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ベンチャー企業に転職するときに気をつけたい4つのこと

20代の方の中にはベンチャー企業への転職を希望される方がたくさんいらっしゃいます。しかしその理由を掘り下げると、ベンチャー企業の魅力を勘違いしていたり、理解できていなかったりするケースが多く見られるのも事実。晴れて転職したものの目指していたキャリアが築けないという結果を招かないように、ベンチャー企業を選ぶ際に押さえておくべき4つのポイントをシンアドのコミュニケーションエージェント飯田賢平が解説します。


①若いうちに裁量権を与えられるのはベンチャー企業の“当たり前”

ベンチャー企業に関心を持たれている20代の方に、その企業のどこに魅力を感じているのかをうかがうと、「若手でも入社してすぐに仕事を任せてもらえる」とか「会社自体が急成長している」という解答が返ってくることが多いのですが、まずこれが大きな落とし穴です。


大手企業とベンチャー企業の“若手に与えられる裁量権の違い”について見てみましょう。そもそも、大手企業とベンチャー企業では、仕事の規模や金額が違います。大手企業が抱える案件は、常に莫大な金額が動いています。つまり、何か問題が起こったときのリスクも大きい。ですから、入社したての若手社員に仕事の全てを任せることはなかなかできません。


しかしベンチャー企業は、大手企業に比べると仕事の規模が小さいので若手社員にも任せられます。これがベンチャー企業の方が大手企業よりも早い段階で「裁量権を持たせてもらえる」理由です。よく、「他社では1年かかるところを、3か月でひとり立ちさせます」などという謳い文句で採用活動をしている企業がありますが、ベンチャー企業であれば、その企業に限らずどの企業でも同じことがいえます。


それから、「企業が急成長している」という点について。設立して間もないベンチャー企業は、そもそも成長し続けていなければ会社を保つことができません。「新規事業に携われる」という点も同様です。ベンチャー企業が成長し続けるためは、「新規事業」を積極的に行わざるを得ないのです。


繰り返しますが、一見魅力的に見えるこれらの謳い文句はベンチャー企業にとっては当たり前のこと。裁量権を持たせてもらえる、急成長を間近で見ることができる、という理由だけでその企業への転職を希望しているのであれば、一度立ち止まって考えることをおすすめします。


➁高収入だけに注目せず「何が身につくか」を大切に

「うちに来たらこんなに稼げるよ」と、やたらと高収入をアピールする企業もあります。そのような企業は、離職率に着目してください。もし離職率が高ければ、それだけ仕事が厳しいということです。高収入の企業は、コミッション制(歩合制)であるケースが多く、とにかく高いレベルの結果を求められます。そして結果が続かなくなると、当然辛くなります。


もちろん、こうした企業が“良くない”ということではありません。「とにかく稼ぐ」ことを目標にしている方には合っています。ただしそれでも「その企業で何が身につくのか」は理解しておくべきです。コミッション制という環境で働くことに疲弊し、いずれまた転職を考えるようになるかもしれません。


そして次に転職を考えるときには、すでに現時点よりも年齢が上がっています。ポテンシャル採用がかなう年齢はとっくに過ぎている可能性もあります。同額の給与で転職を成功させるためには、他社で必要とされる「コアスキル」を身につけられるかどうかが鍵となるのです。


それから、月給を記載している企業の場合、「スタート時の月収が高い」というメリットにも気をつけてください。この情報に踊らされてはいけません。見るべきポイントは3年後の年収です。


当然、賞与の有無も大きく関わってきます。賞与の支給が業績に応じて変動する企業の場合、たとえ月収が高くても、年収で換算すると意外と少なかったということがあり得ます。また、昇給額が極端に少ないケースもあります。入社数年後に「年収が変わっていない」と後悔することがないように、入社前にしっかり見極めることが大切です。


離職率や数年後の年収モデルなどを自身で調べることが難しければ、私たちのようなキャリアコンサルタントに相談するのも良いでしょう。キャリアコンサルタントは、その企業の求人情報や入社時の年収だけでなく、昇給の制度や年収の相場などについても詳しいはずです。


 ③人を見るなら「社長」を見る

「人」に魅力を感じて入社を希望するというケースもあります。「採用の面接をしてくれた社員が魅力的だったから一緒に働きたいと思った」という理由です。


しかしこの理由もまた、入社の決め手としては少々危険です。ベンチャー企業でよくあるのが、一緒に働きたいと思っていた社員が、自分が入社をした直後に退職してしまった、というケース。大手企業と比べると、ベンチャー企業の社員は自身のスキルアップのため、もしくは独立して事業を立ち上げるために、早々に転職をする可能性が高いのです。社内の雰囲気を掴んだり、社員のモチベーションを知ったりという目的で「人」を見るのは良いですが、社員一個人への依存は避けたほうが良いでしょう。


「人」という点でいうと、社長を見ることをおすすめします。社長の考え方は社風にあらわれます。社長の考え方に共感できるか、自分が本当にやりたいことがその社長のもとでできるか。社長の考え方や企業の理念は、よほどのことがない限り変わりません。ベンチャー企業は、社員が社長と近い位置で仕事をすることが多いので、企業のビジョンと自分が同じ方向を向いているか、社風が合うかどうかを判断するには、社長を見て判断することをおすすめします。


④その企業で本当に「やりたいこと」ができますか?

いずれの場合も必要なのは、「自分がやりたいこと」が本当にその企業でできるかどうかを考えること。ベンチャー企業とひとくくりにいっても、さまざまな企業があります。甘い言葉に惑わされずに、その企業がご自身の転職の軸に本当に合っているかどうかを今一度考えてみましょう。


そしてもうひとつ大切なこと、それは市場価値の高い人になるということです。残念ながら会社の規模や年収の高さは、必ずしもその人の市場価値とイコールではありません。どんなときも市場で求められる価値の高い人でいるために、自信を持って「コアスキル」と言えるスキルを磨き続けましょう。


私たちシンアドでは、企業の採用担当者だけでなく、社長や現場の社員の方々ともお付き合いさせていただくケースが多いため、外からは見えない社内の雰囲気や働き方などもお話しすることができます。ご自身で気になる企業を調べることが難しいと思ったら、ぜひご相談にいらしてください。




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