職は、将来目指しているキャリアによって、事務系総合職と技術系総合職の2種類に分けられます
技術職や専門職は1つの分野に限られるのに対し、事務系総合職では人事・経理・総務・法務などの管理部門に加え、企画や営業企画など幅広い業務を担当します。
技術系総合職は、研究・生産・開発・設計といった、いわゆる「ものづくり」にかかわる仕事を担うことになります。

このように、総合職では幅広い業務に携われることが最大のメリットであり、さまざまな分野でスキルを身につけていきキャリアアップを図ることができます

 

一般職の仕事内容

一般職は、総合職の仕事をサポートする業務がメインであり、基本的には事務仕事を担当しています
総合職に比べると、仕事の範囲はそこまで多岐にはわたらず、仕事量も多すぎないのが特徴です。
内勤業務が中心で残業は比較的少なく、転勤や部署異動もほとんどありません。
「仕事とプライベートを両立させたい」というワークライフバランスを重視する人に特に、一般職は人気があります。ただし、総合職よりも給料が少ない点は避けられない現実でしょう。

一般職の仕事内容は、配属される部署によって異なります
例えば、営業部では、資料や見積書の作成、受発注業務、顧客応対などを行い、営業の仕事が滞りなく運ぶようにサポートすることが主な役割です。

総務部であれば、備品管理や株主総会の準備、保守管理など、会社全体の庶務業務をとり行います。
よく言われるような「縁の下の力持ち」として、周囲の社員をサポートすることに生きがいを感じる人や、正確性を求められる細かい事務処理などが得意な人に向いていると考えられています

また、部署異動があまりないので同じ業務を長く続けることができ、その分野に特化した専門スキルを極めることも可能でしょう。

 

総合職と一般職の違い

総合職と一般職の仕事内容がわかったところで、それらの違いについても詳しくみていきましょう。
まず、仕事の責任度は、総合職のほうが高いといえます。これは、前述した仕事内容の違いからも明らかでしょう。
一般職は総合職を補佐する事務仕事が多いのに対し、総合職は会社の核を担う人材になるべく多種多様な業務に携わるんでしたよね。

ゆえに、給料 にも大きく差が生じます。一般的には、総合職のほうが基本給は高めに設定されており、能力や成果に応じて昇給も見込めます。しかし、一般職は評価基準があいまいで評価されにくいため、大幅な昇給は期待できないのが現状です。そして、総合職と一般職の給料の差は、勤続年数が長くなるほど大きくなる傾向にあります。

異動や転勤の有無も、総合職と一般職では異なります。
一般職では、基本的に異動・転勤は少ないのですが、何らかの事情で部署異動が発生することもあります。また、転居のない自宅から通える範囲での転勤は、一般職でもありえます。

一方で総合職では、異動・転勤はほぼ避けられません。国内外問わず転勤になる可能性はありますし、配置転換や職種転換に伴う異動もしばしば発生します。最近では、地域限定総合職といった勤務地を限定したものも出てきましたが、給料や仕事内容に違いがあるようです。

それから、選考時期にも違いがあります。総合職を先に選考しておいて、それが落ち着いてから一般職の選考を開始する企業が多いです。

 

なぜコース別採用が生まれたのか?

総合職・一般職というコース別採用は、男女雇用機会均等法が施行された1986年頃から始まりました。
この法律は、簡単にいうと、男性・女性という性別で判断するのではなく、仕事内容や成果によって評価を行いましょう、というものです。従来は男性・女性で区別して求人の募集・採用を行う企業もあったのですが、この法律の施行によって、募集・採用・昇進・配置などにおいて男女差別をすることが禁止されました。

こうしてコース別採用が生まれて、今日に至るというわけです。
現在、多くの企業がコース別採用を取り入れていますが、コース別採用を行っていないという企業も、もちろんあります。

コース別採用が行われるようになってからも、「総合職は男性が就くもの」「一般職は女性が就くもの」というように、男女を区別する考え方が根強く残っていました。
しかし、最近ではそういった過去の認識は消えつつあります。女性の活躍を国が後押ししている背景もあることから、総合職で働く女性は今では珍しくありませんよね。

反対に、一般職を希望する男性も増加傾向にあり、「イクメン」という言葉からも象徴されるように、仕事も家庭も子育ても大切にするという男性が増えています。
男性・女性の性別に関係なく、柔軟な働き方を希望する人々が現代の日本では増えてきているということでしょう

 

総合職と一般職、どちらに適正があるのか迷ったら

総合職と一般職、自分は一体どちらに向いているのだろうか、今まで経験したことがないだけに、そう思い悩むのも当然でしょう。
今後の人生をも左右する選択だと思うと、なおさら難しく考えてしまいますよね。これから、一般的に言われている適正をご紹介しますので、参考にしてみてください。

総合職に向いているのは、「幅広い業務を経験してリーダーシップを発揮したい」「給料はたくさん欲しい」「スキルアップをして出世したい」「責任の重い仕事がしたい」という人です。
一般職には、「淡々とこなす作業が得意」「プライベートと仕事を両立したい」「同じ地域にずっと住み続けたい(引っ越しはしたくない)」「目立つよりも裏方の方がよい」という人が向いています。

そもそも総合職と一般職をはっきりと区別していない企業もありますし、最初は一般職からはじめて途中でキャリアプランを変更して総合職を目指す社会人もいます。
しかし、一般職から総合職へのキャリアチェンジは、推薦や社内試験があるためハードルが高いことも事実です。

したがって、まずは総合職として入社して、自分の適性をよく見極めたうえで一般職のほうがよいということであれば、後から一般職に変更するほうがハードルは低いといえます

 

総合職と一般職の違いまとめ

総合職は、さまざまな職種に携わってキャリアアップを図り、将来的には管理職になる仕事です。
一般職は、総合職の仕事をサポートする業務を行います。

しかし、各企業によって捉え方や業務内容は異なります。
総合職と一般職の違いを把握したうえで、その名称だけにとらわれずに、実際の業務はどのようなものなのか詳細に調べることが大切です

 

 


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